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ミクロワールドサービスが顕微鏡の世界を伝えるコーナーです。
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お知らせ


当面の間,休業いたします。6月7日から全ての手仕事系の仕事を止めました。予定の室内工事は終了しましたが,マンション外装工事が7月4日から8月終わりまでの予定となっています。このため仕事ができる日が限られ,web対応が困難になっています。休業明けまでは注文も予約も一切受け付けできませんのでご了承下さい。仕事再開については本ページでアナウンスいたします(MWS)。











2024年7月31日




30日は近所にお勤めの方が帰り道に寄ってくれまして顕微鏡の夕方になりました。といっても,勤務後の帰宅途中くらいの時間なので,筆者としてもこれは仕事ではなく知人とお茶する時間,くらいの感覚です。至近距離で新型コロナのクラスターが出ているそうでお茶は飲みませんでしたが…。

きれいなスライドグラスを得るにはどうしたらいいのかという相談を受けましたので,そもそもガラスの作り方,市販のガラスはどれが荒れているか。どんな風に荒れているかを顕微鏡でチェック,拭き方,キムワイプの持ち方など,いろいろな項目についてプチ講義,実習となりました。お仕事の役にたつのなら幸いでございます。旧知の方なのでお話ししていても楽しく,孤独な個人事業主としても疲れが和らぐ時間なのです(画像/MWS)。








2024年7月30日




このところの当室玄関付近の温度。この温度計は壁のコンクリートと窓ガラス付近の温度を示していて,この時期は30-32゚Cくらいの恒温器状態になっています。とうぜん南側のコンクリートはもっと蓄熱しています。こんな蓄熱箱の中で健康に暮らすのはなかなか大変なことです。建物が熱いのに空調からはき出される風だけ冷たく,「暑いのに寒い」という現象が生じます。これがてきめんに睡眠に影響するのです。クーラーの風がキライで空調を切ってしまうお年寄りも多いですが,分かる気がします。32゚Cの部屋で扇風機に当たっている方が身体がラクです(画像/MWS)。








2024年7月29日




こんげつ掲載した海緑石の画像はこんなシステムで撮影したものです。素通しの筒にNCF対物で直焦点。照明は上から電球色LED。じつに簡易な機材ですが顕微鏡光学的にはどこにも問題のないパーフェクトなものなのでちゃんと写ります。もちろん,通常の生物顕微鏡で透過照明などでも海緑石の姿を表現できます(画像/MWS)。








2024年7月28日




27日はEU方面から来日中の先生がうちに立ち寄ってくれて顕微鏡の午後となりました。少し経過してから顕微鏡映像のプロが仕事帰りに立ち寄っていただき,オッサン3人が果てしなく顕微鏡談義をするというじつに愉快な時間となりました。来日中の先生は顕微鏡使いとしても一流の方ですが,さすがにJamin-Lebedeff干渉顕微鏡は見たことがないはずです。そこで今日の貴重な時間はこのツァイスStandardの改造品に装着されたJamin-Lebedeff干渉顕微鏡をいじっていただきました。ほんの2,3のアドバイスで使いこなしているのはさすがだと思いました。

よのなかには,高価な機材は人に触らせない,という方々もけっこうおられます。機材の保全という意味では正解としかいいようのない作法なのですが,筆者は機材の保全よりは,その機材で何ができるのかを実体験してもらうことの方を優先します。100万円の対物レンズ,というものがありますが,平気で持ち出して「ほれ」と渡しておっかなびっくりの方にも使ってもらいます。Jamin-Lebedeff干渉顕微鏡も同じです。ひじょうに調整が微妙でそこいらへんの顕微鏡観察家がこれを渡されても干渉像はまず出せません。そんなものでもやはり使ってなんぼ,覗いてなんぼだと思うのです。

そーですねー,包丁研ぎも何も知らないけれども,料理に興味がある人に,240mmの正本の柳刃を渡して,これで刺身を引いてみて,という気分と似ているかもしれません。「高価な機材」には「次元の違い」があります。それを感じ取ってもらったら,いじってもらった甲斐があります。

