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ミクロワールドサービスが顕微鏡の世界を伝えるコーナーです。
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【今月にもどる】 




『珪藻美術館』(福音館書店) 好評発売中!
 



『珪藻美術館 ちいさな・ちいさな・ガラスの世界』
(たくさんのふしぎ傑作集)

 奥 修 文・写真
 福音館書店,48ページ,1300円+税 
もらったら嬉しい気持ちになる科学絵本です。大人でも子どもでも楽しんでいただけます。プレゼントにも最適です。全国の書店やネット書店,amazonさん などでお買い求めいただけます。





2022年11月30日




すこしでも前進前進,中年オッサンになると,なにもしないと退化するので「バカにならないあがき」が大事なのです。きょうの画像は数日前に作ったもの。10年前に作ったものより格段に高品質です。まだバカにはなっていないようです…(画像/MWS)。








2022年11月29日




わすれられない言葉というものをみなさんお持ちですか? 筆者はたくさん胸の内に秘めています。本ページ的に重要な言葉は,「職人」です。かつて在籍時に大変お世話になった研究所の室長から「おたくは職人の気がある」と言われ,別の国立研究所の室長からも「マイスター」と言われました。これら室長のお言葉はアッパーカットではないものの,ボディブローのようにじわじわと身に染みてこんにちの筆者があります…。

在籍時の室長は三途の川の向こうに行ってしまいましたが,頂いたたったひとことの指針はいまも大事に心の羅針盤となっております。室長ありがとう。

それで実際になんだかんだあって職人として暮らしてみると,ある国立大学の名誉教授から「ぜんぜんタイプは違うけど根は一緒だよね」という有り難い一言。海外のトップ研究者からも筆者制作の標本をみた感想としてクラフトマンシップを評価いただきました。

多くの人は,大衆から注目されて賞賛されるといい気分になるらしいです。日本のSNSをみても確かにそんな感じがします。でも,筆者はべつに職人として評価されたくて活動してきたのではないのです。個人が評価されることはどうでもいいと思っています。制作物を見て欲しいのです。

世の中の多くの人たちは,驚異的な作品をみたときに,「その中身に没頭」するタイプと,「こんなスゴいものを誰が作ったか」ということを気にするタイプに大別できる感じがします。前者は自然界に興味があり,後者は人間に興味があります。

もちろんどちらのタイプも市民の多様性的な観点で大事なのです。でも,後者のタイプは職人の作り出す完成品に興味が薄い点で,職人的にはあんまり有り難くない感じもします。スゴイスゴイと人物をミーハーに話題として採り上げて情報を消費するタイプの感じですね。

そのミーハータイプからテレビ取材の申し込みが相次ぐのですが正直なところ対応不能でここ一年は全て断っています。準国営放送の良心的なお申し込みもありますが,残念ながらデメリットも大きく,コロナの関係もあって全てを断っています。

ぜひとも,制作物の中身に没頭して,微化石の世界を探求される方々が新たに誕生すればいいなと思っているのですが…(画像/MWS)。








2022年11月28日




25日(2)の本ページで,子どもの顕微鏡の覗き方ごときに目くじらを立てるな,体験を優先させろ! 正しさの押しつけで体験を分断するな! という記事を書いたのですが,これには深い深い理由があるのです。そのことの一端を示したのがきょうの画像。SNSで「カバーガラス 授業」で検索して出てきたもののごくごく一部です。10年以上前から「カバーガラス」で検索を継続しているのですが傾向はまったく変わりません。

これは笑い事ではないのです。肉眼で見えないものを見る新鮮な体験の時間が,「ガラスを割ってしまった懺悔の時間」になってしまっているのです。科学者の卵たる少年少女が,ガラスを割った→悪いことだ→怒られた,といった記憶の定着により,顕微鏡=たのしい となるはずの体験が,顕微鏡=ガラスを割った というネガティブな記憶になってしまっているのです。これは国家的損失といっても過言ではありません。

全国の教員先生にお願いしたいのですが,カバーガラスを割っても叱らないで下さい。カバーガラスは顕微鏡のプロでもしばしば割るものです。そういったデリケートなものを素材に「ものを壊した→叱る」という行為は児童に対して教員の優位性を誇示する最悪なものです。「割れやすいんだ」「壊しても仕方がないんだ」ということを教えるのが真の教育です。カバーガラスを割ったくらいで学校に電話で謝罪する。想像を絶する息苦しい悲しいことで,こんな思いを児童にさせてはいけません。

もちろん,本ページでは以前にも書いたようにカバーガラスは再利用してはいけません。これをきれいに洗うことができる人はそんなにいません。新品をどんどん使い捨てにするのが教育上最良の使い方です。児童が割ったとしても,「大丈夫? ケガしてない?」と確認して,「よく見ようとして対物レンズをぎりぎりまで近づけたんだね。それは間違ってないよ」と教えてあげましょう。

