本日の画像
ミクロワールドサービスが顕微鏡の世界を伝えるコーナーです。 日々の業務メモやちょっとした記事もここに記します 【サイトトップ】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】 【2008年1月】 【2月】 【3月】 【4月】 【5月】 【6月】 【7月】 【8月】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】 【2009年1月】 【2月】 【3月】 【4月】 【5月】 【6月】 【7月】 【8月】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】 【2010年1月】 【2月】 【3月】 【4月】 【5月】 【6月】 【7月】 【8月】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】 【2011年1月】 【2月】 【3月】 【4月】 【5月】 【6月】 【7月】 【8月】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】 【2012年1月】 【2月】 【3月】 【4月】 【5月】 【6月】 【7月】 【8月】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】 【2013年1月】 【2月】 【3月】 【今月】 2013年4月30日
これは便利に使っている接写装置です。コピースタンドがあれば便利ですが置き場所がないので,既存のもので工夫しています。材料は顕微鏡の外部照明装置用スタンド,クランプ,厚紙等ですから,本ページの読者であればお持ちの方も多いかと思います。厚紙にコンパスカッターで穴をあけてスタンドに差し込めば出来上がりです。このスタンドにコンパクトデジタルカメラを取り付けて使います。クローズアップレンズも併用します。照明は窓際の障子照明が良い結果を与えるようです。とても簡易なスタンドですが30mm〜50mm程度の物体を撮影するのに役立っています(画像/MWS)。 2013年4月29日
28日の夜は何となく眠れそうな気がして,本格睡眠…本格睡眠と呪文を唱えていたところ,26時くらいには寝てしまい,朝遅くまで目が覚めないという経験をしました。こういう睡眠は大変珍しく,前回はいつだったか思い出せないくらいです。たぶん数年前?もっと?大変不思議な気分です。これがスイミンというものならば,今までのヤツはスイミンではなかったことになると思えるような,そんな感じです。何か特別なことをしたのかと振り返ってみれば,レタスをたくさん食べたことくらいでしょうか…。 2013年4月28日
連休に入りましたがちょうど大潮なので東京湾岸をさまよいました。珪藻在庫のうち一部の種が減ってきていて特定のデザインができなくなりつつあります。どこかで材料を仕入れないことには始まりません。現在使用している珪藻在庫には,2009年採集のサンプルが多くあります。この年は珪藻の当たり年とでも言う感じで,海が穏やかで比較的長期間珪藻が採取でき,質もよかったのです。その後に採集した海の珪藻は品質が今ひとつのものが多く,目的の種も少ないもので,珪藻在庫用には魅力を感じないものも多くありました。ですので今年はよいものをたくさん採取したいところですが,大潮になると優先度の高い用事が入りサンプリング予定がつぶれてしまいました。困った困ったの状態です。 2013年4月27日
RICOH Caplio GX8 テレ端 AF ISO64 手持ち撮影 jpg 200%拡大 Nikon 1 J1 1 Nikkor VR 10-30mm テレ端 手ブレ補正あり MF ISO100 手持ち撮影 jpg 200%拡大 Nikon 1 J1 1 Nikkor VR 10-30mm テレ端 手ブレ補正なし MF ISO100 手持ち撮影 jpg 200%拡大 2013年4月26日
OAタップのスイッチが破損しました。まだ5,6年くらいしか使っていないのにスイッチ部分がポロリと取れてしまいました。よくよく見るとスイッチを支持している部分が両側ともポッキリ折れています。明らかにごみ箱行きの症状ですが,スイッチ以外はどこも壊れていないので修理してみることにしました。力がかかる支持部分にもかかわらず,ここがポリスチレンの突起たけでできているというのは設計不良ですね。樹脂の脆化とともにポッキリ行くに決まっています。高々数千回のON/OFF操作で破損したことがそれを物語っています。つまりこの破損は「設計通り」というわけです。 2013年4月25日
