本日の画像
ミクロワールドサービスが顕微鏡の世界を伝えるコーナーです。 日々の業務メモやちょっとした記事もここに記します 【サイトトップ】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】 【2008年1月】 【2月】 【3月】 【4月】 【5月】 【6月】 【7月】 【8月】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】 【2009年1月】 【2月】 【3月】 【4月】 【5月】 【6月】 【7月】 【8月】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】 【2010年1月】 【2月】 【3月】 【4月】 【5月】 【6月】 【7月】 【8月】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】 【2011年1月】 【2月】 【3月】 【4月】 【5月】 【6月】 【7月】 【8月】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】 【2012年1月】 【2月】 【3月】 【4月】 【5月】 【6月】 【7月】 【8月】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】 【2013年1月】 【2月】 【3月】 【4月】 【5月】 【6月】 【7月】 【8月】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】 【2014年1月】 【2月】 【3月】 【4月】 【5月】 【6月】 【7月】 【8月】 【今月】 2014年9月30日
簡易顕微鏡用に安価なメカニカルステージを使っています。低倍率での検鏡ではクレンメルだけでも実用になりますが,100倍を超えると操作にコツが必要になってきます。200倍にもなれば対象物を視野の中央に持ってくるのは経験者くらいで,400倍になればさらに困難になります。一般の方々に覗いてもらうような場合は,メカニカルステージがあるに超したことはありません。操作が飛躍的にラクになるうえに,ステージ操作自体がある種の楽しさを生み出すようにも思います。 2014年9月29日
LBB-12の重要な使い方を,きょうの画像で示しました。所有者には周知のように,ニコンの誇る携帯顕微鏡H型は光源として2.2V,0.25Aのニップル球を使っているのです。これはもちろん,タングステンランプですから,フィラメント温度に応じた黒体輻射に近い連続スペクトルで,やや赤みを帯びた光なのです。これに富士フィルムのLBB-12を装着すれば,きわめて良好な色温度の補正ができます。じつに素晴らしい白色光になるので,いつまでも覗いていたい気がします。本ページをご覧頂いている方々であれば,携帯顕微鏡H型の一台や二台は持っている方がおられるでしょう。高価なH型を所持している方々なら,LBB-12は紙切れ一枚くらいの価格で買えます。素晴らしい色補正でH型を使えるのですから,プロショップへ急げ急げ(画像/MWS)。 2014年9月28日
久しぶりに富士フイルムのフィルタLBB-12を買いました。富士のフィルタは赤外系で以前から使っていましたが可視光ではケンコーやマルミのガラスフィルタを使うことが多く,セルロースアセテートフィルタは持っていませんでした。ところが最近,電球色のLEDを多用するようになって,これを顕微鏡照明に使うときに色補正をする必要が生じてきました。ほとんどの3000Kの電球色LEDはC12相当のフィルタでデーライト相当になります。それでC12のガラスフィルタも使っていましたが,工作には不向きなのでセルロースアセテートフィルタを入手することとなったのでした。 2014年9月27日(2)
ロケットニュースさんによると,顕微鏡で覗いた"藻"が美しいのだそうです(こちら)。 2014年9月27日
宇沢弘文氏が亡くなった。経済第一主義の世の中に経済学の立場から警鐘を鳴らし続けた数少ない碩学でした。筆者も宇沢氏の書いた物をいくつか持っていますが,大きく影響を受けていると思います。また筆者に影響を与えた環境学者の多くも,宇沢氏に感化された人が多かったと思います。まさに巨星墜つとしかいいようがありません。 2014年9月26日