もう十数年以上のむかしの話になってしまいますが,ある国立大学で15コマの講義をしていました。水環境,地球科学,海洋学,プランクトン,みたいな内容の「生物地球化学」という講義です。この講義のときに「珪藻」の話を2コマだけやったのですが,プレゼンではらちがあかないので,携帯顕微鏡H型を持ち込んで,これを授業中に回覧しました。「これ,落とすと20万円がパーですよ」と言ってから学生さんに回覧すると,皆さん丁寧に扱ってくれました。

別の講義のときは,「きょうの出席は,この顕微鏡を覗いたことを条件にしますので並んで下さい」と言って,JシリーズをセットしたH型を教壇において,出席をとりました。

まぁ賛否両論あるのでしょうが,これらの講義の受講者の複数名が,「珪藻の美しさにやられました」と授業評価に記載してくれました。そればかりか,それからかなり経過したあとの国際珪藻学会で,受講者が珪藻学者になり講演していたそうです。

これは実物の影響力が大きいということの一例ではないでしょうか。やはり本物を良い機材で見ることは大事だと考えます(画像/MWS)。








2024年7月27日




相場を知る,このためには現場の声が第一ですね。危機感を煽るつもりはありませんが,どんなに軽い感染症でも,その長期的予後がわからない以上,避けた方がよいよね,と考えるのです。筆者は高校生の頃,風邪をひいてしまいそれまで以前の嗅覚を失いました。小中学生の頃は,ワンコ級とまではいきませんが,自由自在に世の中の臭気を判別できたのです。それがたった1回の風邪でなくなってしまい,本当に残念なのです。まぁその風邪のせいで,嗅覚がそこいらへんの方々と同じレベルになり,要らぬトラブルが減ったことはよかったのかもしれませんが…(画像/スクリーンショット)。








2024年7月26日




なかなか面白い記事があったので紹介です( こちら )。こういった記事をみると東北生まれの筆者は包丁とまな板を持って駆けつけたくなります…。マグロのあら歴というものがあるとすれば,今年で24年目です。貧乏でありながらもうまいまずいはわかる舌を持ってしまったので安価に美味な食事を求めるのです。

魚をおろすと頭の部分を落としてしまいますが,じつはこの部分は最上級の味わい部分なのです。とともに,さばくのも面倒という意味で最上級です。商売的にはやってられないのでこの価格なのです。

でも魚のことがわかり,多少の研ぎ技術もあり,どこがどれだけおいしいかを知っていれば,まぁたまには時給5500円(*1)の能力をこのマグロに注いでおいしいものを作ってもいいよね,となります。(*1 国立大学集中講義非常勤講師の実績[複数の大学])

つまり価格はどうでもいいのです。

100円の素材で素晴らしい寿司ができてもいいし,出来合の1980円のマグロ鮨が美味でもいいですし。

技術を価値・価格に換算できる人など世の中にほぼいないので,原材料費で安い高いを論じてもなんの意味もないことすらあるかと思います。

筆者は(諸経費を除けば)タダで入手した珪藻や放散虫で商売をしていますが,とうぜんそこには技術料というものが存在します。タダみたいな価格にはなりません。というか,どんなに貴重な高価な試料でも,技術料から考えれば原材料費は誤差みたいなものです。

そういった観点から,メジマグロの98円を眺めていただければと思います。この値付けは水産で栄えた港の実情でしょう。浜のおばちゃんでも面倒だから買わない。だから98円なんだろうと。都内なら398円でもよろしいかと。

いやー,いいなーと思います。面倒なのは確かなんだけれども,キンメの頭は煮魚の定番ですしウマいのです。98円の素材を前に,午後の2,3時間を遊んで見るのもよいことと思いますねー。そう筆者が言わずとも,ウチのカミさんなら「安かった」と言って連れ帰ってきそうですね。わはは(画像/スクリーンショット)。








2024年7月25日




あついのがキライなので子どもの頃から最高気温の情報は絶えず眺めています。子どもの頃は八王子市に住んでいて,ここは夏の高温ランキング上位の常連だったのです。高校生の頃に39゚Cを超えて全国ニュースになったこともあります。いまでは北関東の熱地獄が当たり前の世の中になっています。日本列島のエネルギー消費や蓄熱構造がこの30年で徐々に変化してきているのだろうと思います。今年に入って感じた変化は,静岡県がランキング上位の常連となったこと。確かに内陸部は暑いところなんだけれども,そうでないところでも上位に食い込んでいます。風の吹き方が変わり海風の効力が弱まったのでしょうか。よくわかりません…(画像/スクリーンショット)。