世界最高峰の自動化顕微鏡の対物レンズが筆者制作の超高級プレパラートの位置検出に失敗して突き破って破壊する時代です。初体験の児童生徒が整備もままならない顕微鏡でカバーガラスを割るのはむしろ当たり前です。そこの心理学的な部分も,21世紀になってだいぶ経過した現在にあっては,考慮してもいいのでは…とも思うのです。現代は,子どもの顕微鏡の覗き方に目くじらを立てているようなフェーズではないのです(画像/SNSからのスクリーンショット)。








2022年11月27日




ほうさんちゅう(放散虫)を狭い視野に集めるのは難しいのですが,いろんなものがぱっと見えるのはいいことなので技術開発中。。これが言語に絶する難しさなんです…(画像/MWS)。








2022年11月26日




すっかり秋の風物詩となったナチュラルヒストリーフォトコンテストの締め切りが迫っています(こちら)。今週末は,撮影画像の整理をしつつ,この希有なコンテストの応募作品を決める時間にするのもよろしいかと思います。これまでも本ページの読者様が何度か入選しています。応募総数が少ない割にはレベルの高いフォトコンテストです。素敵な写真が見られることを筆者はいつも楽しみにしています(画像/MWS)。








2022年11月25日(2)




23日の午後に国立大学の先生から,顕微鏡の使い方に関するSNS上での話題を教えて頂きました。それがきょうの画像。出典は こちら です。この画像を見た人からSNS上で激しいツッコミがあるとのことでした。それを見た筆者の感想は,ふーんそうなの,といった感じのものでした。

この画像がやらせではなく,実際の観察シーンを切り取った一コマだと仮定します。

その仮定の下で筆者が抱く感想は,「何の問題もない」というものです。この画像の顕微鏡はプラスチック製のおもちゃで落としたくらいで壊れるものでもありません。像はひどいものでしょうが,それでも拡大はしてくれるので,面白い物体がマウントされていたら夢中になって覗く人もいると思います。その「夢中」というのが原体験となって,「理系」への親和性の原動力になるのです。

筆者なら,この場面に遭遇したならば,何も言わずにそっとしておきます。この子が観察に集中しているならその方法がその子にとって正解で,その体験の邪魔をしてはいけないのです。「正しい使い方」をその場で教えようものなら,この子のかけがえのない体験が分断されてしまいます。

世の中には供覧顕微鏡というものもあるのです。これは手持ちで使い,みんなで「回し見」するためのものです。顕微鏡はべつにデスクに置いて使わなくてもいいのです。供覧顕微鏡の子孫が こちら ですがじつに便利でよく見えるのでウチにも一台常備しています。この子の顕微鏡の使い方は供覧顕微鏡のそれと同じで,まったく正しいと言ってもおかしくありません。

そしてまた感心するのがこの子の姿勢。集中して観察するには身体への負担が軽いことが大事ですが,顕微鏡を傾けることにより,頸の傾角が最小になる使い方になっています。顕微鏡は簡易光源内蔵に見えるので,ミラー採光の必要がなく,ならば二本足で立たせるこの子の方法がいちばん接眼レンズの高さが高くなり,頸と背骨の負担が軽くなります。この顕微鏡を与えられたら筆者も同じ方法で覗くか,または手に持って覗くと思います。

この画像を見ていろんな文句を言いたくなった人は,「正しさを押しつけたい人」になっている可能性がありますね。それこそがリケジョを潰す方法です。集中して覗いているいい画像じゃないですか。筆者的には,この画像は,やらせの雰囲気を感じないので,この子は一心にそこに見える物体に集中していたのではないかと思います。そんな場面をみたら,身体的な危険がない限りは,注意はしませんね。いま見えているものを焼き付けることが大事です。正しさなんて研究者になってから覚えればいいのです。

過日おこなわれたお祭りでの顕微鏡観察体験(by カールツァイス 田中先生)に数時間,同席させていただきましたが,お子様がたくさん顕微鏡観察に集まってくれました。筆者はどんなに低年齢も必ずピント操作をやってもらうのですが(当然です),中にはコンデンサをいじるお子様もいらっしゃいました。それを見て保護者の方は,「いじっちゃダメ!」とお子様を叱ったのです。その1秒後に筆者はその子に,「ここをいじると見え方が変わるんだよ」「いじってもいいよ」とお子様に手を添えてターレットコンデンサを回しました。視野は暗視野,偏斜,輪帯と変化します。そのたびに視野のクリスマスツリーの見え方が変わります。その子は興味深そうにコンデンサをぐるぐる回していました。「禁止!」のメッセージはしばしば子どもに悪影響を与えます。顕微鏡の一台や二台壊しても,その子が顕微鏡への関心を失わなかったという事実が大事です。

いまから22年前,あるお子様に望遠鏡で月を見せたいと思い誘ってみせてみました。娘さんも息子さんも最初は神妙な感じでみていましたが,息子さんが腕白で,覗くよりも面白いことを発見したようで,筆者の望遠鏡を掴んでぶら下がりました。BORG100EDカーボンは軽いので台座から外れて落下し,地面に衝突する寸前のところで筆者の足が受け止めました。もし壊れれば諭吉が十数枚は蒸発するという案件です。。

