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2024年11月21日




ふだんは珪藻の半被殻,つまりカプセル状のガラス質被殻の片側を使って封入しますが,全被殻を使って封入することもたまにはあります。きょうは棒状の珪藻の全被殻を封入してみましたが,検鏡してびっくり。暗視野のある照明条件のもとで干渉縞が生じます。画像は白色光での干渉縞なので分光しています。これを表現の一つとして使えないだろうか…などと非生産的の極みみたいなことを考えてしまったりします。それにしてもこんなことに気付くのにいったい何年かかるんだといった感じで,思い描いた完璧なものを作ることはできないんだろうなぁとも考えたりもします(画像/MWS)。








2024年11月20日




みしらず柿はまったく大変な食べ物でこれは宮内庁に連絡しなければと思うほどのものですが,調べてみれば昔から皇室献上品だったとのこと。そりゃそうだろうと思いました。ひとくち食べて「えっ!」となった食品はそれほど多くはないのですが,みしらず柿はその一つに該当します。今年も京子ちゃんから頂きました。ありがとう〜。どういうわけか,先月初めくらいからみかんにアレルギー反応的なものが出現してしまいました。それですぐに禁みかんにしているのですが果物は食べた方がいいので柿を常食しています。そこに最上級品が転がり込んで来るのですから人生というのはふしぎです。毎日感謝しながら頂いています。もちろんむいた皮もゆずと一緒に電子レンジでチンして食べています。数年前に開発した食べ方ですがまさに季節の出会いものです(画像/MWS)。








2024年11月19日




18日はそろそろ寒くなってきて北風も吹いてきたので外から帰ってくるカミさん向けに夕飯はネギチャーシューにしました。珍しいことに「シマダヤ 昔懐かしの本生ラーメン」というものが冷蔵庫にあったのでそれを使いました。ラーメンというと安易なものと思われがちですが,ちゃんとしたものと作ろうとすると市販のスープ付き生麺を使っても結構手間のかかるものです。きょうは予めむね肉でチャーシューを作っておき,わかめともやしを用意して,数日前に本ページで紹介した「ごま油しょう油ネギ」を作り,小鍋にお湯を沸かしてカミさんの帰宅を待ちます。帰ってくれば生麺を鍋に放り込み2分,どんぶりにはタレと調味油を入れておき,麺が茹だったらゆで汁でタレを薄めます。そこにすぐに麺を入れてかき混ぜ味を馴染ませてわかめ,もやし,ネギをトッピングして鶏チャーシューをのせて上卓。茹で上がってから1分以内に提供しないといけませんので流れるような動作が必要になるのです。

二人分同時に作るのは難しいのでまずはカミさんに提供。ウマいウマいと食べているのを横目で見ながら自分用を作ります。大量のネギ(1本の半分)がトッピングされているラーメンは身体も温まり満足感もありたまには良いものです。まともなラーメンは今年2回目かな。お気に入りの店が数年前になくなり,外食でのラーメンは一切食べなくなってしまいました(画像/MWS)。








2024年11月18日




18時過ぎから夕飯&酒盛りをしたら眠くなったので20時半頃?に布団にバタンQ。横になったから眠れるわけではないけれども,たぶん1時間くらいは寝て気がつくと23時。寝酒の時間だけれども飲む気がしなかったのでそのまま横に。そんな簡単には眠れない。少しうとっとして01時。トイレ。水を飲む。次にうとっとして02時半,水飲み。次にうとっとして04時20分。そこからしばらく眠れず少しうとっとして05時58分。水飲み,トイレ。06時10分に布団に戻り睡眠覚醒を繰り返して09時45分に起床。13時間横になっても寝ている時間は半分以下くらい。じつに効率の悪い睡眠でした。寝酒を飲めばこんなことにはならないのですが…。面白かったのは眠りが浅い分,頻繁に短い夢を見ること。睡眠前半はとても悪い内容の夢でしたが,明け方以降の夢は比較的マシな内容に夢に変質していったこと。たぶんアルコールの抜け具合とか腸の動き具合とかが夢の内容に関係しているのではと思っています。画像はそんな話題とは関係のないもの。またまた作ってしまいました…(画像/MWS)。








2024年11月17日






1987年というとだいぶ昔なんですが,その頃に開業していまはない「らあめん御殿」というお店がありました。そのお店はいまで言うラーメンショップ系の感じの味でしたが,高等学校に隣接していることもあり食材にはこだわっているようでした。