25日は編集者さんとの打ち合わせでした。当サービスの業務内容は他にない珍しいものなので,そこに目を付けた方々から連絡がきます。まさに珪藻が取り持つ御縁という感じなのです。Jシリーズの画像利用についての簡単な確認などを打ち合わせました。メールで済ませることもできる内容ですが,お近くの会社でしたので,直接合ってお話ししました。当サービスには豊富なアイテムがありますので,メールだけではできない内容の実演や解説もでき,有意義な時間だったと思っています。打ち合わせの日は,標本を作ることは無理ですので,余った時間でほかの作業をすることにしています。今回は教育用の初級顕微鏡を研究用生物顕微鏡に匹敵しうる見えを達成する改造を行って時間調整をしました(画像/MWS)。 2014年9月25日
「現代社会で正気でいたければ,1日5分でいいから自然のものをじっと見つめることだ」 2014年9月24日
この2日間で1350枚以上の顕微鏡写真撮影をこなしました。きわめて精密な画像が必要なので,顕微鏡の整備だけでも相当の時間を費やし,対物レンズの選別にも時間を費やし,撮影条件の探索にもえらい時間がかかりました。撮影がはじまってしまえば,次々と撮影できますが,撮影までが大変なのです。もちろん,撮影も大変ですが。。 2014年9月23日
先日製作した緑LED照明のテストを行っています。きちんと対物レンズのNAをカバーする光源サイズがあり,十分な輝度があって,もちろん波長純度もよいので,上々の出来といってもよいかと思います。偏斜照明での作例がきょうの画像ですが,偏光,微分干渉,位相差でも申し分ありません。生のサンプルを覗く場合には白色光源が必須ですが,処理済みの珪藻や放散虫を検鏡する場合は単色光の方がつごうの良いことが多く,これまでも各種フィルタを利用してきました。そのため緑LEDの光は筆者にとって違和感がなく,目も慣れているので,これからの常用光源となりそうです(画像/MWS)。 2014年9月22日
これは接眼レンズに他の接眼レンズから採取した筒をテープでくっつけたもの。筒の途中にもテープが巻いてあって,そこまでチューブに差し込んで使うことができます。50mmだけ鏡筒長が長くなるような接眼レンズです。これがあれば,160mm鏡筒長の生物顕微鏡を使って,210mm鏡筒長の金属顕微鏡対物レンズを使うことができるわけです。簡易な検鏡用途に使えるような単眼の生物顕微鏡はたくさん流通しているのに,210mm鏡筒長のレンズが使える簡易な顕微鏡はあまり見た覚えがありません。それならば作ってしまえばいいわけです。実際に問題なく使えます。筒の内部は内面反射が無視できないので植毛紙を丸めてつっこんであります。見た目は小学生の工作ですが,光学的には正しい配置です(画像/MWS)。 2014年9月21日
Nikon1にはシャッター速度優先モードがあって,その設定を見ると1/16000がある。このくらい早いシャッターであれば大抵のものは止まって写るので,Nikon1 J2を使って東海道新幹線にて撮影試験開始…。この画像は浜名湖付近ですけど,クルマも,橋も,みんな静止して写っています。 ローリングシャッタによる歪みはあって,近くの電柱などは斜めに写ってしまいます。しかし,270km/hの車内から撮影して静止しているのがスゴイ。 相対速度500km/hを超えているはずの,「のぞみ号」も歪んでいるけど静止している… 歪んでいても構造は判別できる。。置きピンなのでピンぼけはご容赦を。 画像補整をすると相対速度540km/hでも,ちゃんと写っている。。恐ろしいカメラですねNikon1は。 2014年9月20日
本ページでは料理の記事を書くこともあるのですけど,時折,作ってみたよーとの反響をいただきます。筆者の料理は基本,手間は最小限でありながら健康維持効果は最大限,おいしさもそれなり,といった感じにチューニングしていますので,忙しい方で味の好みが合う方には,少しは役に立っているかもしれません。 塩をまぶします。「天人の藻塩」がいちばん良いですが,なければ他の天然塩でもいいでしょう。量は画像に示すように,ヨーグルトなどについてくる小さなプラスチックのスプーンに軽く一杯程度です。 振りかけたら… まんべんなくすりこみます。 反対側にも同じ分量の塩を振ってすりこみ,コショウをぱらぱらします。 月桂樹の葉は写真のように切り込みを入れ,皮にのせます。安いむね肉は香りがイマイチなこともあるので,月桂樹を使っていますが,使う/使わないは好みで決めて下さい。 月桂樹の面を下にします。こんどは,お肉のところに早煮昆布をのせます。高級な昆布はもったいないので,早煮昆布をつかっています。昆布は洗ったり拭いたりしません。そのまま,白い粉を肉にすり込むように使います。肉に塩をしてあるので,水が出てきますが,その水を昆布に吸わせると昆布が柔らかくなってきます。 昆布がじゅうぶん柔らかくなったら,広げて肉を包みます。ま,昆布締めみたいなもんです。