打ち合わせの用事があって近所の大学に出向きました。東京都心はコンクリートで塗り固められた都市空間ですが,伝統ある大学の敷地内には緑が残されていて,この季節はなかなか見栄えがします。戦後に一度まるぼうすにされてから植樹された都市近郊の丘陵地や山よりも,都区内の大学の方が樹齢の古いものがあったりします。新入生が不安げに学内を歩いていたり,観光客が建物をカメラに収めていたりして,なんとなく春らしい雰囲気でした。筆者も新緑に映える有名な池にレンズを向けました。本ページをご覧の読者には,懐かしいと感じる方もおられることでしょう(画像/MWS)。 2013年4月24日
きのうの画像は背景が白で,どうやって作ったのかと思っている方もおられるかもしれません。これはImageJというソフトのバックグラウンドサブトラクションというコマンドを用いたものです。珪藻はJシリーズの技術で個別にマウントしておき,それを油浸,透過明視野中央絞りでやや絞り気味にしてコントラストをつけて撮影します。この画像に対してImageJのコマンドを適用するとけっこうきれいに背景が抜けます。あとは明るさとコントラストを調節すれば出来上がりです。このような処理をすると珪藻を切り抜く必要がなくなるので,多種類を並べた図版などを作成するときに便利です(画像/MWS)。 2013年4月23日
これは東京湾にいたタラシオシーラの仲間です。これも泥の中から拾い出しました。珪藻は海水中の珪酸(岩石の主成分SiO2が水に溶けたもの)を吸収して自分の殻を作ります。この殻は,薄いものは速やかに海水に溶けてしまうのですが,分厚いものは海底に到達します。そして一部は海底の泥に埋もれつつも溶けずに残ります。つまり珪藻は,溶けている珪酸を岩石に戻すという,岩石が雨で溶かされるという化学反応の逆反応を行っているのです。そして海底の珪藻は地質学年代を経て再び陸上に顔を出し,また雨に溶けて海に流れ…とぐるぐる回ります(画像/MWS)。 2013年4月22日
同じ種だと思う画像をもう一枚。この珪藻は東京湾の泥の中で数十年埋もれていたものを筆者が拾い出しました。きのうのは乾燥系の暗視野ごまかし画像でしたが,きょうの画像はモノクロの明視野,油浸対物レンズによる画像を暗視野風にして見やすく表現しています。全体の形はややつぶれた感じになっていて別種?という感じがしなくもないのですが,微細構造は同じようなパターンで,中心類特有の放射状点紋列が見えていて,それを覆うような網目構造があります(画像/MWS)。 2013年4月21日
この珪藻はJシリーズにもよく使う重要な種なのですが,じつは,名前を知りません。これがちゃんと記載された文献を持っておらず,何となくこれかな?と思う程度の段階に留まっています。きっとTriceratium pentacrinus forma quadrataだろうと思うのですが,いかがなもんでしょうか。本ページはプランクトンのプロフェッショナルがご覧のはずなので,もしかしたら教えてもらえるかもとの予感がしつつ,「こんなことも知らんのかぁー!」とお叱りを受ける場面も想像しつつ,つつしんで掲載する次第です…。相模湾のサンプルからも,北海道のサンプルからも見つかる分布の広い種です。もし種名が当たっていたら,本種は354と略記できそうな,変な名前ですね。だってTri- Penta- Quad-ですから(画像/MWS)。 2013年4月20日
このようなデザインは一見,作りやすそうに見えるかもしれません。筆者も作る前はそう思っていたのです。材料はたくさんあるし…。ところがいざ製作をはじめると,大きさを揃えるのが大変で苦しい作業の連続となりました。クモノスケイソウはだいたい4種類の大きさで揃えているのですが,並べているとあちこちに隙間があいてしまいます。かといってもう一個詰め込む余地はありません。並べ方を変えつつ安定する条件を探します。最終的には画像のように整然と仕上がるのですが,これ,中央の珪藻を取り囲む数が「9」ですよね。最初は「8」で組めると思っていたのです。こうして,Jシリーズのデザインは当初の予定から少し離れて仕上がることがあります。珪藻の形に導かれて最終形がきまるのです(画像/MWS)。 2013年4月19日
対物レンズは一定の厚みのカバーグラス(通常0.17mm)に対して収差補正してあるので,決まった厚さのものを用いるのが原則です。厚さの測定にはマイクロメータが便利で,素性のわからないカバーグラスを使うときにはこのようにして測定します。きょうの画像は海外製の丸カバーを測定したときのものです。厚さは0.153mm。これなら開口数0.8程度まではそのままで使えます。開口数0.95であれば補正環でベストの像を出せます。生物検鏡では通常0.17mm厚さのものを使いますので,No.1を指定すればたいていは大丈夫です。No.1は0.12〜0.17mmと記載があり,実際には0.14-0.15mmのものがほとんどという印象です。珪藻ばかりみている個人的な経験の範囲内では,カバーグラスは薄いときよりも厚いときの方が像の悪化が大きいように感じています。なぜなのでしょう(画像/MWS)。 2013年4月18日