そこの店のメニューにあるネギラーメンが筆者のお気に入りでした。らーめんが350円,ネギラーメンが450円くらいだったかな。いちばん高価なネギチャーシューでも650円だったのです。

らーめんは外で食べればいいので自宅で真似する必要はほぼありません。でも,あのネギラーメンの中毒性のあるネギは自宅でも再現したいと思ったことでした。しかし手がかりがなくあの味をどうやったら再現できるか想像もできませんでした。

しかし30年前くらいのあるときの深夜,突然に答えが見つかったのでした。千切りのネギにごま油を和えてしょう油で調味してコショウを振る,たったこれだけです。これでらーめんを魔法のようにウマくするトッピングネギのできあがりです。

この,ごま油しょう油ネギはなかなか無敵な調味料な感じです。そのままネギ味噌のようにごはんのお供にもできますし,麺類のトッピングや肉料理の薬味としても優秀です。たぶん,ラーメン屋さんとかでは,ごま油(コショウ)しょうゆネギなど,わざわざ採り上げることもないほどのベースの味を支えるものかもしれません。

でも,プロの世界と,一般家庭では,ちょっとしたことでも落差が埋まっていない現実があるんですよね。このネギも調理法を発見するまで10年くらいかかりました…(画像/MWS)。








2024年11月16日




プレウロシラのテスト封入。この珪藻はけっこう開口部が小さいようで処理を誤ると封入剤が入らないことがあります。今期の精製品は良好のようです(画像/MWS)。








2024年11月15日




ヒドロセラは丈夫な珪藻でいろいろ処理しても全被殻のまま残ってしまうものが一定数あります。これをきれいに上下の殻とガードルバンドに分離する方法がないかな〜と模索なのですがそんな方法の教科書は地球上のどこにも転がっていないのです。たぶん…。きょうの画像はテスト封入品です(画像/MWS)。








2024年11月14日




われながら上手に焼けた。ウチでは塩コショウをしてチルド室で一晩おくことが多く,こうすると味が馴染んでよろしいのです。秋限定の生鮭料理です(画像/MWS)。








2024年11月13日












オッサンがおさかなソーセージを食べる話など聞きたくもない!とお怒りの方もおられるかもしれません。しかしなぜそんな話を書いたのかというと,この包装フィルムを見て,色温度が高すぎる安価な白LEDのブルーライトカット+演色性改善に使えるかもしれないと思ったからなのでした。とりあえず本ページに書いておけば,明日になっても思い出せるというメモ書きシステムです。

さて翌日になりスペクトル測定。画像1枚目はきのうの画像の包装フィルムの透過スペクトル。直視すると目に有害な白LEDの440nm付近を効果的にカットできる一方で,白LEDに不足している600nm〜の長波長側をよく通すことがわかります。

画像2枚目は安価な白LEDの相対放射強度。440nmと比較して長波長側の成分が極端に少なく,肉眼では白っぽくは見えますがエネルギー的には青い光となっています。

画像3枚目はこの安価な白LEDにおさかなソーセージの包装フィルムをかぶせたもの。530nm〜620nm付近の長波長側が2倍程度の高さになっており,これなら演色性の改善があるかもしれません。

画像4枚目は安価な白LEDの色。露出を落として確認すればじつは青い光であることがわかります。そして画像5枚目がおさかなソーセージの包装フィルムをかぶせた白LED。あれだけオレンジ色の強いフィルムをかぶせたのに,色は昼光色といった感じです。それだけ強いブルーライトがもとの光には含まれているのです。

ということで,ニッスイのおさかなのソーセージを食べると,ブルーライトを効果的に低減して網膜へのダメージをへらし,それでいて長波長側を持ち上げて多少の演色性を改善するかもしれないフィルムが入手できますよというお話しでした。ものごとにつねにサイエンスの光をあてながら暮らしている中年オッサンは,寝酒のつまみを囓りながらもこんなことを考えているのです(画像/MWS)。








