本日の画像
ミクロワールドサービスが顕微鏡の世界を伝えるコーナーです。 日々の業務メモやちょっとした記事もここに記します 【2025年】 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 おしらせ
引き続き休みを継続します。業務再開時期は未定とさせていただきます。本ページは気が向いたら更新します2025/12/01 おしらせ その2
内部的な業務は日常行っていますが販売等の外部向け業務再開はまだ先と考えています。業態の見直しも進めております。メールなどは問題なく作業できることも多いので連絡事項などある方はメールいただけますと幸いです。新規業務の話とか,体調不良関連の話はご遠慮願います。 2025年12月18日
ちかくの公園に保存されている都電車両は中に入ることができなかったのだけれども,いつのまにか,水曜日の日中に開放されるようになっていました。数百回は通過しているのに公園に入って掲示を見ないとわからなかったので気づくのに数ヶ月以上かかりました…。さっそく水曜日の昼に訪問して乗車。そこには昭和の空間が広がっていました。機能だけがありよけいな装飾のない空間は,走行時の乗り心地はさておいても,落ち着いた視覚情報の時間を過ごすことができるような気がしました。戦後4年ほどで製造された筆者よりも19年ほど先輩の車両です(画像/MWS)。 2025年12月17日
顕微鏡デスクに鎮座しているH型に日が射していたのでこれを光源として撮影。H型は照明光源内蔵ですが,自然光での撮影ももちろんできます。画像1〜3枚目はアームを上げて斜入射の暗視野照明にしたもの。画像4〜6枚目はアームをおろして透過明視野と斜入射暗視野の混合照明にしたときの様子。プレウロシグマの格子構造が解像できています。ただ,自然光は変動が大きく,手持ちで使う場合は覗く姿勢によっても照明が変化してしまうので安定した同じ像を得るには適していません。 2025年12月16日
お世話になった会社がお引っ越し。いつでも明かりがついていたビルも真っ暗です。もうここに立ち入ることもないのかと思うと寂しい気もします。その寂しさは楽しかった時間の裏返しでもあります。そのまま歩いて都会の夕暮れを眺め,夕方さんぽを終えて帰宅し,きょうはどうやってカミさんを喜ばせるかと夕飯づくりに勤しむのです(画像/MWS)。 2025年12月15日
もう1枚,おととい掲載したシステムで撮影した画像を。プレウロシグマ。照明波長はλ=420nm。対物レンズのNAは0.65なので透過明視野中央絞りでは通常はコントラスト生成しません。しかし波長の短い照明光を使うことで解像限界が向上し中央絞り込みでも微細構造が解像できるようになります(画像/MWS)。 2025年12月14日
きのう掲載したシステムで撮影したカザグルマケイソウ。λ=505nm。これまで掲載してきた本ページでの画像のレベルからすれば見劣りがするかもしれませんが,半世紀以上前の顕微鏡で撮影した珪藻画像としては,世界水準からみてもじゅうぶん良質なものです(画像/MWS)。 2025年12月13日
あのニコンFよりも先輩の携帯顕微鏡H型にニコンF接続鏡筒をつけてFマウント化。そこからFT1を介してNikon1J5。こういったことができるのはFマウントを大事な資産と見なして供給継続してきたニコンのおかげです。ほんとうに感謝なのです(画像/MWS)。 2025年12月12日
てもちの写真撮影鏡筒を携帯顕微鏡H型に接続することに成功しました。この組合せは12年くらい前にも試しましたがコンマ数ミリの違いで装着できなかったのです。どうもH型の接眼部はJIS鏡筒よりもほんの少し太い感じなのです。それで諦めていたのですが,昨晩寝る前にふと思い立ち,眠っていた機材を引っ張り出して試して見るとなんとか装着できることがわかりました。こうなればこっちのものです。ニコンF接続鏡筒をつけてFマウント化。そこからF-CマウントアダプタでCマウントカメラ,FT1を介してNikon1J5,自由自在なのです。きょうの画像はCマウントモノクロカメラを接続してクモノスケイソウの画像をパソコンに取り込んだときのもの。H型の対物レンズは40倍でNAは0.65,接眼レンズはH.K.5xでFマウント鏡筒にリレーしています。照明波長は505nm単波長です。透過明視野中央絞りの画像です(画像/MWS)。 2025年12月11日
きのうの修理があまりにもうまくいったので,もう一台もついでに修理することにしました。大きな不具合はなく使えていたものですが,接点 2025年12月10日
うかつにも携帯顕微鏡H型に乾電池を入れたまま放置してしまい,運悪くたった一年弱の間に液漏れしてしまいました。乾電池の液漏れと真鍮パーツの組合せは最悪で電気接点はボロボロにになり重修理が必要となります。このところ,休業して自分の身体のメンテナンスに重点を置いているわけですが,静養していると体調が悪化するので毎日何らかの作業を継続しています。仕事はいくらでもあるのですが,作業していて気分のよいことが大事で,そうなると機材のメンテナンスを優先的に行うこととなります。 2025年12月9日
このページの更新記事を考えていたところ,遠方での大地震P波のような揺れを感知しました。筆者はきわめて高感度な地震センサーを持っていて震度ゼロでもわかることがしばしばです。すぐにすぐに強震モニタを立ち上げてみたところ予想通りに大地震でした。それがきょうの画像。まもなく来るS波を待ちますが,かなり特殊なゆれ方で長周期地震動のような感じでした。揺れが関東平野にトラップされたらしく,収束せずにかなりの時間ゆれ続けていました。震源からの距離の割には規模が大きく感じました。マグニチュードはおそらく後日に上方修正されるだろうと思います。となると津波の規模はけっこう大きなものとなることも予想され,現地にどうか被害を及ぼさないようにと祈らずにはいられません(画像/スクリーンショット)。 2025年12月8日