しかし筆者は一切咎めませんでした。それは,望遠鏡は覗くものと思っていた大人が間違っているのです。彼にとっては月も見えたし,望遠鏡にぶら下がればもっと面白いものだったのかもしれないのです。良かれと思って一方的に何かを押しつける方法は,あんまりハッピーな結果を生み出さない感じがしています。もしほんとうにリケジョを増やしたいなら,きょうの画像に目くじらをたてるような,「正しさが何より大事」と思っているような受験産業の犠牲者のような人たちを減らすことが大事かもしれません…。楽しむこと,感動すること,驚くことが興味関心を定着させるためにもっとも大切なことです。「正しさ」なんてのはあとから自然に身につくので,子どもの体験という場では,優先順位は高くありません(画像/リンク先のスクリーンショット)。








2022年11月25日




リアルタイム検索で「珪藻」と打ち込んでみたら こんな 素晴らしい画像に行き当たりました。自力採集した珪藻を洗ってきれいな被殻だけにして,細心の注意を払ってデザイン通りに並べて封入した珪藻アート標本の画像です。筆者が珪藻アートを制作販売してそろそろ15年ですが,ついに国内でもハイレベルの標本を作りSNSで拡散する方が登場したわけです。

特筆すべきはそのレベルです。珪藻を並べた標本は世界各国で作られてきましたが,レベルの高いものはごくわずかです。この方の画像を見れば誰でもわかるように,これは過去の珪藻マウンターの中でも上位に位置する完成度です。トッププロの私が言うのですから間違いありません…。

この画像を見るときにぜひとも考えて欲しいのは,単に珪藻を並べたというだけではないということ。欲しい珪藻の採集,その方法,サンプルの処理,道具の自作,並べる方法の考案,それを実現する顕微操作法の実装,ハイレベルな顕微鏡の取り扱い,撮像の技術など,標本の完成と画像の取得までに存在する全ての個別プロセスを完璧に成し遂げたという結果がこの1枚の画像なのです。人生の多くの時間を捧げないとこのようなレベルのものを作ることはできません。

だいぶ前の本ページに,「後継者は作らないんですか?」という質問への答えとして,「手本となる標本を制作しているので,それを見れば,人生を賭けて取り組める人なら必ず作れる」といった趣旨の記事を書いたことがあります。そして実際にその通りになったわけです。技術というのは伝習も大事ですが,「現物が存在していること」も大事です。現物さえあれば途絶えたと思われていた技法も復活できることもあるのです。そして技術というのは案外,そんな風にして受け継がれていくのかもしれません(画像/MWS)。









2022年11月24日




このページは2007年9月から毎日更新しているのです。画像と文章をつねに用意するわけですので,画像表現と文章表現の練習を日々やっていることになります。画像はセンスの問題もあってなかなかうまくなりませんが,文章は技術の問題でもあるのでそれなりには上達します。筆者が目指す文章は,お腹がすいたときに飲むお吸い物のように,すーっと自然に吸収される感じのものです。引っかかりがないという感じとでも言えばいいでしょうか。

すーっと読める文章にはある特徴があって,流れるテンポも大事ですし,脳みそを停止させない,面倒くささを感じさせない論理構成と,漢字とかなの使い分けが主なところかもしれません。そこいらへんの感覚をいつも磨くようにしています。ので,鋭い読者は,本ページに秘められた文章のクセをすでに見抜いていることと思います。ごくまれにですが,本ページのクセを見抜いて,それと同じ書き方でメールのお便りをくれる方がおられます。とても読みやすく,感心するばかりです。

きょうの画像はそんな話題と関係のある一コマ。この歯科医院,もし全部を漢字で書けば大塚大西歯科医院となるのですが,引っかかりを感じますよね? では,おおつか大西歯科医院ではどうでしょう。ダメな感じがしますよね? ならば,おおつかおおにし歯科医院ではどうでしょう。なんとなく混乱しますよね? 読みやすさ,地名,医院の先生の名前といったことをわかりやすく表現する最適解が,大塚おおにし歯科医院,なのです。

これには副次的な効果もあって,「大塚大西歯科医院」だと,恐そうな先生におそろしい治療をされそうな感じが漂うのですが,「大塚おおにし歯科医院」だと,ニコニコやさしい先生と看護師さんに囲まれて楽しいひとときを過ごせそうな気がします。もちろんそれは何の根拠もない個人的な気のせいに過ぎませんが,それでも,初診患者さんのストレスを和らげる効果はあるものと思います。

そんなわけで,漢字とひらがなの使い分けはけっこう大事だなと思うのです…(画像/MWS)。








2022年11月23日




SNSをみんなが使うようになって他人の生活の一部が見られるようになりました。そこにはいろんなことが書かれているわけですが,えんえんと体調不良について綴られており,ついにいは亡くなってしまったというケースも見られるようになってきました。きょうの画像はヤフーニュースに出ていたものですが( こちら ),なんともいいようのない残念な感じがします。こんな残念なことが繰り返されないように,ここでこの作家さんの記述を過去半年分,振り返ってみました。健康状態の書き込みだけ抜き出してあります。