2024年11月12日




しょうみ期限を2日オーバーしたおさかなのソーセージを寝酒のツマミにするのが庶民の日常かもしれませんw。以前は好んで食べていたのですが01時以降のツマミにすると消化が悪いのでいつのまにか消費量が減りました。日付が変わる前に食べるならたぶん問題ないです。(勉強を欠かさない)中年オッサンくらいになると,食材別の消化時間,胃の負担時間がデータ蓄積され,それをうまく利用すると,若い頃よりもずっと快適で健康な時間が過ごせるようになるのです(画像/MWS)。








2024年11月12日(2)


きのう,国民民主党の党首タマキについて,薄っぺらい人と書きました。東大卒のエリートだろうが中身がなければペラペラの薄紙でしょう。…と思っていたら,不倫の謝罪会見で使ったカンニングペーパーが産経新聞にすっぱ抜かれていました。明らかにシナリオライターが書いた文章で,やっていることはメディアコントロールそのものです。みなさまぜひ こちら と こちら をごらん下さい(文/MWS)。








2024年11月11日




タマキという政党の党首が高松観光大使と不倫していたという報道がなされ,タマキ本人も大筋でそれを認めました。SNS上では「あからさまな玉木潰し」とタマキをかばう意見であふれかえっており,世も末だなと感じました。不倫というのは配偶者や家族に対する最大の裏切りだと思います。そんなことを平気でできる人間が支持者を絶対に裏切らないなどとは到底思えません。裏でコソコソやって八方美人で党首にまで登り詰めた薄っぺらい人のように想像してしまいます(画像/MWS)。








2024年11月9, 10日




9日は某所で顕微鏡の午後でした…のつもりだったのですが顕微鏡の夕べになり深夜になり終電がなくなる事態になってしまいました。ほとんど学生時代のノリで深酒してしまい午前様どころか昼に帰宅という有様になってしまいました。しかし過ごした時間は底抜けに楽しく生涯忘れないような体験でもありました。お集まり頂きましたみなさまには感謝しかありません(画像/MWS)。








2024年11月8日




きのう,秋がなくて夏から一気に冬になると書いたら,その日のうちに木枯らし1号が東京で観測されました。マジかという感じです…。筆者の全身センサーは気象庁発表と大差ないのかもしれませんw。

ところで,天体観望や双眼鏡での鳥見と比較して顕微鏡趣味はマイナー中のマイナーな気がします。なんでそんなことになっているのだろうと思いますが,考えるに,機器や機材へのアクセスの悪さが第一だろうと思います。望遠鏡も双眼鏡もカメラ関係の大型量販店に行けばとりあえずは入手できます。もちろん大型量販店には顕微鏡も置いてはあるのですが,研究用のようなプロ向け機材は置いてありません。

それだけでなく,買えばそのまま使える双眼鏡や望遠鏡と異なり,生物顕微鏡はスライドグラスとカバーガラスが必要になるのです。このガラス板,東急ハンズをしらみつぶしに見る人なら発見できますが,そこいらへんでは手に入らないのです。モノタロウやamazonさんなら入手できますが,そこに思い至るかが勝負です。発想できなければそれで終わりです。

中学生になってビクセンの顕微鏡をもらった筆者が困ったのはスライドグラスがないこと。40年以上むかしは通販などあるはずもなく,しかも八王子の山沿いで暮らしていては文京区の理化学機器店など知るはずもありません。

困り果てて,たまたま手に入った時計のガラス板からスライドグラスを切り出そうとガラスカットしてみたこともあります。当然,大失敗してガラスは粉々になりました。

アクセスのしやすさは大事なのです。もしそこいらへんでスライドグラスとカバーガラスが入手でき,それらをいくら破壊しても消費しても咎められない世の中が実現すれば,それだけでこの国の理科教育レベルはワンランクアップします。そういったことを実現するのが政治の仕事なのか市場経済に任せるものなのかは議論のあるところですが,次世代の人材を充実させたいのであれば,多様な体験を確保することは大事だろうとは思います(画像/MWS)。








2024年11月7日




ことしは秋がなくて夏から一気に冬になるような気がしています。服装と寝具からは本当にそんな感じです。つい最近まで薄い寝袋1枚をかけていたのが急に羽毛布団が必要になるといった感じです。秋がないのはじつにつまらないですね。

冬は寒暖差が大きくなります。南側の部屋では,朝の室温が十数度,午後の室温が二十数度ということもふつうです。この寒暖差は精密機器に熱ストレスとして働く可能性があるので,顕微鏡などの光学製品は置き場所に注意が必要です。当室では顕微鏡やレンズ類には直射日光が当たらないように段ボールやマット,座布団などを活用して急激な温度変化にならないように留意しています。最重要な機器は温度変化の少ない部屋に保管しています(画像/MWS)。