2024年7月24日




よなかのこの時間でこの気温はやってられないですね。運動不足で気分も体調もなんだかなーという感じなので夜の散歩くらいはと思うのですが,開けた芝生の上の気象観測点でこのくらいの気温だと,周囲のそこいらへんは平気で+2〜3゚Cあるのです。そりゃそうです。アスファルトも建物も蓄熱している上に,どこの家庭からもエアコンのヒートポンプからの廃熱があるからです。子どもの頃は八王子に住んでいて,真夏でも窓を開けて寝たら明け方は寒いくらいでした。それが大学院の頃になるとビールの500缶を数本飲んでも明け方まで寝られないというひどいことになり,それから都心で暮らせば外出すらしたくない,駅にも行きたくない,といったひどい暮らしになっています。筆者はもともとイワナ・ヤマメのような冷水性魚類の人間だったので,20゚Cを超えると黄信号,25゚Cを超えると酸素エアレーション,30゚Cを超えると活動停止,33゚Cを超えるととにかく避難。そんなタイプです。低温は滅法つよいかもしれません。10゚Cの室内でも平気です。客人はブルブル震えていますが。

むかしはそうではなかったのに,毎年繰り返されるこの罰ゲームのような熱地獄は,なんなのだろうと弱り果てています。まぁ,世界的な地球温暖化に加えて,関東圏のコンクリート被覆率が増大して蓄熱が増え,緑化率は減ったので蒸散が減り,海風が吹き込む北関東を中心に高熱になる構造を作り上げた現政府の罪は重いですね。

こんな状況でも,江戸川臨海付近は毎日涼しい生活になっています。涼しい海風が吹き込むからです。その涼しい風は都内や埼玉県南部で温められ熊谷・前橋方面に向かいます。暑さを誇っている場合ではないです。おまえら責任をとれと,埼玉,東京の熱供給に対して訴えてもよろしいかと思います。実害が出ているわけですので(画像/スクリーンショット)。








2024年7月23日




もし筆者が当日朝に神戸とか新大阪にいたとして,朝から新幹線が止まっていて,その理由が保線車両の衝突事故で,しかもマルチプルタイタンパーが事故ったという情報を得たならば,どうやって帰京しようと思うでしょうか。その日のうちにもどればいいとすれば,こんな感じですかね。

まず新快速とかその当たりで大阪周辺まで。そうしたら近鉄に乗って名古屋まで。特急ひのとりが予約できればそれにのります。そうでなくてもいろいろあるので,適当に乗り継げば名古屋には着きます。そこから中央西線に入ります。特急「しなの」に乗るか,普通列車に乗るかは混雑状況で決めます。塩尻で乗り換えて特急「あずさ」にするか,そこで普通列車に乗って途中から「かいじ」にするかは現場の状況で決めます。

状況によっては普通でそのまま高尾に向かいます。そのときは京王線に乗り換えて新宿,そこから山手線で大塚。または中央特快で御茶ノ水,そこから歩いて帰宅します。こんな感じですかね。

もう一つのルートは,サンダーバードと北陸・長野新幹線でグリーン車かグランクラスですが,たぶんこれは瞬時に満席になるはずなので選択肢には入ってこない感じがします。

もちろん王道ルートの,名古屋までどうにかして,そこから浜松まで東海道線等で移動して,浜松から「こだま」で帰宅するという手もあるでしょう。しかしこのルートはあまりにもわかりやすいので人々が殺到し,着席することはほぼ不可能で,殺気立った雰囲気のなか,延々とストレスを抱える時間を過ごすことになる可能性が高いです。

個人的には,殺気立ったストレスを我慢しつつ3時間早く帰れる方法よりも,3時間余分だけれども,空いているし,景色もいいし,お弁当もおいしいし,新型コロナ感染の可能性も低いし,まートラブルは大変だったけれども,そのおかげで車窓の風景を満喫できたなーと思う方が幸せです。出張だろうが遊びだろうが旅なのです。交通機関のトラブル対応はパズル解きみたいなものなのですが,そこに,ちょっと旅の要素を加えてハプニングを楽しんで見るのも一興かと思います。

