本日の画像
ミクロワールドサービスが顕微鏡の世界を伝えるコーナーです。 日々の業務メモやちょっとした記事もここに記します 【2015年】 1月 2月 3月 4月 2015年4月30日
きょうの画像はプレウロシグマの一種で,主に干潟や沿岸に多い珪藻です。ARK-01に入っていたものを撮影していますが,ほかのプレパラートにも入っているものがあります。この珪藻は和名をメガネケイソウともいいますが,『顕微鏡のすべて』によると,これはレンズテストに使われていたからついた名前なのだそうです。この種では,約0.5μm付近の格子模様があって,これは上手な人なら40倍対物レンズのNA=0.65で容易に見えますから,レンズテストとしては簡単な部類です。しかしこれをNA=0.4とか0.5で解像とするなら,最高級のテクニックが必要になってくるかもしれません。良いレンズを買えばよくみえると思っている人が普通ですが,顕微鏡の場合は,それ以上に照明法や波長やプレパラートの状態などが大きく,かんたんにレンズテストなどといっていますが,実はパラメータの総合把握,判断能力を求められている作業であるのが実際のところです。こうした作業にも,珪藻はいつまでも不変の微細構造を見せてくれますので,安定して使うことができます(画像/MWS)。 2015年4月29日
処理中の干潟の泥を検鏡していると,珍しい珪藻が見られます。フリッケア(Frickea)です。この珪藻はこれまで,東京湾や有明海の干潟試料で少数発見していましたが,まとまった数が出てきたことがありません。Jシリーズでもこれをマウントしたものは1,2枚しかありません。ARK-01には,たまに入っていますが,それでも,これまでに2,3枚くらいでしょうか。珪藻研究者でも,この実物を検鏡したことがないという人が多くいます。そのくらい入手困難なものですので,この試料はどうにかして,完璧な処理を施さねばなりません…。 2015年4月28日
干潟の泥を処理中です。猛烈に細かい泥で,有機物も多く,入荷時にはすでに腐敗が進行していたので,そのまま密封して嫌気性分解としました。分解が進んだところでアルカリと酸化剤を放り込み,珪藻を遊離させて,水で洗います。はじめは,生成したパイライトで真っ黒になっていて何も見えませんが,珪藻分画をあつめると,だんだんと珪藻の姿が見えてきます。Jシリーズに使えそうな珪藻がたくさん入っている,魅力的な試料です。これをどうにかして,完璧に洗い上げて,完全な珪藻被殻を収穫したいものです。この段階で見ると,簡単に処理できそうにも思えますが,ここから有機物の処理を行うと,フロックが分解してボロボロと細かい粒子が際限なく出てきて珪藻を汚します。干潟の試料は処理の難易度としても最高レベルなので,やりたくない作業の筆頭でもありますが,欲しい珪藻がたくさん入っているので,その意味ではなんとしても処理を完了させたいものでもあります。世の中むずかしいものです(画像/MWS)。 2015年4月27日
26日は,たぶん今年に入ってはじめて,東京都内から脱出しました。宜しくないですね…。気晴らしに山歩きでもしたいところですが,そんな余裕はなさそうでしたので,ながねんの課題であった調味料の仕入れに出向いたというのが実際のところです。みそやしょうゆやだしつゆなどの調味料は地域性も豊富で,その土地ならではのものもあります。大都会東京は何でも手に入るといっても,じつは,現地に行かないと現物にお目にかかれないものというのはたくさんあります。それで読書時間の確保もかねて,緑のなかを歩きました。 2015年4月26日
ミクロワールドサービスは「本日の画像」の最初の日付が開業初日となっています。早いもので,ずいぶん時が過ぎました。こうして何年も同じような仕事をしていて嬉しいことは,開業当初からのお客様と,未だにお付き合いが続いていることです。おそらくは日本では初めての商売だったものと思いますから,海のものかも山のものかも分からないものを,お客様はお求めになったわけです。そしてそれを評価いただき,気に入っていただき,現在までお取引や情報交換などを頂いているというのは,商売冥利に尽きるといってもいいような気がします。 2015年4月25日