2024年11月6日














このところ料理の話ばかりになっていますが,これ,誰に向けて書いてんの? と思われた方もおられるかもしれません。本ページにはけっこう女性読者がおられまして,その方々からは料理記事がとても好評なのです。最近ではぷーままが褒めてくれました( こちら )。ぷーままほどのマルチタレントの方から褒められるとは有り難いことです。

生メカジキのあらをカミさんがぶら下げてきて「よろしく」とのこと。世の中「よろしく」ほど怖い言葉はありません(笑)。ではおいしくしちゃいましょうか。

アラは適当にカットして流水で洗います。パック詰めの段階ですでに劣化ははじまっているので水洗いするのです。水を切ったら塩(ウチでは藻塩)を振ります。量はきっちり味がつく量の半量です。そして30分以上放置して塩を回します。

鍋に湯をわかし沸騰したら火を止めてアラを入れてかきまぜます。30秒から1分くらいゆっくり混ぜたらお湯を切ります。お湯を切ったあとも水分が出てくるので数分以上放置して水を切ります。このときアラは半生状態になっています。

そこに日本酒(一ノ蔵・辛口)を加え,しょう油を適量加え,ネギ,ショウガを入れます。鍋を火にかけて強火で加熱します。酒蒸しにするのです。ガラスのフタの鍋を用いると状態がわかりやすいです。煮汁がなくなってきてとろみがつくくらいになればできあがり。できあがりかどうかは,煮ているときに香りでもわかります。慣れてくれば「あーこれでいいなー」というおいしい香りになるのです。

最後の画像ができあがりの図。この方法で作ると身が締まらずにふんわりと仕上がります。

魚料理は一にも二にも風味が大事。メカジキは酸化が早く魚臭くなりやすいので,まずは水洗いして,塩をして余分な水分を出し,湯洗いして劣化層を取り除き,さらに薬味を加えて酒蒸しにと,多段階の工程を経て最上の風味が出るようにしているのです。料亭なみの手順かもしれませんが,味の方はほんと申し分ありません(画像/MWS)。








2024年11月5日














すこし前に鶏の脂身を使ったニセ鴨そばの話をしましたが,きょうも鶏の脂身の活用例。鶏もも肉は脂身を皮の厚い部分を外して適当にカットして振り塩しておきます。そこに長ネギを混ぜてしばらく放置します。テフロンのフライパンに入れ,そのまま油を使わずにフタをして加熱します。半分くらい火が通ったらよくかきまぜてもう一度フタをして軽く加熱。そして余熱調理。数分放置してフタをあければ鶏肉には火が通り,肉汁がでてきています。そこに茶こしを使って片栗粉を振り入れて弱火で加熱してかき混ぜれば肉汁が「あん」になり肉にまといます。これで柔らかネギ塩チキンのできあがり。

外した脂身はフライパンで加熱します。このとき少量のごま油を加えて混ぜておくと加熱したごま油が全体を効率よく加熱して早くあぶらを搾り取ることができます。そこにナスをどさっと加えて素早くかき混ぜてナス全体に油をなじませます。そうしたらフタをして蒸し焼きにします。弱火でじっくり加熱です。数分間隔でフタをあけてかき混ぜます。火が通ったら,このナスはそのまま生姜醤油などで食べてもよろしいですし,味付けしてしまっても構いません。今回は仙台味噌を少量加えて混ぜ混ぜ。実にシンプルです。味噌はかなり少なめにして,ナスのジューシー感を楽しめるようにすると上品なものです。

こうしてそれぞれの素材は捨てるところもなく有効活用できるのでした。鶏が肉なので脂身は野菜と組み合わせるとバランス的にもよろしいです。

鶏の脂身は鶏油とも呼ばれ最近はどんどん価格上昇している高級品でもあります。ちょっと何かに加えるだけでも味がよくなりますので捨てるのはもったいないですね。きょうはナスに使いましたが,もやしもおすすめです。チンしたもやしに鶏油を和えて塩コショウをするだけでお店屋さんみたいな味になります(画像/MWS)。