高速バスなら着席できますがちょっと楽しみが少ない気もしますし,満席で車内の換気が不十分なら新型コロナに感染するのは数年前からの常識なので優先順位としてはあまり高くないですね。

新型コロナという点では,近鉄,名鉄で豊橋まで移動して,そこから飯田線に入り,中央線経由で都心に戻る方法もあります。この経路が混雑するはずはないので,時間はおそろしくかかりますし,余分に一泊になるかもしれませんが,安全に,そして風光明媚な日本の絶景を楽しむ移動としては大変よろしいかと思います。

などと呑気なことを言うことができるのも,筆者はカネのない学生時代に東京から名古屋への環境経済シンポジウムに参加するのに,新幹線を浜松まで乗って,そこから多治見に宿をとって,イワシの丸干し定食を食べてシンポに参加し,帰りは中央西線の鈍行,そこから甲府まで,途中で頭痛がしてきたので甲府から特急で帰宅(八王子)したこともあるのです。それからうん20年以上経過後も,名古屋シンポジウムへ鈍行で往復したり,静岡シンポも鈍行で往復したり,仙台シンポから鈍行で帰宅したりと,ふつうの人が採用しないであろうルートを検証したりしているからなのです。

それだけではありません。時刻表を読み物として読んでいたのは小学生の頃です。日本中の路線図がなんとなく頭に入りました。「こうひんほくせん」「こうひんなんせん」とかロマンに溢れた路線も記憶に残っています。

新幹線のトラブルで大変お疲れになった方々も多いかと思います。お疲れ様です。大変でございました。ごゆっくりお休みいただき,今後はぜひ,JR東海を恨むばかりでなく,日本の交通インフラを使い倒すとこんなこともあるのかーという新鮮な観点で難局を乗り切って頂きたく思います。新幹線の車窓も楽しいのですが,普通列車からの車窓も良いものです。速度が低い分,なんだか記憶に残る感じがするのです。

で,なんできょうの画像がコロナ感染なのかというと,こういった非常時こそ,コロナ感染のことを気にして移動すべきと思うからです。目先の目的を最優先に解消しようとする人は,ほかの事案を軽視しがちだと個人的には思います。東海道新幹線で浜松・名古屋まで出て,東海道線で移動して東京あるいは名古屋方面へ移動しようとした方々が,時間的な解決法として最適な解を選んでいるかもしれませんが,新型コロナ感染という点では,かなりまずい方法ともいえます。

静岡在住の方々なら当たり前ですが,在来線の編成は短く,本数もそれほど多くなく,それでいて,日常でも,そこそこの乗車率なのです。そこに新幹線が停止となれば,まぁ地獄の状態になるのは簡単に想像できます。一時間に万単位の人間を容易に輸送できる交通機関が停止したら,3両編成とか6両編成とかの千人単位も輸送できない在来線には代替はできません。ぎゅうぎゅう詰めの満員電車になります。

われ先にとぎゅうぎゅう詰めの電車に乗り込むような方々の全てが,現在のKP3.1系の新型コロナの感染に備えているとは到底思えません。馬鹿者が一人,ぎゅう詰めの車両に乗っていれば,10人に感染させることは容易でしょう。こうやって感染は広がるのです。

ので,本日の画像は,どれほど感染が広がっているかというスクリーンショットなのです(画像/スクリーンショット)。








2024年7月22日




Jシリーズ(海緑石・放散虫)は予定数を完売しました。お越し下さいましたみなさまに御礼申し上げます。ありがとうございます。

この標本は,海緑石の緑色と放散虫の輝きがとても鮮やかに見えるものですが,輝度分布的にはあまりにワイドレンジでデジタル画像では表現できません。HDRで撮影しても擬似的なものとなります。実際に手にした人だけが見ることのできる色,コントラスト,ダイナミックレンジがあるのです。実物は画像よりもずっと鮮明に見えます。標本上面から強力なLEDライトなどで照明して観察します。いろいろお試しいただければと思います(画像/MWS)。








2024年7月20-21日






























20日,21日開催の 博物ふぇす にてJシリーズ(海緑石・放散虫)の販売を行います。画像一枚目は,全体のおおまかなデザインです。中央部の海緑石や放散虫の配置は若干ことなります。限定13枚で,きょうの画像で示したものです。価格は税込5,000円。手作業で並べている超高級標本なので,超特価といって良いでしょう。基板は研磨しており,どこまでもクリアな視界に放散虫,海緑石,海綿骨針などを見ることができます。ブースはC-06,RC_GEARさんのところです。

