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MWSが顕微鏡下の世界を伝えるコーナーです。 日々の業務メモやちょっとした記事もここに記します 【サイトトップ】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】 【2008年1月】 【2月】 【3月】 【4月】 【5月】 【6月】 【7月】 【8月】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】 【2009年1月】 【2月】 【3月】 【4月】 【5月】 【6月】 【7月】 【8月】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】 【2010年1月】 【2月】 【3月】 【5月】 【6月】 【7月】 【8月】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】【2011年1月】 【2月】 【3月】 【4月】 【5月】 【6月】 【7月】 【8月】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】 【2012年1月】 【2月】 【3月】 【4月】 【5月】 【6月】 【7月】 【8月】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】 【12月】 【2013年1月】 【2月】 【3月】 【今月】 2010年3月31日
30日はプランクトンシンポジウムに出席していました。再編されつつある原生生物界の最新情報を集約したシンポジウムで,非常に面白く,また不勉強を反省させられる内容でした。日々顕微鏡を覗く筆者にとっては,原生生物はまだ何もわかっていない未知の世界なのですが,専門の研究者にとってもそれは同じらしく,いかに未開拓の研究分野が多いのかを強調した発表が幾つかありました。こうしたシンポジウムはよく母校で開催されるので,筆者にとっては学生時代を想い出す機会にもなります。見覚えのあるサクラやマツ,それに天文ドームが懐かしいことでした(画像/MWS)。 2010年3月30日
きょうの画像は砥石表面の拡大像です。丸尾山砥石「合さ」の表面を撮影しています。この砥石にはときどき,鮮やかな赤紫色〜あずき色の斑点や模様があります。上の画像は鮮やかな斑点の例,下の画像は斑紋の例です。化学屋のセンスからいえば紫色はマンガンが定番ですが,この石もマンガンにより着色しているのでしょうか。砥石は海底堆積物が原料ですから,無酸素状態に曝されてマンガンイオンが溶出し,それが再び酸化されて濃縮された層ができることはあってもよさそうです。しかしそれは海底でのお話です。プレートに乗って京都の山の上まで運ばれたこの砥石は,なぜこんなにも鮮やかな色が出ているのか,説明は難しそうです(DF,画像/MWS)。 2010年3月29日
きょうの画像も丸尾山砥石「合さ」で研いだ切り出しです。きのう使った「合さ」とは違う石で研いでいます。同じ山の同じ層の砥石なのにもかかわらず,研ぎ上がりはずいぶん違います。上の画像はやや軟らかい感じのする石,下の画像はよく締まった石による研磨痕です。上の画像は戸前系に通じる研磨痕,下の画像は大上(並砥)に通じる研磨痕に見えます。この山では下の画像のような研磨痕が一般的かと思っていますが,上の画像のような石も少なからずあります。天然砥石は一つ一つ違うとよく言われますが,この画像はそのことを明白に示しています(DF,画像/MWS)。 2010年3月28日
砥石の性質を知るには試し研ぎがいちばんです。筆者は試し研ぎ専用の切り出しを使い,同じ場所を検鏡して感覚をつかみます。上の画像は丸尾山の「合さ」という砥石で研いだ切り出しです。「合さ」は鋼材を選ばないと言われますが,画像からわかるようにハガネと地鉄が同じように研削されています。まるで人造砥石かのようで,評判通りの性能であることがうかがえます。下の画像は梅ヶ畑尾崎産の砥石で短い時間研いだ切り出しです。研磨痕が消えて傷に埋もれていた模様が現れてきています(DF,画像/MWS)。 2010年3月27日