都区内ではアミガサタケが顔を出しています。このきのこは,コンクリートジャングルの都会でも探せば見つかる貴重なものです。庭付き一戸建ての庭でアミガサタケを鑑賞しておられる方もいるようで,優雅でぜいたくな話です…。世の中の片隅の,隅っこの方に縮こまって生活している筆者としては,食後の運動に,若干の敗北感とともに,夜の公園まで出向いてアミガサタケ探しをするのがやっとのところです。でも,コイツを見つけると,春の重要な出来事をまた一つ確認した気がして,まもなく夏になるんだなぁと季節感をかんじたりもするのです。画像は,つい先ほど,カメラに収めたものです(画像/MWS)。 2015年4月24日
画像一枚目はトリゴニウム(Trigonium)という珪藻です。和名はミスミケイソウということになっています。三角形の頂点のところに微細な孔のあいている部分があって,そこから粘液を出して連鎖群体を形成しています。この種もそれほど珍しいものではなく,やや穏やかな磯などで探せば見つかることが多いです。三角形のタイプと四角形のタイプがあって,後者の方が数が少いことが多いです(が,たまに逆転することもあります)。五角形のものもいるのですが,恐ろしく少なく,まだ2回しか見たことがありません。 2015年4月23日
これはビドゥルフィア(Biddulphia)という珪藻。沿岸性の付着珪藻で,海藻や石などに連鎖群体を形成しています。それほど珍しいものではなく,やや穏やかな磯などで探せば見つかることが多いです。たまに,これの純度の高い群集に行き当たることもあって,一攫千金となりますが,たいていの場合は三角形のトリゴニウムやアラクノイディスクス(クモノスケイソウ)などとの混合物となっています。この珪藻は目玉のような部分から粘液を出して群体を形成しますが,人間の目から見ると,カニの顔のような感じがして,とてもこれが光合成を行う植物には見えませんね。この珪藻は,MZR-02に,少数ですが入っていることが多いです(画像/MWS)。 2015年4月22日
これは当サービスの珪藻プレパラートACN-01を撮影したもの。クリアな視界に大量のアクナンテスが出現する希有な標本です。春先に,沿岸のサンプリングに出向いていて,2〜3リットルくらいの容量の小さな潮だまりが焦げ茶色になっていて,ひょっとするとこれは珪藻の群集かもしれないと,歯ブラシをかけて持ち帰ったものです。色の濃いぬるぬるの群集は珪藻以外のことも多いのですが,この試料はかなり純粋なアクナンテスで占められていて驚きました。通常,こんなアクナンテスの群集があれば,ヒザラガイなどが舐めて食べてしまうのです。 2015年4月21日
これは当サービスの珪藻プレパラート,リサーチグレードのSKK-01を撮影したもの。クリアな視界に大量のクチビルケイソウが出現する希有な標本です。当サービスでは開業当初から,数人の方々にサンプル採取などのご協力を賜ってきたのですが,この試料も顕微鏡の達人クラスの方が見つけたものです。珪藻の純度がきわめて高いものだったので,沈降分離するだけでひじょうにきれいな試料にできて,壮観な眺めになりました。このクチビルケイソウには0.5μmクラスの微細構造があるので,NA=0.65程度の対物レンズテスト用にも適しています。 2015年4月20日
これは当サービスの珪藻プレパラート,リサーチグレードのOTK-01を撮影したもの。大型のクチビルケイソウを精製し驚異的な純度と透明感を誇ります。このクチビルケイソウは大型でありながら,相当に細かい微細構造があるので,乾燥系から油浸系まで,開口数に応じた姿を見せます。つまり,乾燥系でも油浸系でも,この珪藻を用いてレンズテストも可能というわけです。先日も顕微鏡のプロ中のプロから,リサーチグレードで気軽に使えるレンズテスト用のものはないか? という問い合わせがあり,数点提示したのですが,そのプロが実視して選んだ一枚がOTK-01でした。 2015年4月19日