21日の開始時点でもも在庫はじゅうぶんにあります。ご希望の方はお早めにどうぞ。

現在は新型コロナが感染拡大中です。昨年の同時期と同等以上の危険性と認識しています。SNSによれば,昨年はノーマスクで博物ふぇすに参加して新型コロナを持ち帰り家庭内感染まで拡大した例も多く観察されています。

感染を防ぐのは簡単なことです。みんながマスクをして空中ウイルス量を減らすことです。そして換気を行いさらにウイルス量を減らすことです。そして,大量の人間がいるところには,あらゆるものにウイルスが付着していますので,何かを触ったら手を洗うなり,アルコール消毒するなり,手指のウイルスを不活化することが大事です。ウイルス大量の指先で目をこするだけでも感染しますので。

こういった,4年前の春の時点でわかっていたことも忘れることもあるでしょう。でも,ウイルスを広めて良いことはないように思います。感染症対策を施した上でお越し下さい。少しでも体調に変化がある方は参加を見合わせますように(画像/MWS)。








2024年7月19日




きのうの記事を書いて半日後には梅雨明けらしい…。まぁそうだよね。空をみればそんな感じだから。ここからが厳しいですね。だいたい8月11日頃まで厳しい暑さが続くのです。そうして,それならペルセウス座流星群でも見に行こうかと準備をすると,信じられないような災害級の大雷雨などが発生して,楽しみは奪われるのです。筆者はペルセウス座流星群の観望歴は40数年になるので,これは統計的にも有意なことだろうと感じています。ざっと思い出してもまともに流れ星が見えたのは1/4以下かもしれません。雨の特異日かもしれないのです(画像/MWS)。








2024年7月18日




そろそろ梅雨明けかと感じさせそうな空だけども,よく見るとまだ湿気が残っている感じ。できれば遅い梅雨明けで大地に水分を補給して,日射エネルギーは少なめにお願いしたいところです。ヒートアイランド対策を公約に掲げて過去に当選した都知事が,神宮外苑で高層ビルを認可する狂った世の中なので…(画像/MWS)。








2024年7月17日








まさに感染爆発の状況。今さらマスコミが報じたところで手遅れです。政府はアリバイ作りの注意喚起をしましたが中身がなく,マスコミも「いま何をすればいいのか」を述べません。まるで「感染対策だけは報道するな」という圧力を感じるかのようです。こんなことを毎年毎年繰り返したら,医療従事者が人手不足になり,結果としてさらに死亡数が増加する世の中になってしまいます。まったく政府は何がしたいのでしょうねえ(画像/MWS)。








2024年7月16日




ヒラメの刺身で夕飯を食べたのだけれども,どうも味が薄い。さすがに夏場のヒラメは冬場よりは味が落ちるのかと実感。だけれども,鮮度は抜群で劣化は一切感じません。強いうまみはないけれども決してまずいものでもない,淡い味,そんな感じです。

ので,残りの刺身には藻塩を振り,オリーブオイルを垂らしてコショウ少々にシソの葉を散らして冷蔵庫で寝かせました。これをつまみに寝酒。これなら客に出せる味。昆布締めでもよかったかな。同じ食材でも季節ごとに扱いが変わるなぁと実感したことでした(画像/MWS)。








2024年7月15日




ひどすぎるピンセットの修復前画像を頂戴したので掲載。茹で蛸の足先と書いたのは誇張でも何でもないことがわかります(笑)。ガラス管をつまんでバーナーで炙って使っていたらしいのですが,超精密ピンセット,VigorのNo.5の使い方としても正しいとは思えませんし,どうすれば刃先をこんなふうにできるのかが謎です。

たぶん茹で蛸の足先の形状が必要で加工したのではとも想像するのですが,それにしては精度が不足していて先も合っていませんし刃先の合わせ角も開いてしまっておかしなことになっています。それにある種の精密ピンセットの先端をこのように曲げられることを知っている人はまずいないと思います。ひょっとすると超エキスパートの仕事でしょうか? ますます謎は深まるばかりです。