ツリーの画像は暗視野ばかりを掲載しているので,明視野の画像も紹介させていただきます。標本はきのう掲載したダブルツリーの方です。地下に珪藻化石を敷きつめているのは明視野でコントラストが出やすいというのが第一の理由です。10倍対物レンズ(NA=0.25)を用いて少し絞り込むと,くっきり鮮明に珪藻化石が浮かび上がります。化石種の仲間は現生の珪藻よりもずっと厚い殻を持っているものが多いので,敷きつめれば高いコントラストで見えて地盤の安定感が出やすいのです。また,化石珪藻は多かれ少なかれ破損しているのでツリーのスライドの場合は主役と言うよりも脇役が向いているようにも思います。軽く色が出る種もいて,なかなか良い感じです(画像/MWS)。 2013年4月17日
きょうの画像は先月製作したツリー二つです。片方はダブルツリーの構成として枝と幹の部分で異なる色が出るように製作しています。もう一つはオブジェを横に配置して,その天辺に平行四辺形の珪藻を配置することにより独特の雰囲気を醸し出すことに成功しています。基礎部分は同じ構成で,現生の珪藻でフラットな地面を出して,珪藻化石で地下の厚みを出して安定感を生み出しています。簡単なようでいて,バランスのとれたデザインというのは難しいです。その点,この二枚は上出来といってもいいような気がします。デザイン以外にも珪藻被殻の状態や封入剤の浸透具合などの面でも極上です。暗視野でのバックグラウンドは徹底的に暗く,その効果で珪藻の美しさが際だちます。 2013年4月16日
一枚目の画像はDitylum属の珪藻を多数枚撮影し,CZMを用いて全焦点画像としたものです。微分干渉でコンデンサ開放で撮影していますので,個々の画像は光学的切片像になっています。それを画像処理で積み上げるからか,出来上がりの画像も光学的切片像に似た雰囲気になっています。この画像は確かに全焦点画像ですが,厚みのある珪藻がまるで薄っぺらい生物のように表現されていて違和感があります。画像2枚目は元画像の一つで中心部にピントを合わせたものですが,前後のピンボケを含むこの画像のほうが,本物らしい気がします。画像表現はむずかしいものです(画像/MWS)。 2013年4月15日
ちょっとした接写を行うときでも割と気を遣うのが照明です。物体よりも大きな光源で拡散光照明ができればいいのですが,狭いデスクの上にそのような光源を置くのも大変なのでいつもは拡散板を使っています。物体の上に拡散板をかぶせてしまい,それで撮影するのです。影が少なくなって均一な照明ができ,特に金属部品などでは見やすい画像になります。昼間であればもっと手軽なのが障子です。窓際の障子近くに物体を置けば,障子は拡散板に他なりませんから,マイルドな照明になります。きょうの画像はそうして撮影したジャンク腕時計です。素性のわからないジャンク腕時計がいくつも転がっているのですが,動くのかどうかも,電池は何なのかもわからずにそのまま放ってあります。勿体ない気もするのでたまに眺めるのですが時間の方がもっともったいない気もしてすぐに仕舞い込んでしまいます(画像/MWS)。 2013年4月14日
100円ショップに小物を買いに出かけたら磁石がパワーアップしていました。ネオジム磁石がこの大きさでこの価格というのは驚異です。筆者は十数年前からネオジム磁石を収集していて,主に不要になったハードディスクから取りだしていたのです。むかーしのHDDからは巨大なネオジム磁石が出てきてよかったのですが最近は集積化が進んで機器が小型化し,出てくる磁石もだんだん小さくなっています。それにジャンク品でもHDDは100円はするのです。ですから,この大きさのネオジム磁石が4個で100円というのはコストパフォーマンスとしても最高なのです。磁力は強力で10個重ねると真ん中で5個ずつに分離しようとしてもできないほどです。さっそくケースの開閉を磁石式にして遊んだりしています。磁石が好きな方,筆者が買い占める前に100円ショップに走れ走れ(画像/MWS)。 2013年4月13日
12日は生物試料を分析する会社に出向いて顕微鏡技術に関しての講義を行いました。プランクトン分類に関しては国内有数の人材を持つ企業です。ここの代表取締役から半年前に顕微鏡イメージングについての講師依頼を受けていましたので 2013年4月12日