ウエノ直哉 @hilandiaman

4月9日
体調不良と生活リズムの不備が重なると冗談抜きでどういう日常を過ごしてるのかも見失うな。いつ起きて何時間活動出来てたとかサッパリ分かんない…。

4月23日
寝てただけなのにギックリ腰症状出た。なんでだよもう。いてて。

5月2日
窓開けっぱなしで寝たせいか鼻風邪ひいたな。

5月6日
久々に駅前まで往復したらヘトヘト。運動不足と老化のダブルだコレ。鍛えないとヤバいなぁ。

5月15日
窓開けて寝てたらまた鼻風邪ひいた。学習しないな俺。てか寒い過ぎな

5月17日
昼間のウォ―キングで股ズレ出来た。肥満の証拠。痩せないとなぁ。

6月1日
ここ数日そこそこ具合が悪い。

6月2日
pixivのリクエスト貰ってたけど体調悪くて途中までしか出来てないから自動的にキャンセルになりそうだ。リクエストしてくださった人ここ見てるか分からんけど申し訳ない。もし気が変わらなかったら再リクエストしてくださいね。

6月3日
ん?横になって所謂安静の姿勢する方が具合が悪くなる感覚あるのなんなんだろ。

6月8日
背中の張りが全然消えない。今後はこういうのが慢性化してくんだろうなぁ。

6月11日
色んな事が積もり重なってモチベーション地に堕ちてる。もっと現実に向き合って真摯にならんとアカンね。マジで。

6月13日
ここ10日間くらい脳味噌ま〜ったく働いてない。どうしよう。

6月23日
実は昨日3回目接種してきたんだけど1回目2回目大した事なかったから舐めてたら熱すげぇ。頭フラフラする。

7月2日
夏バテと食事制限が相まってか体重がいい感じに落ちてる。やはり空腹に慣れてからは早いな。それでもまだメタボだからダイエット継続。

7月5日
空腹に慣れ過ぎたせいか丸一日食事取らなくても平気な感じになってきた。

7月5日
久々に腹一杯食べるかと多めに惣菜買って食べてるけど全然腹に入らない。ダイエットすると胃袋が縮むってやつかな?。

7月8日
何か急激に食欲落ちたな。夏バテか加齢か。味覚はしっかりしてるから流行病の類ではないだろうけど。

7月15日
夏バテのせいか食欲と同時に飲酒欲も落ちてて事実上プチ禁酒が成功してる。

7月16日
人生でここまでどっぷり夏バテになったのもないかなぁ。食欲も飲酒欲も失せてお陰で1週間も禁酒出来てる。

7月19日
夏バテひどいなぁ。昨日久々にガッツリ食べたって思ったけどカレー一皿のみだった。

7月23日
具合い悪くてここ数日呆けてる。

7月23日
具合い悪い中買い出し行ったらいつもはサクサク進むルートで2回も休憩挟んだ。ちゃんと安静にしてないとダメだなコリャ。

7月26日
体調戻らないから超久々に買い出しをネットスーパーに頼った。便利な世の中じゃ…。

7月28日
最近寝付きがムチャクチャ悪いからすんなり寝たいなぁ。

7月28日
食欲は戻ってきたけど体調はイマイチ本調子じゃない感じ。

7月30日
少し外出たら死にそう。何でみんな倒れないで普通に歩けてるの…。5分歩いてもうダメ…。

7月31日
本調子出なくて何も手が出ない。

7月31日
しばらく体調崩してるせいか全く飲酒欲なくて酒類口にしてない。体調戻ったら飲酒欲も戻るんだろうか。健康の為には飲まないに越した事はないんだけど。

8月4日
久々にメンタルからの体調異変感じたぜ。不整脈すっげ?…。

8月4日
疲労感抜けず引くほど寝てる。全然体調不良改善してないや。

8月5日
夏バテしてると明らかにカロリー摂取が足りてないって気付くな。逆に去年の夏とかどうやって乗り切れてたんだろ?馬鹿スカたべてたかなぁ?記憶にない。

8月7日
横になって安静の姿勢取ってる時の方が脈拍とか呼吸とか体の節々の痛みが敏感に感じ取れて逆に具合悪くなるのどうにかしたいな。

8月9日
寝ようと思って横になった途端に体調悪くなる感じなんなんだろ。コレ絶対今日も悪夢系の夢見るわ。そういう予感しかない。

8月9日
バテた体にはどういう栄養補給していいか分からなくて板チョコ食べた後に梅干ししゃぶるとかしてる。

8月9日
やっぱり酒は嗜んで適度に飲まなきゃダメだよね。自分も少し前まではストレスや不安解消の為に安酒浴びるように毎日飲んでた。

8月10日
最近寝つきが悪いので初めて睡眠改善薬を購入して試してみる事に。効果あるといいけど。

8月11日
穏やかと言えば聞こえはいいけどここ数週間は生気がない生活してる。ずっとこのままだと救いないな。

8月12日
おそらく何らかの精神面からきてるであろう肉体痛を味わってる。痛みが発生するスイッチ的な動作が分かると人体の不思議を感じるし面倒くさい生物だなとも思う。

