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MWSが顕微鏡下の世界を伝えるコーナーです。
日々の業務メモやちょっとした記事もここに記します


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2008年1月31日


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珪藻は微少なガラス細工ともいえますから,観察方法によってはガラスの質感を楽しむことができます。最も手軽なのは低倍率での暗視野照明で,暗いバックにキラキラ輝く珪藻が干渉色とともに観察できます(上の画像)。ちょっと工夫するなら簡易偏光法も面白いです(下の画像)。試料をポラライザとアナライザで挟み込んでクロスニコル(消光位)で観察するだけですから,普通の生物顕微鏡でも市販の偏光フィルタを用いて実装することができます。偏光法は消光してしまうので視野が暗くなりますが,よく観察すると珪藻のガラスの質感がよく出ていて見飽きない像質です(DF/Pol, 撮影/MWS)。






2008年1月30日


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顕微鏡でモノクロ撮影を行うときには単色光フィルタがよく使われます。短波長側のバンドパスを使えば分解能が高くなる可能性がありますし,最も球面収差が除去された550nm付近の波長を用いれば実にヌケのよいクリアな像になることもあります。また着色物体のコントラストを調節する用途にも使います。例えば生きた珪藻を撮影するときに青や赤のフィルタを使うと色素体のコントラストが上がり,黄色のフィルタを使うとコントラストが下がります。顕微鏡は光を通して結像させる装置ですから,どんな光を通すかによって像をコントロールすることができるわけです(撮影/MWS)。





2008年1月29日


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珪藻被殻はいつみても美しいものですが,これは洋の東西を問わないようで,世界各国に多くのファンがいます。国外には珪藻のデザインを取り入れたステンドグラスがあると聞きますし,19世紀から美しい珪藻がコレクションされてきました。しかしいつも不思議に思うのですが,なぜこのような精緻な刻印を人は美しいと感じるのでしょう。それは太古の時代に,蛇の縞模様に驚き,水面のさざ波に風を感じたDNAの記憶とでもいうものでしょうか(annular,撮影/MWS)。





2008年1月28日


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ガスコンロで魚を焼くために焼き網を持っている方も多いことでしょう。ガス火だけですと燃焼熱が対流熱となって伝わるだけで均一に火を通すことが難しくなります。焼き網があれば,ガス火がいったん網を熱し,そこから対流熱と輻射熱が比較的均一に発生するので上手に焼けるようになります。最近の焼き網は火に当たる部分にセラミックを塗布してある製品が多く,使ってみると強力な輻射熱が感じられ,なかなかおいしく焼けます。このセラミックは画像のように鉱物の微少な粉末で,数μ〜数十μm程度の鉱物をバインダーと共に焼結したもののようです。これが燃焼熱を輻射熱(電磁波放射)に変える素子の役割を持っているわけです。顕微鏡下では偏光性のある結晶性粒子であることは分かりますが,さて,成分は何でしょうか(pol,撮影/MWS)。





2008年1月27日


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グラジオラスの切り花が咲いたのでおしべを検鏡してみました。縦に割れて花粉が出てきている様子が実体顕微鏡でもよくわかります。倍率を上げると米粒のような形態をしているのがわかります。少量をスライドグラスに取り,水封で検鏡してみたところ,こんどは丸く膨らんだ形になっていました。どうやら浸透圧の関係で膨れてしまったようです。生のままみておくということは大事ですね。植物の花粉は入手も手軽で,数十倍から検鏡可能であり,また高倍率での観察もできますので教育用の検鏡材料として適しているでしょう(epiDF,oblique, 撮影/MWS)。





2008年1月26日


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ダイヤモンドは最も硬い物質で研磨用途によく使われます。この画像は電着ダイヤモンドを撮影したもので,物体は100円程度で入手できるヤスリです。ダイヤの小片が全体に分布している様子が見えますが,ダイヤの強い反射により輝度が飽和してしまい見やすい絵を作るのが難しいです。上はアンダー気味,下は平均的な露出ですが,どちらも質感を表現できていないように思います(epiDF,撮影/MWS)。





2008年1月25日


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きのこ(菌類)の分類では顕微鏡が普通に使われます。菌類は本来微生物であり,地上に顔を出したきのこは生活環の一部に過ぎず,季節の大部分を菌糸という顕微鏡サイズのステージで過ごすからです。菌糸そのものを検鏡することもありますが,通常は,きのこ(子実体)を採集したら胞子や担子器を検鏡します。この画像はキクバナイグチの胞子で,胞子表面に0.3μm弱の刻み模様があります。油浸で注意深く観察しなければ見えない構造ですから,検鏡技術もそれなりに求められます(AIPL,撮影/MWS)。