でも,ほかのピンセットをみても,みな先端が破壊されていたので,エキスパートの仕事ではなさそうとも思います。SSの先端がぐにゃぐにゃに曲がっていました…。

さて,このような形状のものでも結構修復することができます。炭素鋼のピンセットでは形状を戻すと刃先が折れてしまいますが,ステンレスや超合金のものではかなり粘りのある鋼材のことも多く,少しずつ元に戻してやれば折れることなく復活します。もちろん,ペンチなどを使っての修理で刃先がぐだぐだになるので,一度刃裏を削って平面を出して,刃先をあわせてから先端の形を作っていくことになります。

金属疲労は残っているだろうと思いますが,この超精密ピンセットのテンションは100gほどで,さらにそこから100g程度の握りで使うものなので実用上は修復後のものでも刃先が折れる心配はないだろうと思います。強度的に不安があったり,先端の形状が気に入らなければ,茹で蛸の足先の部分を切り落としてから整形し,No.5Cの形状に近づけて研いでも良いですね。

きょうの画像のようなピンセットはふつう捨てられる運命にあるので,そういったものは廃品回収のチャンスです。「これもらっていいですか?」と聞けば大抵OKとなるでしょう。超精密ピンセットがタダで入手できるかもしれません。研いで修復するのは大変ですが愛着もわいてたのしい作業でもあります(画像/MWS)。








2024年7月14日




ふだん使いのピンセットの例。下の2本はFONTAX Taxalの1番と3番。上の2本はgootのステンレス製TS-11,TS-12です。gootのピンセットは,購入時はまったく使い物にならない精度の刃先ですが,歪みを取り,テンションを調節し,研いで刃先を整えると高級ピンセットに匹敵する使い勝手になります。価格はFONTAX Taxalの1/30くらいです。研ぎさえできればこんなに安価で良い素材もないと思えるほどのものです。筆者は標本制作の核心部分ではFONTAX Taxalの3番を使いますが,それ以外の作業ではTS-11,TS-12もふつうに使っています(画像/MWS)。








2024年7月13日




12日は珍しく技術研修の夕方でした。それもお題はピンセットの修復研ぎで初めての案件でした。持ち込まれたピンセットを見るに世界最悪の先端で,わかりやすく表現すれば,刃先が茹で蛸の足先になっているのです。くるくる巻き込まれているのです。

ひでえ。ひどすぎる。

まぁそう思っても,職人的には,なんとかしようと思ったりもするんだよなー(画像/MWS)。








2024年7月12日




きょうの画像は近所の公園の池で見かけた泡つぶ。メロシラ・バリアンスという淡水産珪藻が光合成により作りだした泡粒です。教科書的には酸素の泡,ということになるのですが,実際に測定したもと信州大学の中本名誉教授( こちら )によれば,酸素濃度は約40%とのこと。バクテリアや原生生物の存在によりガス交換が起きているのでしょう。それでも酸素濃度40%はなかなか驚異的な数字です。自然界は平均的に見て均質ですが,ミクロな部分では不均質で,けっこう極端な微小環境が生じているのです(画像/MWS)。








2024年7月11日




このページは真実追求型の記事を載せることも多いです。それはなぜかというと,世の多くの人々が権威を信じマスコミを信じ医者を信じ簡単に洗脳されてしまうのを苦々しく思っているからです。様々な分野の勉強を積んできた人間として,真実に近い内容を追求し,より正しい情報を流すことは国民の一人の責務とさえ思っています。

さて,きょうの画像は医師免許を持つ作家が裁判に負けたというニュース。すでに本ページでは,昨年の3月14日の記事において,この人が裁判に負けるであろうことを記しています。様々な情報を集めて総合的に判断できる人であれば,この作家が裁判に負けるであろうということは簡単に見抜けます。

この作家が裁判に負けるのは二回目です。こんな粗雑な書き込みをする作家の書き込みを多くの人が信じたかと思うとほんとうに残念なことです(画像/スクリーンショット)。








2024年7月11日(2)




この作家の問題を採り上げるのは,影響力がひじょうに大きく,さらに悪質性が高いと判断しているからです。そのことを示したのが上の画像。自分の立場が危ういと知ると,カネを積んで相手の心理を操作しようとする。この部分だけ見れば人間のクズです。