安価でよく見えると高い評価をいただいてきました教育用珪藻プレパラート【E-M1】は残り10枚を切りました。同じ組成の試料はありませんので,まだお持ちでない方はぜひ入手をお薦めいたします。この価格でこれほど豪華に見える珪藻プレパラートは他にないものと思います。上の画像はE-M1に見られる珪藻を撮影したものです。このような珪藻が非常に多数散りばめられています(DF,画像/MWS)。 2010年3月26日
当サービスは種々の珪藻標本を製作して皆様にお届けしています。まだ販売までこぎ着けていない試料があります。上の画像はかなり前に製作した大型珪藻試料ですが,同じものを作るのが難しく,大量生産にまでは達していません。プレパラート数十枚程度の製作が可能なサンプルでも,数百枚分となると調製可能かどうかはやってみなければわかりません(DF,画像/MWS)。 2010年3月25日
上の画像もAsteromphalus属の珪藻で,これも東京湾から採取したものです。昨日の種よりもさらに小さく薄く,取扱はかなり難しくなります。やはり前二種と比較しても,被殻全体の形態や網目構造のピッチが違います。何がこの形を生み出すのか,何度見ても不思議です(DF,画像/MWS)。 2010年3月24日
上の画像もAsteromphalus属の珪藻ですが,こんどは東京湾から採取したものです。東京湾にもいるんですね,こういった珪藻が。昨日の種と比較すると,被殻が薄くぜい弱で,また被殻全体の形態も異なります。網目構造のピッチも違います。東京湾は栄養豊富ですがちょっとでも水深があると光がなくなり,植物プランクトンが生きていけなくなるので,こういった殻の薄い種が優占しやすいのかもしれません(DF,画像/MWS)。 2010年3月23日
あまり刃物関連を掲載していると,珪藻標本の供給者として??とのお叱りを受ける可能性があります。上の画像は相模湾で採取したAsteromphalus属の珪藻です。この格好いい珪藻の仲間は世界中に広く分布しています。しかし薄く分布しているのです。たくさん採取できることはなく,大量の珪藻中にちらほら見られる程度です。いつも不思議に思うのですが,こういった種はどうやって個体群を維持しているのでしょう。本種はJシリーズとして供給可能なほか,運がよいとKMR-01に入っています(DF,画像/MWS)。 2010年3月22日
これは革の表面の画像です。表側のつるつるしているほうです。同軸落射照明により表面がテカっていますが,何やら細かい粒子状構造が見えます。下の画像は部分拡大ですが,やはり微少な凹凸構造が見えます。革は表側のつるつるしている方もカミソリの仕上げに使いますが,この微粒子的な構造が何かの役にたっているのでしょうか(epiDF,画像/MWS)。 2010年3月21日
これはミクロトーム替刃の画像です。ひじょうに硬く粉末特殊鋼の感じです。きわめて精密な刃がついており,もちろん抜群の切れ味です。画像でわかるように,小刃を付けて刃先の直線性を出しているようです。剃刀をこのレベルで研ぐのは容易でなく,標本の切片作成に使い捨ての替刃を使う意味がよくわかります(epiDF,画像/MWS)。 2010年3月20日
古書を仕入れましたので放出品コーナーに掲げてあります。 2010年3月19日
きょうの画像も西洋剃刀(レザー)の刃ですが,きのうの画像とは違うものです。生産国は不明で,研いだ感触からはハイカーボンステンレスだと思います。上の画像は革砥(青棒付き)で研いだときの刃先です。1/1000ミリメートルほどのカエリが出ています。下の画像はそのカエリを革で取り去ったものです。直線の刃がついています。画面横幅は0.095ミリメートルです。このレベルのカエリは目で見ることはできません。指先でもわかりません。確認するには切れ味で確かめるか,顕微鏡でみるか,どちらかです(epiDF,画像/MWS)。 2010年3月18日