2008年1月24日


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合成洗剤に含まれる蛍光剤がセルロースの蛍光染色に使えることは先の記事に書きましたが(1月17日),ここではその実例としてスギの鉋屑を掲げてあります。小さな容器に洗剤を入れて少量の湯で溶きます。そこに鉋屑を入れて数分間放置し,水ですすぎます。濡れたままカバーグラスをかけて検鏡すれば一時的プレパラートとして観察できます。画像に見るように紫色励起(395nm)でよく光りますので,セルロース繊維を蛍光像として観察できます。洗剤の蛍光剤は青色の発光スペクトルですので,染まった部分は青っぽく光ります。この蛍光剤は一部の藻類等を除けば,原生生物を直接染色するのは難しいようです(epiFL,撮影/MWS)。





2008年1月23日


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片栗粉は顕微鏡観察のよい試料です。水溶き片栗粉を料理で使ったら,残った一滴にカバーグラスをかけて観察してみましょう。種々の大きさの馬鈴薯デンプンが見えて賑やかな視野になります。明視野ではコントラストが低いですが,偏斜照明では内部構造も見え,また暗視野,偏光,微分干渉法などで比較してみるとそれぞれのコントラスト法の特徴がよく出た像が観察できます(oblique, BF, DF, Pol, DIC,撮影/MWS)。





2008年1月22日


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サインペンを使おうとしたらペン先から粉が吹き出しています。カビのようにも見えますし錆のようにも見えます。顕微鏡で覗くと白色の物体が徐々に成長している様子がうかがえます。どうやらペン先の空気穴から結晶性成分が析出して生長しているようです。目で見えてなんとなく分かったような構造も,顕微鏡を見直してみると認識を新たにすることがあります。正しく観察し正しく認識することの大切さを思い知らされます(epiDF,撮影/MWS)。





2008年1月21日


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これは俗に言う「ダンゴムシ」の画像です。ダニに喰われたようで細かい糞がたくさん付着しています。ダンゴムシの仲間は鎧の役割を持つ殻で覆われており,海にも陸にもいます。陸の代表はダンゴムシ,海岸ではフナムシ,海中ではオオグソクムシが有名です。大きさも様々で数ミリ程度から数十センチまであって,長さで3桁,重さで4桁以上もの広がりがあります(epiDF,撮影/MWS)。





2008年1月20日


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小動物は実体顕微鏡観察に最適な物体です。これはズアカムカデの幼体ですが,ビニールに挟まって乾燥標本になっていました。そこで早速覗いてみたところ非常に迫力のある姿です。脚の数を数えるなどの作業をするときはデジカメ撮影した画像を用いると,確実に間違えず計数できます。さて,脚は何本でしょうか(epiDF,撮影/MWS)。





2008年1月19日


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プランクトンをすくい取る専用の網をプランクトンネットといいます。この画像はNGG54というプランクトンネットで,約0.3mmのオープニングとなっています(各種のサイズがあります)。ナイロンで編んでありますが,非常に正確かつ丈夫であり,信頼性のある製品にするには高い技術力が必要のようです(epiDF,撮影/MWS)。





2008年1月18日


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これはブルーベリー冬芽の画像です。この時期ブルーベリーは剪定を行いますが,刈り取った枝についている芽を検鏡してみました。長さ3mm幅2mm程度の非常に小さな芽ではありますが(上の画像),その中には来るべき春に備えて幾重にも葉が重なっています(下の画像)。新緑を想像させるすがすがしい緑色ですね(epiDF,撮影/MWS)。





2008年1月17日


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これは洗濯用合成洗剤の画像です。蛍光剤配合の製品はブラックライトの近紫外光を照射すると非常に明るく青色に発光します。この青の発光が洗濯物の黄ばみを見えなくする(肉眼に対して白の色感を与える)効果があるので,多くの製品に配合されています。蛍光剤入り合成洗剤はセルロース繊維をよく染めるので,簡易蛍光観察用の染色剤に使うことができます。この画像に見られるように,白い粒の方が強く発光しており,青い粒は他の色素が含まれているようです。視野全部が発光しているような撮影対象は陰影がつけにくく,わかりやすい絵を作ることがなかなかできません(epiFL,撮影/MWS)。





2008年1月16日


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上の画像は白色光で透過暗視野照明を行った画像,真ん中は緑色光で同じ照明です。どちらも物体の輪郭像としては正しく再現しています。下の画像はレーザー斜光暗視野照明ですが,不自然な回折縞が生じ,またスペックルノイズも写り込んでいます。レーザー光源は明るい照明ができるので物体の検出には使えますが,像の再現性という点では(LSMにしない限り)実用に耐えないケースが多いようです。これら3つの例を見ても,顕微鏡で正しい像を得るにはいかに照明が大切かがよくわかります(DF,撮影/MWS)。