しかし被告には残念なことに,世の中にはカネで動く人と動かない人がいます。本ページの読者ならよーくおわかりでしょう。筆者は一億円積まれても自分の信念を曲げないタイプの人間です(*1)。そもそもカネばかりが欲しかったらこんな仕事をしていません。そしてそのことは,この訴訟の原告のNPO法人代表や弁護士も同じでしょう。

悪質性の証拠として追加記事として記す次第です。

なお以前の記事でも書きましたが,この医師免許を持つ作家は,作家としては大変優れていて多くの読者を獲得し,ミステリー文学界に素晴らしい貢献をしていることは明白です。筆者はその部分はまったく否定はしません。この作家さんのSNSは信用するに値しないゴミクズ情報に溢れていましたが,文学作品は別です。

ので,悪質性と書きましたが,それは筆者が観察しているweb上での話であって,ミステリー文学界の話ではありません。ファンの方々はこれまで通りにこの人の流麗な筆致による作品を楽しめばいいのだろうと思います。ウチのカミさんも図書館で借りて喜んで読んでいました。

ま,カネでどうにかしようとする点で,底の浅い人間だなと,個人的には思いますがね。でもそれが現代日本の平均値である気もしますし…(画像/スクリーンショット)。



*1 カネで人が動くと思ったら大間違いですよ。それは平均的相場に過ぎません。でも筆者の特性を見抜き,「ニコンのレクチファイア・アポフォトと引き替えに,この件はどうかご内密に」と言われたら,うーむどうだろうか。蹴っ飛ばす気もしますし,そうでない気もします。わはは。




2024年7月10日




きのう「人災」と書きましたが,たとえばきょうの画像のような被害が生じるわけです。政府がなぜか感染対策を放棄し,マスク外しを主導し,マスコミでのコロナ隠しを主導した結果,人々は簡単に洗脳されて新型コロナの検査陽性率が爆増していることも知らずに無関心に過ごした結果,スーパースターが次々と感染することとなったのです。これが人災でなくしていったい何なのでしょうか。羽生さん,佐藤さん心配です。筆者はむかし羽生さんの隣町に住んでいて,いまは佐藤さんの隣町に住んでいるのです。昔から応援しているほぼ同世代のスターなのです(画像/スクリーンショット)。








2024年7月9日






新型コロナの検査陽性率は43%を超えてさらに増加中です。このさなかに世の中の相場を調べてみたのがきょうの画像。2回目,3回目の感染者が多く存在することがわかります。感染対策などで防ぎきれない人の感染確率は高くなるでしょうから,1回かかった人は1回もかかっていない人よりも,再感染する率は高いでしょう。この感染しやすいグループに何らかの対策・介入を施すことができれば感染者を減らすことができるはずですが…。政府がまったくやる気を見せないので,この「人災」は今年も繰り返されることでしょう(画像/スクリーンショット)。








2024年7月8日




みどり色にはいろいろあるのですが海緑石の色はなんか「安心」とか「安らぎ」とかが連想されるような緑色のように個人的には感じています。こんな標本を作るのはほんとうに繊細な作業が必要で,暑さの中,空調も使わずに時には息を止めつつ作業するのですが,海緑石の緑色のせいか,ストレスは少ない気がします。作業時にもこの深い緑色が見えていることがひとつの原因かもと思ったりもしています(画像/MWS)。








2024年7月7日




うだる暑さのこの時期はやはり海緑石がクールだなーと感じます。珪藻土の中にほんの少しだけ入っているものですが拾い集めて見ると宝石的な色合いを感じます。ところで,きょうの画像の標本にはガラス質の薄片がひとつ紛れ込んでいます。完全透明の薄い薄片は照明の影に入り込むと見逃すことがあり,こんなことになってしまったりします…(画像/MWS)。








2024年7月6日




こんげつ4日からマンションの塗装工事が始まっています。マンションの外壁を取り囲むように足場が設置されます。朝から午後まで電気ドリルの音や資材運搬の組み付けの騒音が止みません。筆者は夜遅く寝て昼前に起きるような生活をしているのですが,朝からとんでもない騒音にたたき起こされ,その後も寝られず,なんだかすっかり疲れてしまいました。これが8月の終わりまで続くのかと思うと暗澹たる気分になります…。この暑い中,作業をして下さる方々にはほんと感謝しかないのですが。眠い…(画像/MWS)。