これは味に深みを増すためにやっているのですけど,こういった作業が面倒と思われる方は,味の素を振りかけるとか,あるいは省略しても構いません。 乾燥しないようにラップをかけて袋に包んで,冷蔵庫のチルド室に保管。ジップロックに入れてもいいです(もったいないけど)。 まる一日も経てば,むね肉は飴色に変化しています。塩分で身が締まっています。昆布ははがします。巻いたままで加熱すると,付着してとれなくなります。むね肉は常温にもどしておきます。 お湯をわかします。薄塩くらいになるように塩を入れます。このときの塩は,藻塩のような高価なものでなくて大丈夫です。しかし精製塩はやめましょう。まずくなります。薄味が好きな人は,塩を入れなくても構いません。 沸騰したら炊飯器にお湯をいれて… そっとむね肉を入れます。全体がお湯に浸かっていることが大事です。また,むね肉を先に入れてお湯を注いではいけません。肉がかたくなります。お湯に月桂樹の葉を入れるか入れないかはお好みで。 保温ボタンを押します。低温加熱がキモですので,炊飯ボタンを押してはいけません。なお,炊飯器を使いたくない人は,鍋に沸かしたお湯で湯せんしてもできます。筆者のところでは,古い炊飯器を低温加熱調理専用に使っています。ハーブなどの香りが移っても気にせず使えます。 30分も経てば熱が通っています。心配な方はもう少し長くてもいいでしょう。ここの加熱度合いで,むね肉のパサパサ感が変わります。炊飯器にお湯を入れてから少しさまして,70゚Cくらいの加熱が続くようにすると,むね肉とは思えないしっとりとしたパサつかない食感になります。パサパサになったら,次回は温度を下げ気味にする工夫をしてみましょう。 乾かないようにキッチンペーパーでくるんであら熱を取り… よく切れる包丁で切れば,鳥はむのできあがり。 乾くとよろしくないので,フタ付きの容器にでもいれましょう。本物のハムではありませんので,余ったら冷蔵庫に保管して,作った翌日には食べきってしまいましょう。 加熱してあまったお湯はダシが出ているので,適当に味を補うかあるいは薄めて,豆腐,わかめ,玉子,ねぎなどを入れればスープのできあがりです。 2014年9月19日
オプチフォトのランプに緑色パワーLEDを導入しました。緑色の単色光は大昔から顕微鏡写真や観察用途に多用されてきました。この波長ですと多くの光学系で球面収差は小さく,分解能も赤に比べてよいのです。位相差顕微鏡やリターデーション測定などの用途では546nm付近の緑が使われていることは周知でしょう。 2014年9月18日
透明物体の落射照明は難しく,放散虫のような針金細工的な構造をきれいに写すのは容易ではありません。画像一枚目は実体顕微鏡を用いて,LEDによる軸外偏斜の落射照明を行っています。デフォーカス像の重なりや,ガラス基板への写り込みといった,像質を劣化させる要因がいくつも見られます。こういったときには,透過明視野の方がきれいに写ることが多い気がします。画像二枚目の例がそれで,同じ物体・同じ顕微鏡で,透過明視野で撮影したものを明暗反転したものです。照明一つで像質が大きく変わることが一目瞭然かと思います。暗視野の画像を得たいときは,もちろん暗視野照明を工夫するのが本筋ですが,明視野画像を反転して,見やすい暗視野風画像とするのも一法として覚えておいて損はないかと思います(画像/MWS)。 2014年9月17日
経年変化によって劣化し,修理が必要な接眼レンズがたくさんあるのですが,レンズの貼り合わせを剥がす必要があって難航しています。貼り合わせレンズは,分離することは想定されていないので,剥がす方法自体を模索しないといけません。きょうの画像は練習用に熱衝撃を与えてみたもの。熱を加える速度と方向を間違えたようで,見事に割れてしまいました。これで高価なツァイスのレンズがおなくなりになりました。。こういったことは経験が全てなので,この失敗も,残念な感じがしません。こうやったら,こうなるのか,と勉強になった気分です(画像/MWS)。 2014年9月16日
きょうの画像は9/15日現在の,浅川(大和田橋)の状況。流れの中心は石がきれいで,大雨によって石が洗われたことを示しています。岸に近いところでは石が茶色くなっていて,珪藻が繁茂し始めています。この画像に示すように,珪藻は,流れのゆるやかなところから生えはじめて勢力を拡大していくことが多いのです。この辺の感覚が分かるようになると,久しぶりに訪れた河川をみても,ああ,ここは数日まえに大雨が降ったな,などとわかるようになるのです(画像/MWS)。 2014年9月15日