2008年1月15日


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顕微鏡の結像では微細な構造と大きな構造ではコントラストが異なるのが普通です。微細構造は低いコントラストで見えにくく,大きな構造は明瞭に見えます。こんなときに画像処理を行うとどちらの構造もあるコントラスト範囲に収めることができて便利です。たとえば上の画像(大阪湾堆積物中の中心目珪藻)では,網目構造の中に微細構造がありますが見えにくいです。そこでフィルタと演算機能を使って微細構造を浮き上がらせれば,下の画像のようなわかりやすい顕微鏡画像を得ることができます(oblique,撮影/MWS)。





2008年1月14日


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アイピース(接眼レンズ)などのレンズの「拭き」はとても難しいもので,うっかりすると傷を付けます。この画像は中古顕微鏡に付属していたアイピースで,傷だらけです。こうなる原因の第一は,汚れたアイピースを拭く前にブロアでホコリを飛ばしていないことにあります。ホコリには石英などの粒子が含まれるので,直接拭くことはヤスリがけしているようなものだからで,ガラスよりも軟らかい反射防止コーティングはひとたまりもありません。また,ホコリを除去していてもケイ酸分を除去していないペーパーは硬い粒子を含むことがあり,レンズ面がきれいでも傷がつく可能性があります。このアイピース程度に傷がついてしまうと,コンデンサ開口を絞るにしたがって傷の形が網膜に投影されるようになり,観察に支障を来すようになります。しかし暗視野検鏡では通常気になることはありません(epiDF,撮影/MWS)。





2008年1月13日


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これは珪藻土に生えたカビの画像です。珪藻土から珪藻を取り出すときに薬品で煮沸するのですが,どうしてもばらけなくて残る大きな塊があります。これを放置したところカビが生えてきたのです。珪藻土に残るわずかな養分と水を使い成長してゆくたくましさには感心します。興味深いのはカビのコロニー内部に水滴がいくつも生じており,これはあたかもカビが水を吸い上げて貯蔵庫をつくっているかのように見えます。水滴を取り囲むようにカビの細胞が接しています(epiDF,撮影/MWS)。





2008年1月12日


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自家蛍光物質を探していると身近にもいろいろみつかります。食事時にでもブラックライトで照らしてみれば油脂類などの蛍光性成分を発見できます。ガスレンジの周りなど,掃除した後でもブラックライトで照らせば賑やかに模様が浮かび上がります。この画像はとりわけよく光る黄色の物体です。植物細胞らしき構造が見え,紫色光励起下で非常によく蛍光を発しています。納豆などに入っている小さなパックのアレです(epiFL,撮影/MWS)。





2008年1月11日


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ヒトの脳は極めて精密な神経繊維の絡み合いです。この画像は開口数1.4の対物レンズを用いて照明条件を最適に追い込んで撮影したもので,光学顕微鏡画像としてはほぼ限界付近のものですが(上の画像),脳細胞の複雑なネットワークの全体像を可視化するには至っていないように思います。画像処理を行い繊維構造を強調すると幾らか見やすくなりますが(下の画像),もう少し分解能がほしいところです。この精密な絡み合いの中で,何がどのように記憶され,想像力が生まれ,行動に結びつき,生活を可能にするのでしょうか。脳という存在は本当に不思議です(試料作成/H.Tohyama,BF,撮影/MWS)。





2008年1月10日


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黒板を使って講義をする機会を持ちましたのでチョークの粉を検鏡してみました。水封で簡単に観察できるだろうと気軽に覗いたら予想が外れ,まともに見えません。濃度が高すぎると光の散乱が起きて生の細胞深部を覗いているようなコントラストの悪さです。薄くマウントして水封の厚みを減らしたところまともな像になりましたが,非常に細かい微粒子に驚かされました。開口数0.95での検鏡ですが,小さな粒子は1μm以下しかありません(上の画像)。この粒子には蛍光性のものもあります(下の画像)。チョークで板書するということはミクロなパウダーを発生させる作業でもあったわけで,のどが辛くなり肺がなんとなく気持ち悪くなるのは,この粒子を大量に吸引したことが原因であることが納得できたことでした(oblique, epiFL, 撮影/MWS)。





2008年1月9日


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よもぎ餅が転がっていたので検鏡してみました。ヨモギの葉が見えるかと思いましたが海苔のような黒緑色の断片が見えるだけではっきりしません。またこの断片は意外にまばらで,大部分は餅だけで占められているように見えます。紫色励起条件で蛍光観察を行うとこの断片からは赤色蛍光が見られ,クロロフィル系の物質を含むであろうことを想像させます。不思議なのは餅自体も青緑色の弱い蛍光を発することです。米や餅はあまり蛍光を発さないと思っていたのですが(epiDF, 撮影/MWS)。