8月12日
ストレス痛が起きるタイミングは完全に把握したけど原因は把握出来てない。多過ぎて。

8月15日
この夏は夏バテと断酒が相まって体重減ったのはいいけど脂肪と一緒に元から少ない筋肉まで落ちちゃったちょっと動いただけですぐ疲れる体になった。筋トレしないとなぁ。

8月15日
久々に充実した睡眠取れた。安眠ってこんなにも嬉しいものなんだなぁって。

8月16日
また寝付きが悪い現象が出てきてしまった。寝なくちゃって考えるとストレスが発生して逆に睡眠妨害する感じ。

8月17日
明け方くらいまですこぶる快調だったのに昼になったらいつもの優れない体調に戻っちゃった。なんなんだよもぅ。

8月17日
この夏はもう若い時の感覚で飲み食いは出来なくなったのを気付かされた。例え水とか麦茶みたいに体に悪くないものでもガブ飲みすると胃腸が処理しきれなくなってきてる。

8月18日
いやぁ夏バテと断酒が相まってこの2カ月半で約20kgも体重落ちたのはいいんだけど脂肪と一緒に筋肉も落ちちゃってメチャクチャ疲れ易い身体になっちまったよ…。ちょっとの買い出しでヘロヘロ。まるで半病人だ。

8月19日
何だか体調も注意力もガバガバだ…。

8月20日
謎の膨満感。

8月22日
昨日の晩から明け方まで4回も吐いてもんどりうってました。起きたらほぼ平常に戻ってました。おはようございます。

8月22日
とりあえず白湯とかで胃腸の様子見。

8月23日
ヤクルト1000が買えないので健康ブーム2周遅れの甘酒を堪能し始めた。美味しいです。

8月23日
胃腸に優しい&鉄分豊富メニューで夕飯を済ませました。

8月24日
しばらくは胃腸回復をメインに考えた食生活をするのだ。

8月26日
ずいぶん胃腸の調子が改善してる。嬉しい。

8月26日
夏バテで脂肪と筋肉が落ちたせいで尻周りの造形が完全におじいちゃんのソレになっちゃった…コレはやばいぞ。

8月27日
体調とメンタルが変な具合に結びついちゃってちょっと気が変になりそう。どうすりゃいいんだろこれ。

8月27日
気分が優れない週末です。

8月28日
しばらく具合が悪い日々を過ごすと今現在の自分が具合がいいか悪いか判別つかない感じになるなぁ。何だかなぁ。

8月28日
吐き気が酷い。

8月30日
病は気からじゃないけど具合が悪い具合が悪いって思うと実はそれ程でもないのにそう感じる部分もあるんだろうな。

8月30日
足裏のツボってどのくらい効果あるんだろ。気休め程度かな。

8月30日
今日はもう寝ます。体ガタガタ。

8月31日
食事がめんどくさいとか胃腸が優れない人向けに点滴食事セットとかお手軽に売られる未来はないんだろうか。静脈注射必須だから不可能か。

9月1日
ブラッドピットの電車映画見に行けるかなぁ。体調次第だ。

9月1日
曜日ボケがすごい。今日まだ木曜日なんですね

9月2日
残酷な世の中を味わいまくってます…。

9月3日
死にます助けて。(以後,書き込みなし)

9月25日 自宅で死亡しているところを発見される




なんともいたたまれません。もともと肥満体で慢性炎症等で体調が万全ではなかったところに,夏になって急に食欲がなくなり食べられなくなって酒も飲めなくなって,本人はそれを夏バテと思い込み,ダイエットにもちょうどよいと食事制限。体調不良はその後も続きますが本人は夏バテだと思い込んでいるご様子。衰弱していき吐きけも出て最後は自宅で倒れて孤独死。

書き込みは克明で症状の経過が手に取るようにわかります。医師ならいろいろ推測できるでしょう。

筆者は医者ではありませんが,それでもこの書き込みを見たら何らかの重篤な疾患を想像して,知人であればアドバイスの上で病院受診を進めるでしょうね。どうみても,急性副腎不全のような症状です。痛みの症状が少ないので膵臓がんの感じはあまりしません。とにかく放置すれば死にますし,精密検査でホルモンの数値を見れば診断はつくでしょうし治療法もあります。

誰かがこのSNSの書き込みを見てご本人をどうにかして病院に行かせれば助かっていた可能性が高く本当に残念です。編集者さんとか,この書き込みを読んでいなかったのでしょうか。。こんな残念なことが繰り返されないように,知人などのSNSで体調不良などの書き込みを見たら,それが深刻そうならお節介を承知の上で,本人に伝えて医者に助けてもらいましょう(画像/YAHOO!のスクリーンショット)。