『ショートランチャー9』に拡散キャップを仕込みました。キャップは秋月電子で売っている5φLED用の安価なものです。LEDの光は輝度ばかりが高く目に宜しくない上に,このようなライトの光は細いビームでコヒーレント照明になってしまいます。それでは顕微鏡用によくないので拡散板の併用を強く推奨してきました。本体に拡散キャップを仕込んでしまえばこのまま顕微鏡用の光源に使えます。高NAの照明にしたければ近づけて,低NAでよければ遠ざければよいのです。拡散キャップにより点光源が面光源に変化するので,遠くを照らすライトとしては使えません。けれども,近くをぼんやりと照らす用途には最適で,マイルドな光が視認性をアップさせます。暗順応した目には優しくて好適です。皆さんも枕元に一ついかがでしょうか(画像/MWS)。 2013年4月11日
ホタテガイから採取した試料を検鏡していると他にも見たことのない珪藻っぽいものがいます。きょうの画像がそれなのですが何でしょうこれは。不勉強で名前がわかりません。現生の珪藻かもしれませんし,ひょっとすると化石珪藻かもしれません。沿岸の試料では現生の珪藻と化石珪藻が混じっていることがあります。相模湾でも三浦半島付近では化石珪藻を見かけたことがありますし,北海道の日本海側のサンプルにも化石はたくさん入っていました。根室半島はどうなのでしょう(画像/MWS)。 2013年4月10日
大先生からメールが届き,きのうの巨大なホタテは稚貝を地撒きして育てたものなのだそうです。ですから正確には「育ちは天然」というわけです。まぁシャケなどもふ化放流したものが大きくなって帰ってきても「養殖物」とはいわないので,このホタテも「養殖物」とは異なるわけですが,水産教育を受けたものとしては正確な情報を流さなくてはいけません。改めて書き記す次第です。さて,きょうの画像はこのホタテに付着していた珪藻です。ホタテに付着していた海藻は丁寧に外して容器に入れ,水で置換したあとに塩素系漂白剤を入れて強く振ります。そうすると珪藻がはがれおちてくるので集めます。砂も大量に出てきますが沈砂して除きます。画像一枚目の珪藻,見たことありません。どうみても,トリゴニウム(ミスミケイソウ,筆者がオニギリと呼んでいる種)の双極型に見えます。この珪藻は3角形,4角形,5角形は見たことありますが,こんな形になるとは想像しませんでした。こういうものが入っているとわかると,まじめに処理して珪藻並べの材料にしたくなりますね。画像二枚目はおなじみの三角形の姿です。というわけで,思いがけなく根室半島の珪藻試料が入手できたのでした(画像/MWS)。 2013年4月9日
北の国から巨大なホタテが届きました。都内ではまず見かけないようなサイズです。平らな片面だけに海藻が付着しており,この面を上にして砂地で育ったことは明白です。つまり北国の天然ホタテなわけですね。こいつはひと味もふた味も違うのです。こういった食材はあまりカッコつけずに調理してガブリとやるのがうまいに決まっています。ということで活きホタテ定番のバター焼きにしました(シソ風味)。ホタテ2個でパスタ皿が埋まってしまう巨大さで食べ応えがあります。身の弾力もすばらしく,根室の海底にはいいものが泳いでいるんだと感動する夕べとなったのでした。送り主の大先生には感謝感謝でございます(画像/MWS)。 2013年4月8日
今年はさむーい冬が一気におわって急に暖かくなったので,植物もあわてて花を咲かせたり新芽を出したり忙しいようです。わずかばかりの鉢植えからも,サルナシは芽吹き,モミジも新芽が出て,ブルーベリーは花芽が大きくなり,ハナユズも新芽が出てきました。近所のスーパーで買ったセリの根っこを植えておいたらずいぶん育って,一度くらいは野草の風味を味わえそうです(画像/MWS)。 2013年4月7日
自作のアダプタでカメラと顕微鏡を正しい投影距離で接続するには,微調整できる機構があった方が何かと便利です。こういった目的にはBORGのシステムがひじょうに便利です。きょうの画像は最近Jシリーズ撮影に多用している撮影システムです。Nikon1J1をボーグのリング類,ヘリコイドを介して顕微鏡に接続しています。リレーレンズは1×TV Relay lensです。等倍での転送なら直接焦点が良さそうですが,鏡基の設計上,大幅な改造が必要なのでそれはやっていません。このシステムはヘリコイドがありますので投影距離を厳密に調節できて便利です。リレーレンズはCマウントカメラ用なのですが,ニコン1はぎりぎりCマウントの内径に入るサイズのCMOSなので利用可能なのです(だからNikon1を導入したわけです)。 2013年4月6日