きのう海綿骨針を紹介しましたが,きょうの画像もたぶん,同系統のもの。これらの複雑な形状がガラス(ケイ酸)でできているというのは,どう考えても不思議です。ガラス職人はこういったものを作るのに,ガラスを高温で溶融して,吹いたり引き延ばしたり曲げたりして形を作っていくわけですが,生物は細胞の中でシリカ溶液を溜め込んで決まった形に固めて構造を作っているようです。ちょうどコンクリート建築みたいな感じですね。考えて作っているわけでもなく,進化の過程で形が決まってきたのでしょうが,人間から見れば,何か意味ありげな形に見えて,そこに意志の力が介在するように思えてなりません(画像/MWS)。 2015年4月18日
海の底にはふしぎなものがいろいろ沈んでいます。このガラス管も海底に沈んでいたものです。太さは,1ミリの,数十分の1くらいで,目には見えない,顕微鏡で見るガラスの世界です。このガラス管は生物がつくったもので,ガラスの針(骨針)をつくるカイメンの遺骸です。成分は,かなり純粋なケイ酸で,海水にも溶けにくいので,ながく海底に残り,やがては化石になります。ガラス管ですから,もちろん中は空洞です。画像二枚目は,このガラス管の断面を撮影したものです。小さな孔があいているのがわかります。横から見ると孔が大きく見えますが,これはレンズ効果によって拡大されている面もありますし,肉厚の違いもあります。このガラス管は,珪藻土などの化石の中に多量に入っていることもありますし,海に行って,岩場などの海底の泥を持ち帰ってみるとたくさん入っていることもあります。これを知っている人は少ないと思いますけど,どこでもみつかる,ありふれたものでもあります(画像/MWS)。 2015年4月17日
これは先週納品した一枚。多数の放散虫をマウントしています。新規試料から拾い出したものものせています。このくらいの種数になると,事前の準備が半端でなく時間も費やすので,価格は上昇します。しかしながらそれには条件があって,筆者の目で見てOKが出たものに限ります。画像の標本は,明視野で普通検鏡する限りは最上の出来映えですが,コンデンサを最小絞りにすれば歪みが見え,位相差でははっきりと見えてしまいます。筆者としては不合格品で,処分価格での納品となりました。ユーザー側から見れば,ほとんど瑕疵がないように見えて価格も安いのでお買い得ということになります。 2015年4月16日
第6回ナチュラルヒストリーフォトコンテストの審査結果が発表となっています。 2015年4月15日
これは先月,放散虫の間を歩いていたダニ。室内からダニを根絶することは不可能なので,ダニによる被害をどうしたら減らせるかを考えているのですが,名案がないような気もします。ダニが歩くだけなら,珪藻や放散虫在庫をまき散らすだけなので,まぁ,我慢もできることもあります。しかしダニは歩きながらフンをして,これが多少なりとも液体を含むので,珪藻や放散虫を汚すのです。そこが許し難いところであります。このダニもさっさとピックアップして,封入剤に沈めてしまいました。固めるのに時間がかかったせいか,脚を折りたたんでしまいましたが,比較的よい状態に封入できています。指先の指紋のような構造があって,コントラストも低いので,これは微分干渉向きの物体かもしれません(画像/MWS)。 2015年4月14日
この花は今頃咲くんですね。ずいぶんと久しぶりに見た気がします。都内の道路脇に自生するはずはないので,誰かが植えたんでしょう。よいチョイスという感じがします。この花には花言葉があって,ひょっとすると日本全国のどこかには,筆者にむかって,その花言葉のようにお思いの方もいるかもしれません。。いないかもしれない。そんなことはどちらでもいいんです。筆者はきっと,その方々のことを,日々思い浮かべながら暮らしているのです(画像/MWS)。 2015年4月13日