2022年11月22日




web上にはありとあらゆる情報がアップされるようになり,その気になれば珪藻の並べ方のテキストまで見つかるかもしれません。なんでもパソコン・スマホひとつで調べることができる世の中は大変便利で素晴らしいですが,独自の創造性が奪われる可能性もあって,職人的にはweb上の情報が毒になることもあるかもしれないと思っています。ので,筆者は他人の技術を模倣するような情報収集は一切やりません。

ではどんな情報を見ているのかというと,ほかの職人の生き様なんてのは,いくらでも見ていられます。分野はなんでもいいですが,外科医,大工,料理人などが多くの情報がアップされていてついつい見入ってしまいます。その中の秀逸なサイトが こちら です。動画を見ているとエネルギーをもらったような気になりますし,ちょっとした工夫や動作に学ぶところがたくさんあります。こういった超人のような職人さんたちが日本を支えているのです(画像/MWS)。








2022年11月21日




これも大型の放散虫で0.5mmもあります。まだひとつしか見ていません。マウントした標本を肉眼でみてもはっきりと形がわかります。目で見て小ささを感じられるのでこのサイズは展示用標本に向いている感じがします(画像/MWS)。








2022年11月20日




これも大型の放散虫で壊れていないものはまだひとつしか見ていません。が,マウントしてしまったので,また気長に探さないといけません。次に出会うのは数年後かもしれませんし,もう見つからないかもしれません…(画像/MWS)。








2022年11月19日




やまのようなサンプルから拾い出しをしても1つしか見つからないような貴重な個体はどういう標本にしようか悩んでしまい,ついつい放置することになります。きょうの画像の放散虫もそんな感じですがついにマウントしてしまいました。バルバドスの化石放散虫で,約0.5mmもあり肉眼でも見える大型個体です。本種はそれなりの数出てきますが大半は破片で,ほとんど壊れていない個体はかなりの希少品です。筆者はこれまでひとつしか見ていません(画像/MWS)。








2022年11月18日






まるで枯れ葉が舞うような雰囲気の珪藻の殻。アクナンテスの仲間です(画像/MWS)。








2022年11月17日






このページにはときおりくまモンが登場することになっています…(画像/MWS)。








2022年11月16日




まいとしこの季節に話題になるのがムカゴの食べ方。素揚げで塩という人もいれば,バター炒めという方もおられます。ムカゴ飯もまだまだ廃れていませんし,ちょっと高級なところでは天ぷらもよいものです。で,過去にも採り上げましたが,筆者のオススメはとん汁です。とん汁に入れる芋類はふつう,ジャガイモやサトイモが使われますが,その代わりにムカゴを入れるのです。よーく洗って不良品を取り除いたムカゴを放り込んで煮込むだけです。煮崩れしないのでうんと煮込んでも大丈夫。自然薯のムカゴを使えば皮も薄く風味も豊かで,とん汁の滋養もまたいっそう深まるのです(画像/MWS)。








2022年11月15日




ロールキャベツファクトリー いろんなお店があるもんだね。人のことを言えた立場ではないような気もしますが…(画像/MWS)。








2022年11月14日




きょうの画像はさっき作ったツールの材料。珪藻や放散虫や微化石を操作する毛先ですが,これがなかなか難しい代物なのです。0.5mmφのステンレスやピアノ線に接着して使いますが思い通りの形の毛はないので,毛を整形する必要が出てきます。大事なのは先端で,使えそうな先端の毛を探すことからはじまります。よい毛があったら,毛の整形に入ります。大抵の毛はカールしていてねじれたりもしているので,ツールとして不適当ですしピアノ線に接着するにも不都合です。ので,毛を整形するのです。 金属のクリップを伸ばして一本の線にする遊びを経験した人ならわかると思いますが,あんな感じです。左手にFontax Taxalの3番,右手にTaxal SS。顕微鏡をのぞきながら,うねうね曲がった毛の先端以外の部分をまっすぐに伸ばします。毛は針金のように,ある程度は狙った形状にできるのです。

整形ができたら粘着性の糸を用いてピアノ線に接着すればツールのできあがりです。きょうは2つのツールを作りましたが結構時間がかかりました。小さな珪藻を扱う機会が増えてきたので,細い毛先のツールを作りましたが,使ってみないと「道具」になっているのかわからないのが怖いところです。加えて,極細の毛先は,何らかのきっかけで簡単に折れてしまうのです。取り扱いには細心の注意が必要です。

生産性ゼロの一日でしたが悪い気はしません。良い道具ができれば仕事中のストレスが激減します。それを期待しているのです。料理人でいえば最良の包丁に最善の研ぎを施した状態を想像してもらえれば似たようなものかもしれません(画像/MWS)。








2022年11月13日








まるい視野は顕微鏡のぞいている感があってやはりなじめますね。。特に暗視野や蛍光検鏡でそんな感じがします。きょうの画像は放散虫・珪藻・海綿骨針の自家蛍光。これらの生物ケイ酸は有機物を含みますので,弱い自家蛍光を発する場合があります。蛍光染色したような明るさはありませんが長時間露光で撮像できるレベルです。もちろん光らないものもあります。この現象に初めて気づいたのは20年前。お小遣いで中古の蛍光顕微鏡の残骸を購入し分解整備して使えるようにしたのです。うれしくて手当たり次第いろんなものを見ていました。そのときに,本来光らないとされている珪藻被殻が自家蛍光を持つことに気づきました。