2024年7月5日




これは水面の反射を撮影したものですがたぶん誰でもどこなのかがわかるという場所です。そして筆者がなんのためにこの場所を通過したのかも本ページの読者ならお見通しと思います。ぷしっとしたあとにがぶっとやってイヤー満足という一連の流れなのです。わはは(画像/MWS)。








2024年7月4日




3日は協力案件で顕微鏡の夕べでした。ほぼ未経験者がプランクトンを採集してみて,観察,撮影まで体験してみるという企画です。当室は機材・スタジオ提供という観点からの協力です。単眼顕微鏡からハイエンドに近い像が拝める顕微鏡まで準備して,採集して数時間以内の新鮮なサンプルをマウントして皆で観察しました。暑い中,来訪頂いたみなさまに感謝申し上げます(画像/MWS)。








2024年7月3日




タラシオシーラのむかし撮影した画像を眺めてみると,ここにも六角形と七角形とかで破綻回避している様子がわかる。自然の摂理というものは奥深いものです(画像/MWS)。








2024年7月2日








これが世の中の「相場」というものです。日本人の大半はマスコミに操作された集団なので政府とマスコミのコロナ隠しにまんまと引っかかり,こんなことになるのです。もちろんこういった誘導を意図的にやっている政府とマスコミは世の中から葬り去られるべき存在ですが,欺されていることに気付かない国民もなんだかなーという気はします。自分から情報を取りにいけば判断材料は転がっているのです。

何かを判断しようとするときにどんな情報が必要か,その訓練ができている人が少なすぎる印象を持っています。これは科学者かどうかは関係ない感じがします。むしろ,危機管理の問題かもしれません。

テレビなどで「危ない」という情報が回っているときにそれに従うという行動様式は,「私はテレビに洗脳されたいのです!」ということです。リスクというのはそこいらへんのあらゆるものに存在しているのですが,それを意識しない人には評価不能です。意識しない人には,道路を歩くことがどれほど危ないか,クルマを運転することがどのくらい生命にかかわるかを理解できないのです。

そういった大雑把な方々がふつうに存在するのが世の中ですので,新型コロナウイルスも安心して人々の間で感染を繰り返すことができ,不安定な一本鎖RNAの変異を繰り返して人類やほかのほ乳類と共存繁栄することでしょう。

人獣どちらにも感染するので根絶が難しいことは明らかです。でも,いまどのくらい流行していて,こうやったら感染リスクは少しは下がるよ,といった対策をマスコミで流せば,どう考えても感染者も死者も減るので良いと思うのですが政府はそれを絶対にやりません。たぶん何らかの理由があるのでしょうね(画像/スクリーンショット)。








2024年7月1日






くたびれた感じの日曜日だったので睡眠療法を採り入れてひたすら睡眠。02時に寝て途中何度か起きてはいますが11時半まで睡眠。こんどはひたすら水とお茶(出がらし)を飲みます。目が覚めたらごく軽い昼食。そうしたらカミさんが『吉池のアジフライ』を連れてきてくれたのでバカ夫婦のビールタイム。アジフライをグリルでこんがりさせるのは筆者の役割。これでプレミアムモルツをぷしっとやれば,平和な日本を噛みしめることができるのです…。吉池,ありがとうという気分になります。

で,ビールを飲めばなんだかだるくなるのでまた睡眠療法。夕方は横になっていました。少量頻回の睡眠を補給して,18時過ぎから夜飯の支度など。すっかり回復して,カミさんのZoom定食を用意して,小玉スイカをむいて,翌朝のご飯を準備して,洗い物をしてと日常生活で時間が過ぎゆきます。

ひさしぶりにほぼ仕事をしなかった一日でしたが,そんな日もたまには必要かもしれません。

もっとも,家事は仕事ですし,筆者は兼業主夫なのですが,仕事の優先順位はつねに「主夫」の部分に重きを置いています。夫婦が健康で問題なく暮らせているところにJシリーズが生み出されるわけなので。

だからほんとうは仕事がしたくても,カミさんの意向を伺い,これはビールが必要だとなれば,最適なつまみを用意して「プシッ」の時間も必要になるのです。わはは(画像/MWS)。









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