上の画像は革砥で研ぎ上げた西洋剃刀(レザー)の刃です。かなり古いものでドイツ製です。鋼材は不明ですが鋼(ハガネ)の研ぎ味で,スゥエーデン鋼かもしれません。丸尾山の戸前で中研ぎを行い,尾崎産のひじょうに硬い仕上げ砥石で刃をつけたあとに,きのうの画像で紹介した革砥で研いでいます。仕上げに,別の軟らかい革砥で,研磨剤なしで数回研いでいます。画面上の倍率で500〜800倍になるかと思いますが,高い精度で直線の刃がついていることがわかります(epiDF,画像/MWS)。 2010年3月17日
上の画像は革砥です。きのうの革とは違う種類で,撮影倍率はきのうの3倍です。繊維に研磨剤(酸化クロム)が絡んでいますが,研ぎによって平面になっているのがわかります。革砥は刃物の仕上げに使われます。上の画像のものは,カマボコ板に鉋をかけて平面を出し,同じ大きさに切った革を,正確に敷きつめた両面テープに密着して貼り付けたものです。カマボコ板の裏側にはゴム板を接着しておきます。革砥の面には青棒(酸化クロムをワックスで固めたもの)をこすりつけてあります。両刃の刃物を仕上げるのに便利に使っています(epiDF,画像/MWS)。 2010年3月16日
これは革の画像です。バサバサの裏側?を撮影しています。ざらざらした手触りの正体は,非常に細い繊維が撚り合わさったもののようです。このお陰で空気が多く含まれ,風を通しにくく,温度変化を小さくすることができるのでしょう。筆者は触って冷たいものにはよく革を貼り付けます。顕微鏡の台座部分には手が冷えないように革が貼ってあります。街中を歩いていると,たまに革の端切れが積み上げられて叩き売りしているのに遭遇します。そういったものを買っておけばいいわけです(epiDF,画像/MWS)。 2010年3月15日
珪藻プレパラートは,特に用事がなくても,定期的に取りだしては観察することをお薦めしています。何度も見たはずのプレパラートから認識を新たにすることが多いことが一つの理由ですが,もう一つ大事なことは,このプレパラートはこのくらいに見える,ということを時々確かめる作業が必要との認識からです。久しぶりに覗いてみて,あれあれ?と思い,照明を調節/工夫して思い通りの像ができると安心します。上の画像は乾燥系対物レンズ(NA=0.95)で撮影したASK-01です。時々このレンズで撮影しますが,ちゃんと写すのはけっこうむずかしく,よい訓練になります(oblique,画像/MWS)。 2010年3月14日
きのうの画像は蛍光顕微鏡によるUV励起とB励起の合成でしたが,きょうは同じ個体のV励起による画像です。ちょうどB励起とUV励起の間の波長になりますので,ヘキスト染色も励起でき,葉緑体クロロフィルも励起できるため,核と葉緑体が同時に色分けで可視化されています。しかし励起の度合い(発光強度)や色合いは昨日の画像とは異なりますので,核の色はやや緑にシフトしています。クロロフィルは同じように赤く光ります。できあがった画像は,きのうの合成像とほぼ同じものが可視化されていますが,印象はだいぶ異なります。なお,葉緑体の形は撮影中にも変化します。上の画像では強い励起光によって葉緑体が細胞周辺部に移動しています(epiFL,画像/MWS)。 2010年3月13日
これは珪藻の蛍光顕微鏡画像です。クラチキュラという淡水産の種で,緩やかな流れの河川や湧水などでよく見かけます。核などのDNA成分はヘキスト染色(33258)で青白く光り,葉緑体は自家蛍光で赤く光っています。この画像,蛍光顕微鏡を使い慣れた人には違和感があるかもしれません。ヘキスト染色による核の蛍光と葉緑体の自家蛍光は同時に写すことが難しいからです。V励起で工夫してもなかなか上の絵のようなカラーバランスにはなりません。実際,上の画像はB励起による葉緑体蛍光とUV励起による核の青色蛍光像を別々に得て,それを加算合成したものです。デジタル時代になってこういう作業が簡単になり,説得力のある絵作りができるようになりました。時代の恩恵ですね(epiFL,画像/MWS)。 2010年3月12日