2008年1月8日


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金属切断用のノコが余っていたので切り出しを作りました。折って切断し,適当な角度を付けます。これを回転砥石で研磨して荒刃を付け,形ができたら砥石で仕上げていきます。金鋸は非常に硬い素材でできているのでうまく刃付けできれば切れ味の優れた切り出しになります。画像は切っ先の一部で,峰側が鋸歯だった部分です。#3000〜#8000以上の砥石で仕上げ研ぎを行うと刃先のギザは顕微鏡でもほとんど見えなくなりますが,微細な凹凸は残っていて切れ味に関与しているとされています(epiDF, 撮影/MWS)。





2008年1月7日


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これは東レが誇るトレシーの画像です。実体顕微鏡を利用して,コントラスト向上のために緑色光で照明していますが,繊維があまりに細く緻密なために分解能が不足しています。この緻密な化学繊維は油分との親和性が高くレンズや光学製品の拭き取りには大きな威力を発揮します。最近では,皮脂の拭き取り用としての需要もあるということです(epiDF, 撮影/MWS)。





2008年1月6日


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これはスッポンの甲羅です。かみ合わせ部分を撮影しています。カメの背骨は甲羅にはり付く形になっていて,甲羅どうしは細かい歯が噛み合うようにしてつながっています。丈夫に接合を行うには広い接触面積と精密な噛み合わせが必要ですが,スッポンの甲羅も例外ではありません。スッポン鍋の機会があったらよく観察してみてはいかがでしょうか (epiDF, 撮影/MWS)。





2008年1月5日


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先日のワムシ君?に蛍光試薬を加えて内部構造を観察しようと試みました。例によってhoechst33258, rh123を滴下して数十分放置。水ですすいでから水封での撮影です。上は透過明視野,下はLEDを利用した落射蛍光−透過偏斜照明像です。下の画像では,通常撮影では全く見ることができない核らしき物体が散在しているのが明瞭にわかります(BF/epiFL-oblique, 撮影/MWS)。





2008年1月4日


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近寄りにくい物体を拡大撮影するためには望遠鏡も使えます。上の画像は安価なアクロマート屈折望遠鏡を用いて撮影したもので(コリメート法),物体までの距離は1.5mです。肉眼で見るよりも分解能は高い画像となっています。しかし球面収差,軸上色収差,倍率色収差など収差の見本市のような画像にもなっています(これらの収差はアポクロマート対物レンズを使えばかなり改善します)。下の画像は比較のためのもので,デジタルカメラのマクロモードで2cmまで寄って撮影したものです。こちらは大きな収差もなく良好な像となっています。焦点深度は望遠撮影の方が深くなっています(natural light, 撮影/MWS)。





2008年1月3日


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風呂釜にたまる湯垢はバクテリアのコロニーですが,単にバクテリアの集団なだけでなくそれを食べる生物も存在することが多いです。この画像は風呂釜からでてきた湯垢をそのまま水封で検鏡したものですが,ワムシの仲間(?)と思われる原生生物が無数に繁殖していました。動き回るので撮影が難しいですが,高輝度光源を用いて偏斜照明を行い(焦点深度を大きくする),絶えずピントを合わせながら連続してシャッターを切っていけば,生きているときの姿を写し止められます。上が伸びて繊毛を動かしているときの様子,下が縮んだときの様子です。それにしても,塩素を含む水道水が投入され,温度は定期的に上下し,時には水が絶える環境でも棲息し続ける生物のタフさには感心するばかりです(oblique, 撮影/MWS)。





2008年1月2日


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これはプラスチック(ポリカーボネート)表面に生えたカビの画像です。レンズなどのガラス表面に生えるカビと同じタイプのものと思われます。これらのカビは器物表面にあるわずかな栄養物を中心に広がって生えることが多いようです。この画像の場合は中心に一本のホコリがあり,そこからカビが放射状に伸びています。レンズカビなどの乾燥に強いカビは空気中から水分を得るので,日常の生活条件であればどこでもカビが生える可能性があると言っても過言ではないでしょう(epiDF, 撮影/MWS)。





2008年1月1日


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これは音楽CD(オスカー・ピーターソン -2007.12.23没)のデータ記録面です。CDプレーヤは微細構造(ピット)で記録されたデジタル情報を顕微鏡で読み取り音声(空気振動)に変換する装置ですが,情報はこのように記録されています。水平軸が走査方向です。ピーターソンにはSalute To Bach, Blues Etude, Tonight, Hymn to freedom, You look good to meなど数え切れないほどの名演奏がありますが,この画像はとりわけお気に入りのLet's fall in loveの付近(?)を撮影したものです(epiDF, 撮影/MWS)。






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