ここのところの雨と冷え込みが発生刺激になっているらしく,東京都心〜郊外でもきのこが一斉に発生してきた印象があります。画像はタマゴタケと判断されるきのこですが,14日に郊外でみかけたものです。これは菌輪の一部で,現場ではもっと大量に発生していました。13日には都心でナラタケの発生を目撃しています。タマゴタケは東京であれば,8月下旬頃と10月上旬頃に発生することが多いですが,14日に見かけたものは,おそらく10月発生分が早まったもののように思います。ナラタケも,例年なら9月4週〜10月1週のことが多く,こんなに早く見かけた覚えがありません。今年は秋が早く来ている感じがしていましたが,きのこを見ても,それは正しいように思われます(画像/MWS)。 2014年9月14日
持ち運びできる顕微鏡はいくつかあるのですが,サンプリング,デモ,講義などで使う機種が異なります。いつも最適なものを選んで持って行くのですが,まだ使っていない機種もあります。きょうの画像がそれで,むかしの顕微鏡です。使わない理由は,完全整備できていないこともあるのですが,それ以上に,素性がわかっていないのです。鏡筒長が120mmに見えるのですが,レンズがそれに見合ったものなのかどうか不明です。検鏡してみればある程度は判別できるものの,低倍対物レンズでは球面収差も小さいので,鏡筒長が合っているかどうか確かめようがありません。40倍対物レンズと20倍対物レンズで同焦点が少しずれているのも気になります。このツァイスの三本足のカタログがどこかに転がっているといいのですけど,まだ見つけていません。顕微鏡の世界は,うんと奥深いのです(画像/MWS)。 2014年9月13日
12日は美術系大学の学生2名の来訪をうけまして顕微鏡の午後となりました。美術系でプランクトン・珪藻の造形に興味を持って下さる方々ですから,筆者としては全力で応援しなければいけませんし,また当サービスは超高品質のプレパラートを検鏡できるという意味では世界最良の選択の一つでしょう。まずは必修科目の研ぎでウォーミングアップをしたあとに,珪藻の検鏡,放散虫の検鏡を行い,写真集『マイクロスコープ』を紹介し,『ずかんプランクトン』『微化石』『The Diatoms』を紹介して,珪藻取り扱い法の一端などをごらんいただき,最後は顕微鏡の実際的取り扱い法を実習して時間切れとなりました。ひじょうに盛りだくさんの内容でしたが,ニコニコ楽しく取り組んでいただき,筆者もニコニコでした。これ,よく考えると,Jシリーズが人間関係と笑顔を生み出しているんですよね。ちまちまとした小さな作業ですが,続けていてよかったなーと思える瞬間です(画像/MWS)。 2014年9月12日
むかしの単眼顕微鏡で良いところといえば,鏡筒長が調節できる機種が多いことです。きょうの画像に見られるように,チューブを引き出して,対物レンズが要求する鏡筒長にセットすることができるわけです。当時は生物顕微鏡用の対物レンズでは,TL=160mmが多く,一部で170mmでした。したがいまして,このチューブを160mmとか,170mmにセットして使うのが正しい使い方です。このことを知らずに,チューブを引っ込めたまま使っている例も見られますが,高倍率の対物レンズでは性能が発揮されません。 2014年9月11日
旧式の単眼顕微鏡をメンテナンスしました。オリンパスのGCで,大学などで広く普及していましたから見たことのある方も多いことでしょう。照明内蔵の顕微鏡が普及している現在ではミラー採光型の顕微鏡は受けが悪いかもしれませんが,鏡基はしっかりとしていますし,各部の作り込みもよくて,現代でも利用可能です。画像の顕微鏡は昭和36年の納品なので半世紀以上の時を経ていますが,劣化部分は少ない印象です。レンズは現代のものの方が品質が良いので業務的に使うようであればレンズは新品を購入するのも手ですね。それにしてもこの顕微鏡,研究室でイスにふんぞり返る教授先生のようで,スタイル抜群ですね(画像/MWS)。 2014年9月10日
学会会場となった広島大学は,山を切り崩して造成し木を植えているわけなので,きのこが発生しやすい環境です。関東地方でよく似た感じのところはつくば市辺りでしょうか。時期もよかったようで,至る所にきのこが生えています。お昼休みのわずかな時間と,シンポジウムが始まるまでの少しの時間で,たくさんのきのこが見つかります。八王子に住んでいた頃は裏山に入ってはきのこ観察するのが日課でしたので,これらのきのこについても何となく名前が浮かぶものもあります。しかし本ページの読者や当サービスのユーザー様の中には,凄腕のきのこハンターがおられたりするので(参考1 参考2),かるがるしく名前を出すわけにはいきません。知識のなさを露呈するだけになることでしょう。プランクトンもそうですが,きのこの分野でも種名が次々と変更になったりしているので,むかし図鑑を読んだ程度の分類の知識は,役に立たないこともあるのです(画像/MWS)。 2014年9月9日