これは鋼と地鉄の接合面です。鉋や包丁,切り出しなどでは軟鉄に鋼を合わせてありますが,その境目の部分です。刃境ともいいます。肉眼的にはくっきりと刃境が見えるものですが,顕微鏡的にはあいまいな境界のようです。地鉄に鋼を合わせて鍛造したときに,お互いの成分が行き来するわけですが,それが顕微鏡的にも見えるということかもしれません。しかし遠目に見ると,傷の付き方がまるで違うので刃境だということがわかります(epiDF,画像/MWS)。 2010年3月11日
顕微鏡の性能を引き出すにはフィルターワークが重要ですが,困るのはフィルターの保管法です。数十枚以上になるとケースに入れればかさばりますし,そうかといって裸の状態ではホコリも傷も付きます。結局のところ厚手のポリエチレン袋を利用しています。使用頻度の高いものはチャックなし,低いものはチャック付きの袋にしています。ほとんど使わないものは清掃後に袋に入れたものをまとめて箱に入れて保管しています。フィルタの透過特性が一目でわかるものはラベルなし,わからないものはラベルにフィルタ名を書きます。干渉フィルタは名前だけだと特性がわからないので,スペクトルの概略を描いておきます(画像/MWS)。 2010年3月10日
きょうの二枚の画像はいずれも強い歪曲収差をもつレンズで撮影したものです。上の画像で水平線や波打ち際を見ると強いタル型の歪曲がおわかりいただけることと思います。この収差は画像処理で補正することが可能ですが,作画によってもごまかせます。下の画像はタル型歪曲が目立たないようにフレーミングした例です。画面の上下部分に水平な構造物を入れないだけでずいぶんと目立たなくなります(画像/MWS)。 2010年3月9日
超高圧水銀灯の点灯装置を処分 2010年3月8日
切刃を目の細かい仕上砥で研磨すると鏡のように輝き出します。研ぎにこだわる方々は鏡面仕上げのできる砥石などにも詳しいようです。この「鏡面仕上げ」という言葉は,どこからが鏡面でどこからが曇りなのかが曖昧でよく議論になるところです。筆者はレンズやミラーを日常扱っていますので,鏡面というと散乱光による曇りがないものをイメージしてしまいます。上の画像はそのように研ぎ上がった切り出しで蛍光灯を反射させた像です。梅ヶ畑尾崎産の仕上砥石を使っています。下の画像は丸尾山敷戸前で仕上げた切り出しで同じようにして撮影しましたが,こちらは散乱光がだいぶ出ています。両者の違いは散乱光の多寡だけでなく,刃境の反射率がまるで異なります(画像/MWS)。 2010年3月7日
きのうの画像は裏刃でしたが,きちんと裏を出すには叩く必要がありました。幅5ミリほどの間を叩くのでけっこう気を遣います。骨董市で購入したこの切り出しは,裏のサビがひどく,相当に裏押ししないと鋼が出てきませんでした。しかしベタ裏になってしまうとまともに研げませんので,叩く必要が出てきたということです。最近,裏に不満があると,鉋でも包丁でも切り出しでも,叩いてしまいます。地鉄と鋼が合わせてあるということは,叩いても良い,ということを示していると勝手に解釈しています。ちゃんと糸裏になります。教科書的には良くないのかもしれませんが,やってみて確かめるということが大事だと思っています(画像/MWS)。 2010年3月6日
これは切り出しの刃先(裏)です。たぶん炭素鋼です。京都梅ヶ畑尾崎産の仕上砥石で研いだものです。画面横幅が0.092ミリメートルほどなので,パソコンのモニタ上の倍率は1000倍〜1500倍くらいになるのではないかと思います。包丁など,立て気味に研ぐ刃物は直線の刃先を作るのが簡単ですが,切り出しや鉋など,面で研ぐ刃物は刃先がきれいな直線になかなかなりません。上の画像でも1/1000ミリメートルレベルの鋸歯になっていることがわかります。切刃/裏刃は鏡面で,反射を利用して活字が読めるほどですが,顕微鏡レベルでは細かな傷が残っているのがわかります(epiDF,画像/MWS)。 2010年3月5日