2024年11月4日










カンパチのサクは全体をキッチンペーパーで丁寧に拭き拭きしてから切りつけます。そこにニンニクをほんの少しすり下ろして加えます。ショウガとネギはみじん切りにして加えます。そこにしょう油をかけてよーく混ぜます。ニンニクは入っているのがわかるかわからないか程度の量を加えるのが全体のコクをアップさせるこつです。一時間も寝かせれば味も馴染んでカンパチのタタキ風のできあがりです。

食べるまでは冷蔵庫で冷やしておきますが,ラップはきょうの画像のようにかけます。青魚の不飽和脂肪酸は極端に酸化が早く,たとえばブリやカツオなど,2,3時間も経過すれば風味は変化しています。ので,冷蔵庫で冷やすときであっても,空気に触れないようなラップのかけかたにするのです。そしてそこに保冷剤をのせて冷蔵庫に入れるのです。

このようにすればばっちりと身が締まったお刺身をいただくことができます。風味の劣化もなく新鮮なものを新鮮なまま食べられるのは幸せの一言に尽きます(画像/MWS)。








2024年11月3日






カッポレという魚を知ったのは小学校も終わりくらいのこと。5年生だっだかな。当時は釣りキチだったのでとにかく魚釣りのことばかり考えて暮らしていました。幸いな?ことに自宅にはむかしの釣り雑誌(産報 フィッシング)が転がっていたので小学生の集中力を発揮して隅から隅まで読みました。鈴野藤夫,佐々木一男,山本素石,といった面々の名前を覚えたのもこの頃です。そして水口先生の所属する大学に入ってしまったりしました…。

釣らなければ食べられないと思っていた魚が近所のスーパーに転がっているのです。そして筆者が何も言わなくても,カミさんがそれを見つけて「カッポレって何?」といってぶら下げて帰ってくるのです。いやー人生っていうのは,ただ生きているだけでも面白いものです。勉強していれば,という前提がありますが…。

お味はどうか。だいたい推測の通りでしたがまだn=1なのでなんともいえません。今回の感覚を表現すれば,天然物のカンパチとヒラマサの中間くらいの味わいです。つまりモチモチ感があって,それでいて,マアジやマサバほどの脂気もなく,あっさりしておいしい白身だよね,といった感じです。

当室の初物作法によって,そのまま醤油,わさび,からしといった順番で試しましたが,からしがあうように感じました。さすがは島寿司のレシピです。そこに帰着するのです(画像/MWS)。








2024年11月2日




このページにはときどきくまモンが登場するのです…



閑話休題

機材というのは動態保存がもっとも好ましいのです。10年,20年と放置された顕微鏡をメンテするときはとても気を遣います。操作一つで破壊する可能性があるからです。定期的に動かして状態を把握しておくことが大事なのです。

そんなわけで当室の機材も定期的に習熟運用のような時間を設けて動作試験をしていますが,なかなか追いつかないのが現状です。直近では,携帯顕微鏡H型の電池室のサビが発覚しました。電池を抜いて保管していましたが緑青を吹いているので軽微な液漏れがあったことは確実だろうと。そういったトラブルを軽微な段階で対処することが大事です。

この「機材」というのは顕微鏡に限りません。きょうたまたま, こんな すばらしい動作確認の映像を目にしました。筆者もこの子は2015年秋に札幌駅で目にしました。引退から9年になるでしょうか。それでもエンジンがかかるこの子は大事にされてきたのだろうと思います。鳥塚社長さんが購入を決断して,大井川鐵道でブルートレインを牽引してくれませんかね。数年は集客力のある目玉商品になるかと思います(画像/MWS)。








2024年11月1日




これが岩本の煮ダコ。市販のタコでは最高レベル。加熱の具合,塩加減,柔らかさ,香り,全てが満足。残念な点があるとすれば,めったに売っていないこと。(株)丸魚岩本水産で検索してみても,この煮ダコの詳細情報が見つかりません。今年は6月に1回,次が10月終わりなので半年に1回くらいしか見つからないのかしら。このタコ,無添加のシールが貼ってありますが,パックの裏側には添加物が書かれています。どちらが本当の情報なのかわからないのも謎。筆者の嫌いな「ミョウバン」も記載がありますが,食べてみるとミョウバンをあまり感じません。ごく少量だけ入れているのかもしれません(画像/MWS)。









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