おそらくはケイ酸重合時に取り込まれたタンパク質の自家蛍光と想像します。しかし新鮮な珪藻被殻を検鏡しても,発光の強いものと弱いものがあって,おそらくは種による差,成長の度合による違いもあるようで,メカニズムの説明は簡単ではなさそうです。微化石でも光るものがありますので,1千万年程度でそれほど加熱されていないものなら有機物は残存している感じです。

これらの蛍光画像は有機物由来の蛍光物質マッピングなので,そうった観点から眺めると面白いと思います。クモノスケイソウの蛍光分布を見ると特徴的なパターンが見えていて,もし蛍光物質がシリカ中に均一に分布しているとすれば,この蛍光像は,Z軸のシリカの厚みを光強度として見ていることになります(画像/MWS)。








2022年11月12日






これはキツイですね。製作中はわからないのです。完成して見てみたらプレウロシグマに欠けと破片の付着が…。ごまかしようのない欠陥品です。検査板としての品質はパーフェクトですが,欠けているのがきらいな人には商品になりません。こういった事故がけっこうな確率で紛れ込みます。この仕事の難しいところです(画像/MWS)。








2022年11月11日




もと研究員だった筆者が研究所をあっさりとやめて無職(正確には大学非常勤講師)になったのは,いまとなっては正解だったような気がしています。収入は乱高下することになりましたが,人生そのものが格段に面白いものになったからです。たぶん人生を面白くする方法があるとすれば,自分の才能とやりたいことを見極めて,勝手に仕事を作って世に問うことかもしれません。世に問うのですから,何らかの方法で継続的に情報を流す必要があります。

そうすると,その勝手な仕事を面白がってくれる人が現れて,そこから人間関係が広がっていくのです。筆者は専門分野については学会参加も欠かしていないので過去の人脈はがっちり?継続しています。そこに,新たな人脈が積み上がって行くのです。当サービスの開業は2007年9月ですが,その頃から現在に至るまでお付き合い頂いている方々がおられます。本当に有り難いことです。

そして2010年頃に近所の大学の先生と知り合い,その先生の取り持つご縁によってさらに関係が広がっていったのでした。実際に仕事になることは少なくても,たまに会って顕微鏡を肴に一杯できる知人が増えるというのは「人生の面白さ」以外の何物でもなく,豊かな実りに感謝するばかりです。

そういった筆者の交友歴の中でも,飛び抜けて面白い方がカールツァイスの田中先生です こちら 。2011年1月に初めてお会いしましたが,現在に至るまで言語に尽くせぬほどにお世話になっております。顕微鏡のプロ中のプロなので標本の大切さは当然熟知しておられます。こちらは標本製作のプロなのでじつに話が噛み合う感じがします。田中さんと出会って人生が10倍くらい楽しくなった気がします。10倍楽しくなったのだから寿命が10倍伸びたようなものです。有り難いことです。

田中先生の知識のバックグラウンドはたぶん,個人所有の豊富な顕微鏡・カメラ機材群です。どんなことにも対応できるプロは,それだけの場数を踏まなければなれません。田中先生は本職以外にもご自身の時間を使って様々な機材を体験して,そのメカを理解して,どんな現場でも対応できる技術力を維持してきたものと想像します。筆者も職人なのでわかりますが,たとえ数年に一回の出動でも,その機材がないとダメな場面が確かにあります。そしてその場面に対応できるのは,その機材をいじった「手の記憶」と脳の記憶がリンクしていて最適解をはじき出すからだろうと思います。

技術系の人でたくさんの機材を個人で所有している人の技量は信用できます。そこには「所有しなければならない」という明確な理由があるからです。「明確な理由」を思いつくには高度な知識が必要です。つまり顕微鏡で部屋を埋め尽くしているような人は,高度な知識と技量を持った,日本の宝のような人材なのです(画像/MWS)。








2022年11月10日




ネット上に出回った月食の画像をみるとターコイズフリンジが表現できているものが結構あります。…ということは,それが写らないのはカメラの設定の問題が大きいということですね。月面は太陽光で照らされているのでホワイトバランスはデーライトにするのが筆者流ですが,ホワイトバランスをオートにして,自動的に青方向にバイアスをかけた方がターコイズフリンジにはよろしいということになりますね。理論に基づき正しい撮影をすると,ターコイズフリンジは表現しにくいようなのでした。きょうの画像は昨日撮影したものを材料に,青のヒストグラムをすこしいじったものです。元画像に青の成分が含まれているのでターコイズフリンジをわかりやすく表現することができました(画像/MWS)。








2022年11月9日












2022年11月 皆既月食 MWS天体撮影センター BORG100EDカーボン(100mm F6.4)Nikon1J5直焦点。最後の一枚はターコイズフリンジを狙ったもの。欠け際の色が赤くないことがお分かりかと思います。今回は気象条件もよかったのでもっと青く写るかと思いましたが違いました。自然現象はなかなか読めないものです(画像/MWS)。