リケラボというサイトになんと円石藻の専門家,萩野(はぎの)恭子先生の記事が出ていました。先生のことは5年前くらいから存じ上げておりましたが,筆者が一度はみてみたいと思っている円石藻,Braarudosphaera bigelowiiを追い続けている真の専門家です。その記事の内容はすばらしく,また凄まじいもので,ぜひとも本ページの読者の方々にもご覧頂きたいと思います( こちら )。 2025年12月7日
とつぜん電気ヒーターが故障。主にトイレと洗面所の暖房に使っているものですが冬に向けての故障は困ります。おそらくはプラグ周辺の断線なのでそこいらへんの延長コードに換えれば修理は簡単だろうと思いました。ところが調べてみると転倒スイッチも不良のようでした。そこでまず転倒スイッチを分解してコイルバネを伸ばすことで接点不良を改善しました。そのあとテスターをあたって調べていくと電源ケーブルの片方が断線していました。ケーブルの被覆をしらみつぶしに見ていって,おそらくここが断線しているのだろうと被覆を切開して銅線を露出すれば±1mmの精度で大正解だったのでした。断線箇所がわかれば新たな部品購入の必要はありません。被覆を長めに除去して,別の銅線をたっぷりとブリッジ的にはんだ付けします。多量のハンダを流し込んでこの部分は剛体になっているので応力がかからないように竹の板を添えてPTFEテープ,絶縁テープでぐるぐる巻きにします。絶縁テープはべたつくので最後は養生テープで巻いて修理は完了です。当初は延長コードを用いて移植しようと思っていたのですが故障箇所をピンポイントで特定できたことにより,手持ちの材料だけで無料修理ができました。大変よろしい気分です。これでこの冬も凍えずに済みそうです(画像/MWS)。 2025年12月6日
きのう掲載した顕微鏡で快晴の日に自然光で撮影した結果がきょうの画像。1枚目,2枚目は千代田MKH付属の10x対物に5x接眼レンズで見た様子。コリメート法で撮影しています。3枚目はニコンCF対物10倍に10倍接眼レンズを装着して撮影したもの。複雑な自然光の光と改造コンデンサによって放散虫や珪藻が鮮やかに表現されています。コンデンサは拡散板内蔵なのでミラーで直射日光を導入しても標本が焼けることがありません(画像/MWS)。 2025年12月5日
修理が完了して息を吹き返し動態保存の状態になった顕微鏡は,廃棄寸前のガラクタ状態とはまったく違った輝きを見せ,活き活きとしているように感じます。これは顕微鏡に限りません。包丁でもドライバーでもピンセットでも,死んだ魚の目のような状態のものもあれば,眼光鋭い鷹の目のようなものもあるのです。筆者は手持ちの道具を可能な限りスクランブル発進可能な状態に維持したいと思っています。千代田MKHはいつでもスタンバイ状態になっています(画像/MWS)。 2025年12月4日
ひる過ぎから空が明るくなり雨雲も消えたので外出。いつものイチョウの下まで来たら天頂は曇天だけれども西側から日が射していました。なかなか見られない光の加減なので思わず撮影。曇天バックでイチョウがこのように浮かび上がるようにはなかなかならないのです。Nikon1J5で露出は+0.7EV,空もイチョウも飽和していない絶妙な加減です。大きな画像は こちら に置いておきます(画像/MWS)。 2025年12月3日
ふつか連続で秋葉原での買い物。運動不足解消のため歩いて帰宅します。きょうの画像はそのとき撮影した1日目と2日目のもの。なんだかよさげな雰囲気だな〜といつものように紅葉を切り取ったもの。あとで画像をみてびっくり。ほぼ同じ場所で同じ構図で撮影しています。フレーミングの角度は少し違いますが,立ち位置は1メートルもずれていないように見えます。これが作風というやつです。じぶん好みの構図をこんなに正確に切り取るんだと,自分の脳みそにびっくりなのです(画像/MWS)。 2025年12月2日
東京・上野の国立科学博物館では特別展『大絶滅展』が絶賛開催中です(こちら)。これと連動してあのナショナルジオグラフィックで連載企画がはじまっています(こちら)。大絶滅展に行く前に予習するとひじょうに効果的と思いますし,大絶滅展から帰宅して復習するにも最適な内容になっています。もちろん大絶滅展に行けない方にも重厚な情報提供となるすばらしい科学記事です。ぜひみなさまごらん下さい。 2025年12月1日
11月30日の日曜日もカミさんと紅葉探しのさんぽでした。モミジが多く植わっている近所まで歩き撮影。光を読むのが難しく,そこが面白いのです。きょうの画像はたぶん,このモミジを撮影した人でもほとんどの人が気付いていない構図。みんな,モミジの木を外側から撮るのだけれども,そうすると紅葉の鮮やかさは表現できないのです。木の下に潜り,斜入射で輝く葉をみつけて,その葉を黒バックにできる構図を模索します。きょうの画像は顕微鏡的にいえば,透過・偏斜暗視野・透過偏斜の光束を主にしたものです。そのポイントを探せばこのように表現できるわけです(画像/MWS)。 Copyright (C) 2025 MWS MicroWorldServices All rights reserved. (無断複製・利用を禁じます) 本ページへの無断リンクは歓迎しています(^_^)/ トップに戻る |