お休みを頂いた期間中は,日本プランクトン学会大会に出席していました。ベントス学会との共催で,盛大に 2014年9月8日
夏の不眠がちょくちょく現れて,毎度のことですけど,悪戦苦闘しています。酒を飲めば寝られるのですが,その分量が,「翌日二日酔いになるかもしれないラインの一歩手前」くらい必要なのです。そのくらい飲んでしまうと,胃腸や肝臓に負担がかかり,何となく活力が低下してしまいます。しかし飲まずに寝れば寝られないので,活力低下どころではなく,体はどこまでも眠くて疲れているのに脳みその寝るスイッチだけが入ってくれない,地獄の苦しみが待っているのです。 2014年9月7日
当サービスに掲載している画像は,基本,有料でのご利用が可能です。きょうの画像に示すように,各種出版物に特色ある顕微鏡写真が利用されています。価格は一般的なフォトエージェンシーと比較すると格段に安価で,レギュラー品のプレパラートと同じ程度です。安価に設定することで多くの法人様にご利用いただければと思っています。 2014年9月6日
携帯顕微鏡H型をLED化していることはこれまでも述べてきましたが,昨年からは電球色LEDも導入しています。本ページでは繰り返し述べているように,白色LEDの強い光は,その青成分が特に目に悪いのです。顕微鏡は,光源を直接のぞくような光学配置なので,網膜を傷めるような光源は極力避けなければなりません。安全に覗く方法は,まぶしさを決して感じないようにすることと,青色光をある程度カットすることです。 2014年9月5日
常用している携帯顕微鏡H型(ニコン)のミラーがゆるくなってきたので困っています。カシメのようなのですが,締め方がわかりません。一人で見る分には何の問題もありませんが,多人数で顕微鏡を回して,供覧顕微鏡的な使いかたをするときは,ずれると見えが悪化するので困ります。当面の処置として,薄いシリコン板を金属板との間に挟みました。これで見栄えも悪くなく,普通に使えます。コレクター気分的には完全修理したいところですが,筆者は実用機として使っているので,まぁこれでもいいか,そんな気分です(画像/MWS)。 2014年9月4日
オルファのクラフトナイフLを研ぎ直しました。本ページをご覧頂いている方はおわかりのように,これは筆者のキッチンナイフ的な存在でもあります。夏の東北旅行では,トマトの皮をむいて(そのくらい切れるんですよ),キャベツを刻んで汁物に入れて,モモをむいて食べ,スイカを食べて,ホヤをカットして…と大活躍しました。旅行中は手荒く使うので多少,切れ味は低下します。それで研ぎ直しとなったのでした。 2014年9月3日
珪藻の微細構造を見るのに大切なのは,よい顕微鏡と照明技術であることは言うまでもありませんが,もう一つ大事なものがあります。それは観察能力です。人間の目は,見ようとした物が見えるようにできているらしく,ただレンズを覗いただけでは,すぐには見えてこないのです。天体観察している方々にはおなじみの場面かもしれません。10cm程度の望遠鏡で木星の縞々が見え,薄い大赤斑も表側に回ってきて,熟練者ならよく見える〜というコンディションで初心者の方に見てもらうと,「全然見えない」というのです。 2014年9月2日
これは普段つかっているテスターCP-7Dです。デジタルのマルチテスタも持っているわけですけど,LEDの交換とか電池容量のテストといった一般用途には,指針式のメータはじつに使い勝手がよいと感じていて,ついついコレを使うこととなります。まぁ,腕時計が,指針式に落ち着いたような理由です。 2014年9月1日
先週からすっかり涼しくなり,徹底的に高温に慣らしている体には寒いほどです。こうなるとマタタビが乾燥できません。天日乾燥が理想なのですが,曇っているとカビが生える可能性が高くなりよろしくありません。そこでマタタビ乾燥システムを作りました。おおげさな名前の割には単純な構造で,千石電商に転がっていたファンに秋月電子に転がっていた電源を用いて,乾燥かごの内側に取り付けたものです。これによりホコリの少ない空気が連続的にマタタビを通り抜け,室内でも乾燥が進みます。天日の威力には及びませんが,カビは防げますし,確実に木天蓼まで持ち込めます。その日の天気をみて,もっとも乾燥している場所に移動してファンを運転します。最初はカゴ一杯に広がっていたマタタビも,だいぶ小さくなりました(画像/MWS)。 Copyright (C) 2014 MWS MicroWorldServices All rights reserved. (無断複製・利用を禁じます) 本ページへの無断リンクは歓迎しています(^_^)/ トップに戻る |