12日は穏やかな散歩日和でした。日頃の運動不足解消に少しだけ近所を歩き回りました。画像のカツラの木は定点観察中のもので,昨年4月にも本ページに登場しています。新緑の色がほかの草木と若干異なり,明るく鮮やかでお気に入りです。関東の低山を散歩していてもカツラはあまりみかけませんが,なぜか文京区の公園では見かけることが多いですね。昼過ぎの公園では,近所のわんちゃんもおさんぽ中で,キュートなお尻を披露していたのでした。わんこ好きにとっては,このお尻を見ながらリードに引っ張られ,おさんぽしてもらうのが,なかなか素敵な時間なんですね。うらやましい(画像/MWS)。 2015年4月12日
この放散虫はボール型なのですけど,なんでこんな形のガラスの殻を作るのかと思うと不思議ですね。こういったボール型の放散虫は転がりやすいので封入には特別に気を遣います。あっと思ったら転がってしまい隣の放散虫とくっついてしまった…などということも普通に起こります。ですので,この放散虫を,ほかの放散虫が存在する谷間を動かすときなど,「寝ているネコのしっぽを引っ張って起こさずに移動する」くらいの気持ちで,極度の微速度で動かします。ほかにもむずかしい理由があって,封入剤というのは固まるときに縮むものなのですが,薄い殻の球状の放散虫は,硬化収縮に耐えられないものもいるようで,どこかにヒビが入ったりします。画像をよくみてください。ひび割れが見えるかと思います(画像/MWS)。 2015年4月11日
この放散虫も,昨日述べたように,くるくる回転させながら,写りが良さそうな向きで封入しています。頂点のトゲが良い感じで,かっちょええ放散虫です。画像はNCF Plan20x (0.50) 160/0.17によるものです。コンデンサの代わりに,拡散板照明を施しています。画像合成や減算などはしていなくて,一枚撮りです。それでここまで写るように封じてあるわけです。顕微鏡写真撮影では,撮影技術も重要ですが,まともな標本であることはもっと重要です(画像/MWS)。 2015年4月10日
放散虫の封入方法は,まだとても確立されたとは言えない状態なので,新規試料や,しばらく間があいて封入するときなどはテスト封入を必ず行います。究極的に希少な,まだ一粒しか持っていないような個体を,いきなり封入することなど,とてもできません。先日から,今春に拾い上げた試料のテスト封入を続けていますが,課題が山積みな感じです。どうしても封入剤の均質な固化が起こらず,部分的に屈折率が異なるようで,原因追及の日々となりそうです。きょうの画像はテスト封入の後に,納品用に封じたもの。デリケートな放散虫が,きちんとピント深度の範囲で,こちらを向いています。これは偶然ではなく,撮影時にこのように写ることを念頭に置いて,放散虫が最もよく見えるように微妙に回転させながら向きを決めるのです。高いレベルの標本を製作しているわけですから,マウントされた放散虫を撮影すれば,過去に撮影された最良の画像に匹敵する絵が手軽に得られるようにしたいのです(画像/MWS)。 2015年4月9日
ここのところ追いつめられたように作業が山積みになっています。「本日の画像」といいながら,「先日撮影した画像」をのせる毎日となっており,宜しくないなぁとも思っています。開業当初などは,4月はけっこう余裕があって,サンプリングに勤しみながらも良い息抜きになったものでした。今年はどうしたわけか,わっせわっせのフル回転です。 2015年4月8日
このような,円錐形の放散虫で先端がとんがっているものは,なかなか取り扱いが難しいのです。この先端は40倍対物で内部を確認するようなサイズなのですが,もとの試料の段階では,しっかりと粘土鉱物等が詰まっていることが多く,泥まみれです。これを放散虫本来の姿に戻してあげたいのですが,汚れがなかなか落ちないのです。丈夫な構造であれば,超音波処理できれいにできる種もいるのですが,この円錐形は超音波処理を施すと,共振周波数の関係なのか,先端のとんがったところだけが「もげて」取れてしまいます…。大きければ試験管ブラシでも突っ込んでゴシゴシやりたくなるところですが,そうもいかず,処理加減の微妙なチューニングで回収率をあげるように努力しています(画像/MWS)。 2015年4月7日