2022年11月8日




イチョウが色づきはじめています。東京大学構内ではこんな感じで見頃のものも。大きな画像は こちら です(画像/MWS)。








2022年11月7日










さてそれで寝られたかというと,2130-0020で覚醒。以後寝られず。仕方なく0150-0330まで寝酒。マグカップ3杯。ゆっくり飲むのは,急速なアルコール摂取は負担が大きいからです。それから寝て0400-0830という感じ。もはや一ノ蔵は睡眠導入剤と化しています。

午後はカミさんと買い物と運動不足解消に自宅から上野まで往復。約10kmくらい?の行程。アメ横や不忍池は外国人ばかりで異国の雰囲気を手軽に味わえるようになっていました。まだ都内は暖かいのですが植物は冬支度をはじめて紅葉が進んでいます。

上野は地元民が少なく,多くの人々は地方から来た方や海外も含めた旅行客です。東北新幹線の開業前は,東北の玄関口としてひっきりなしに特急列車が往来するところでもありました。仙台うまれの筆者にとっては,上野はなかなか思い出深い場所でもあります。20世紀までの間は八王子に住んでいたので上野は東北方面に行くところ,そして上野まで約2時間を見込む遠いところでした。

それが仕事や結婚といったいろんな事情で,歩いて行けるところになるのだから人生というのはふしぎです。本当はこの時期,10km歩くなら野山できのこ探しでもやりたいのです。でも中年オッサンになると不忍池で缶ビールである程度は満足できるのです。。まあそれは,渡り鳥が不忍池で不自由なく暮らしていることと似たようなものなのかもしれません(画像/MWS)。








2022年11月6日




あいかわらず寝酒を飲まないと睡眠パターンがぐちゃぐちゃになります。昨日は食後に眠かったので寝酒はやめて横になったところ,睡眠は次のような経過でした。2230-0020,0200-0340,1250-1330,1640-1710… これでは身体が休まりませんので困ったものです。高級な刺身で夕飯にして,さて寝られるか再び横になることにします(画像/MWS)。








2022年11月5日




この包丁,もとは土佐の黒打ちなんですがすっかり皮膜がはがれて銀色になってしまいました。なんでこんなことになったのかというと,一日一個,リンゴを剥くという習慣によるのです。リンゴの酸の効果は大したもので,黒打ちの鉄の皮膜もすっかり溶解してなくなってしまいました。こうなると黒打ちの姿にこだわる必要はなくなるので,そのうちに魔改造してさらなる切れ味の向上を追求する予定…。包丁は購入時がいちばん切れると思っている方も多いですが,ふつうは購入時は小刃付けされているだけで大した切れ味ではありません。使う人が食材にあわせて本刃付けを行った方がはるかによく切れるようになります。この黒打ちも購入時よりははるかに切れますが,まだまだこの先があります(画像/MWS)。








2022年11月4日




むかし撮影した画像を眺めていても全景を円形切り抜きできるものが少ない印象です。それほどまでに,撮像素子の長方形に束縛されてきたのです。これからは円形切り抜きできるように意識しながらの撮像を行うことになりそうです(画像/MWS)。








2022年11月3日




きょう入荷したブリ柵にこんなシールが。いくらなんでもこれはやりすぎです。天然魚に寄生虫がいるのは当たり前のこと。店側で除去する努力は感心しますが返金返品はやりすぎです。消費者がバカのままでは世の中は良くなりません。むかしからサンマなんてアニサキスだらけでしたし,マダラなんて数え切れないほどのアニサキスも普通。皆さんが有り難がっている鮭のはらこなんてアニサキスがいくらでも潜り込んでいます。イカの刺身なんてアニサキスを一緒に噛みちぎるようなもんです。天然魚にはふつうに寄生虫がいて,それは生態系的には当たり前のことなので,その取り扱いを教育する方がよほど有意義です。本ページの読者の皆様も,アニサキスのたくさんついた鮮魚を有り難く楽しみましょう(画像/MWS)。








2022年11月2日




ヒトの目は広い範囲を見渡せますが,高解像で集中して見える部分は黄斑のちょっとした部分です。これが視野角にして数度しかないほんとうに狭い「円形の」範囲なのです。それでハタと思いついて見れば,顕微鏡観察というのは高解像で集中して目を使う動作なのです。その動作を行いながら小さなガラスを並べて作品を制作しているのが筆者です。

ならば顕微鏡の円形視野で最良の配置を追求してできた作品を,円形視野で見ることはふしぎではないのかもしれません。視覚的な表現というのは,案外,目の構造,それは網膜や黄斑なのですが,によって支配されているのかもしれません(画像/MWS)。








2022年11月1日








ためしに過去の制作物の画像を円形にカットしてみると違和感がありません。こっちの方が「本物」のかんじがします。表現というのは本当に難しいものですね…(画像/MWS)。









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