ニコンが供給しているBR-2Aリングを用いると簡単にニコンFマウントのカメラアダプターが自作できます。接写用品としてひじょうに有名なリングなのでご存じの方も多いでしょうし,顕微鏡用に活用している方もおられるかもしれません。筆者とBR-2(A)リングの関係は古く,中学生のときに一眼レフ小僧になってすぐにこのリングを購入しました。理由は簡単で,最も安価にレンズを一本増やす方法だったからです。中学生にニッコールレンズは高くて買えません。でもレンズを逆付けすれば接写用に使えるので,少ない小遣いで買えるこのリングを選んだのでした。もちろん,一眼レフなど買ってもらうはるか以前に,カタログを穴があくほど眺めて本当に穴があいたりしたのです。だからこんな小さなアクセサリも頭に入っていたわけです(中学生の記憶力はたいへんなものだ)。 2013年4月5日
なぜ都電がもなかにならなければいけないのか,なぜこのもなかは都電かバスか見分けがつかないくらいに簡略化されているのか,なぜ,このあんこと餅が入ったもなかが厚生大臣賞を受賞し,それを今なお誇らなければならないのか,世の中はわからないことだらけだー(画像/MWS)。 2013年4月4日
カボチャは刃物と密着して締め付けが強く,切りにくいものの代表格です。どれほど鋭利に研ぎあげた包丁でも,けっこう力を必要とします。そうして力を入れて切ったカボチャの切断面を見ると,切れていなくて割れていることがわかります。包丁をクサビとして使っているわけです。これは本来の使い方ではないし,力を入れるというのは危険なことでもあるので,うまい切り方はないものかと思っていました。そこでふと,土佐の国で入手した刃長5cm程度の超小型包丁を使ってみました。するとサクサク切れるではないですか。接触面積が少ないので締め付けの力はそれほどでもなく,刃を食い込ませることができます。そこで適当に切れ込みを入れてパキンと割れば大きなカボチャも簡単に切り分けられます。適当な幅にできたらあとは一口サイズにするのも楽チンです。少し前に発見した方法ですが,なかなか良い感じなのでお知らせする次第です。でも,この包丁を入手するのが面倒かも。ネットで探してみてください(画像/MWS)。 2013年4月3日
きょうの画像はNikon1 J1 です。このカメラは顕微鏡写真撮影にそれなりのレベルで使えることがわかりましたので,バックアップ用+一般撮影用途として二台目を購入しました。なぜ二台目が必要になるかというと,最大の理由はCMOSに投影されるゴミの問題です。顕微鏡写真用のカメラを一般撮影用に用いるとレンズの付け替えが必要になり,またカメラの向きも上を向いたり下を向いたりといろいろで,チリが付着する機会が多くなります。このため筆者はCCDやCMOS面が見えるような機材は顕微鏡専用と一般用に分けています。顕微鏡用のカメラはどのように扱うのかというと,購入後空気のきれいな日に,CMOS面を下を向けてキャップを外し,マウントアダプタ+顕微鏡用アダプタを付け,顕微鏡に接続します。このカメラは二度と上に向けることなく,下に向けたまま基本は顕微鏡に付け,外すときはマウントごと新しいビニールに入れて包みます。カメラにはつねにホコリよけをかぶせておき,使用時のみ外します。このような運用方法でCMOS面が汚れるのを最小限にしています。8月に購入して以来,まだ一度も上に向けていませんし,レンズも装着していません。CMOS面はきれいです。 2013年4月2日
たまには塩焼きそばでもと白菜を切っていたら見慣れぬものが出てきました。白菜はこれまで食べた量を積み上げれば軽トラ一杯分くらいにはなるはずですが,花ははじめて見た気がします。恥ずかしい。アブラナ科ですからキャベツもブロッコリーも白菜も似たような花ですね。もちろん食べられるわけですから,記念撮影のあと,フライパンに放り込みました。ニンジンと生姜少々,レンジで加熱したエノキダケと,ちくわの薄切りを加えてゴマ油で炒め,レンジで加熱した麺を加えてオイスターソースと藻塩で味付け。手抜きもいいところですがあっさりとした味付けで食べやすい焼きそばの出来上がりです(画像/MWS)。 2013年4月1日
31日は相模湾〜浦賀水道方面でサンプリングの予定でしたが,雨のため中止して,代わりに『ショートランチャー9』を買いに出かけました。収穫が上の画像ですが,同じ店舗で購入したにもかかわらずパッケージが異なり,連続点灯時間が以前の40時間表記のものと,新たに30時間表記のものがありました。しかし中身は全く一緒ですので,印刷内容だけが変化したようです。簡易用途ですから連続点灯時間が30時間でも40時間でも構いませんし,確かめもしませんから,どうせなら誇大広告の方が有り難い気もします(笑)。連れ帰ったものを詳細に比較すると,金具に一部変更があるものが3個ありました。同じメーカの同じ製品を同じ店舗から購入しても,ちょこちょこ小改良があるようです(画像/MWS)。 Copyright (C) 2013 MWS MicroWorldServices All rights reserved. (無断複製・利用を禁じます) 本ページへの無断リンクは歓迎しています(^_^)/ トップに戻る |