昨年は「放散虫の年」にしようと努力したわけですが,まだまだ供給数が少ないので,今年も継続的に放散虫標本を製作する予定です。新規の試料も処理を続けており,昨年同様に,クリアな放散虫をお届けできればと思っています。きょうの画像は先月から今月にかけて拾い出しを続けているもの。多様性があまりなく,時間的な効率が低いですが,特定の種は比較的大量に拾い出しが可能なようです。この春はこうした地道な作業が延々と続く見込みです(画像/MWS)。 2015年4月6日
これは純度の高いクモノスケイソウの試料を処理して乾燥したもの。先月末から今月にかけての仕事の一つです。きれいに洗った殻が欲しいという要望はときどきあって,手持ちの試料でOKなときは応じています。きれいさの度合いが難しいところですが,基本的にJシリーズにそのまま使えるレベルで処理しています。完璧に洗浄できると,最後に水ですすいで乾燥させたとき,どこにもシミが見あたらず,乾燥させた珪藻がほっくりとほぐれます。そのようにして洗い上げた珪藻ですが,他の珪藻が混じっていることもありますし,鉱物粒子も存在しますので,完全な状態の被殻だけを分取して納品します。高度に専門的な作業ですが,ここまでやれば,そのまま研究材料等に使うこともできるので,依頼者にとっては当方に注文するメリットは大きいと思われます(画像/MWS)。 2015年4月5日
子ども時代は山猿だったので,まさか都心暮らしの生活をするとは思ってもいませんでした。大学時代も,山から下りてきて都心に通い,一日往復4時間もの時間を費やしたほどです。下宿など考えもしませんでした。山猿には水と緑と土が必要だからです。それから時は過ぎ,実際に住んでみると,便利な面もあって助かってもいるのでした。 2015年4月4日
先月から今月にかけては,ひたすら試料処理と拾い出しを続けています。まだ昨年の宿題を片づけている段階で,サンプリングも学会もすべてパスして取り組んでいるのですが,まだ終わりが見えてきません。大丈夫なんだろうか…と不安がよぎります。 2015年4月3日
きょうはリコーのGX-8の画像を三枚と,Nikon1J1にTokina AT-X シリーズの90mmマクロレンズによる画像三枚の比較です。リコーの方はフルサイズで28mm相当の広角で,トキナーは243mm相当になります。ヒトの目は,遠近感的には85mmレンズ相当と言われますが,被写界深度については定義が難しく,画角は相当に広いでしょう。これらの特性を一度に満足するレンズというのは,あるのでしょうか?という気もします。 2015年4月2日
都区内では一斉に春の花が咲き始めた感じです。Tokina AT-X シリーズの90mmマクロレンズを持ち歩くのが実に楽しい感じです。きょう掲載した画像は縮小していますが,このマクロレンズは単体で1/2倍まで寄れるので,ピクセル等倍で鑑賞すると花粉が写っているのがわかります。野に咲く花を目で見て愛で,カメラの中に入れて持ち帰り,肉眼以上の情報をじっくり鑑賞できるのは素敵ですね。ぜひみなさまにも,マクロレンズをお薦めしたいところです。びっくりするほどよく写ります(画像/MWS)。 2015年4月1日
都心の桜は満開になりました。31日は暖かな陽気で,最高の花見日和となりました。筆者も本当に久しぶりに息抜きに出かけ,近所の桜の下で昼ご飯にしました。せっかくの機会ですので,Nikon1J1にTokina AT-X M90mm F2.5 Macroを付けて,三脚担いでのお出かけです。桜は身近な存在ですが,きれいに写すのはなかなか難しいですね。少し風が吹けばぶれますし,透き通る花びらを表現する露出の範囲も難しいです。幹や枝のコントラストが高すぎて,背景を雑然とさせてしまうと作画的に見映えがしません。たくさんのことを考えながらトキナーのマクロを満開の花に向けたのでした(画像/MWS)。 Copyright (C) 2015 MWS MicroWorldServices All rights reserved. (無断複製・利用を禁じます) 本ページへの無断リンクは歓迎しています(^_^)/ トップに戻る |