三陸産の柔らかワカメは数分水に戻し,さっと洗ってからフックに吊して水切りします。30分ほどおいたら食べやすい大きさに切り,こちらをかけてよく和えて,しばらくおきましょう。簡単で素敵においしい食べ方です。水に戻したときに見つかる小さなワカメの破片はスライドグラスに載せ,カバーグラスをかけてから水気を吸い取ります。簡単で素敵に見えるプレパラートになります。湯通しワカメは緑色なので,透過照明にすると緑色の単色照明に近い条件になり,よく見えます。ワカメ細胞で光が拡散されるので,コンデンサ絞りの影響を受けにくく,比較的分解能の高い観察ができます(BF,画像/MWS)。 2010年3月4日
今回の津波では大きな振幅の海面変動が続きました。内湾では海水が丸ごと動くわけですから,養殖施設に大きな被害が出ました。東北沿岸ではカキ,ノリ,ワカメなどの収穫期に当たりますが相当大きな損害になったようです。まずは東北太平洋沿岸の海産物を買い込んで,一刻も早く沿岸の人々が日常を取り戻すよう祈念しましょう。上の画像は筆者お気に入りの塩蔵ワカメで,岩手県宮古の品です。よくありがちな塩で増量したようなワカメとは全く違い,すぐに戻り,柔らかで風味もよく,おいしいのです。皆さんもどうぞ(画像/MWS)。 2010年3月3日
上のグラフは相模湾(油壺)の潮位です。筆者は相模湾でサンプリングを行うことも多く,今回の津波には特に注目していました。当日もサンプリングを考えていましたが津波の状況から見て中止しました。グラフを見るとわかるように,大潮の干潮時に津波の引きが重なり,非常に大きく潮が引いています。この場所では大潮でどれほど潮が引いてもTP-80cm程度なのですが,加えて20〜30センチも引いています。おそらく過去数十年の間に一度も空気に触れたことのない海底面が,少しの時間だけ露出したことでしょう。そしてまもなく急激な押し波がやってきて水没したものと考えられます。台風並の底荒れが起きたことを覚悟しなければなりません。春の珪藻シーズン開幕を前に,とんでもないことになりました(画像/気象庁)。 2010年3月2日
上のグラフは気象庁のHPに掲載されている検潮所(仙台新港)の記録です。チリ地震に伴う津波の最大波は28日20時52分に+1.1mメートルを記録しています。ニュース等ではこの値が取り上げられていますが問題は振幅です。潮位偏差を見るとわかるように,振幅は2メートルを超えています。短い時間に海面が2メートルも変化するというのは尋常でなく,海岸で仕事をしていたら人命に関わる事態になります。気象庁は津波予報が過大であったとして謝罪しました。しかし今回の気象庁は,1960年のチリ地震津波データをもとに,津波に伴う海面変動が長期化するという適正な予測(警報)を行い,結果として被害を最小限に食い止めました。これこそが防災です。心から敬意を表する次第です(画像/気象庁)。 2010年3月1日
砥石関係で本ページをご覧いただいている方もおられるかと思います。筆者も昨年はずいぶんと砥石の勉強をさせていただきました。筆者は中学校の頃からドライバーを研いだりしていましたが,きちんとした刃付けができるような研ぎ歴はまだ10年ほどです。天然砥石の使用歴は9年ほどでしたが,良さがよくわからないまま時間が過ぎていました。しかし昨年夏に本ページの読者からよい天然砥石とはどういうものかを教授賜り,目からウロコが落ちました。人造砥石で注意深く研いでやっと出せる切れ味が,いとも簡単に達成できることに驚愕しました。そんなわけでこんなページを作りました。見てやってくださいまし。上の画像は切り出しと毛髪です(撮影/MWS)。 Copyright (C) 2010 MWS MicroWorldServices All rights reserved. (無断複製・利用を禁じます) 本ページへの無断リンクは歓迎しています(^_^)/ トップに戻る |