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ミクロワールドサービスが顕微鏡の世界を伝えるコーナーです。
日々の業務メモやちょっとした記事もここに記します


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2024年12月31日




30日昼に食器を洗っていたら突然に右腕付け根から右脇腹に鋭い痛みが発生し「つった」ような状況がはじまりました。10秒以内に進行を食い止める姿勢を探しますがなかなか見つかりません。腕を伸ばしてぶら下がるような姿勢で何とか進行は止められた気がしましたがすでに破壊が進行しているので痛みは続きます。身体をねじってみていろいろ調べると痛みが消えるポイントはありそうです。しかしすでに故障が起きているので芍薬甘草湯を2包,お湯で飲みました。右脇腹の肋骨はいつも圧痛があるのですが今回はそれが強くなった感じです。カミさんに調べてもらうともととなる腰椎がずれているように周囲の筋肉も固まっていました。ということは,芍薬甘草湯は飲んでおいて正解だったかもしれません。

発生から数時間はイスに座るのも怖く立ち上がるのも怖く注意深く動いていましたが,夕方に30分ほど少し歩いてみてそのあとにカミさんにほぐしてもらったらだいぶラクになりました。ので,マダラの味噌鍋を作り夕飯として,その後はネットを眺めながら経過観察しています。悪化を感じることはなく,むしろ良くなっています。症状からみて対処に失敗していたら寝込んでいたことはほぼ確実で危ないところでした。運動を欠かさず身体をしっかりつくらないといけません。来年はこんなことがないようにできればと思っています(画像/MWS)。








2024年12月30日




さすがに働き過ぎたのでしばらくはお休みしてゆっくり過ごそうかと思います…(画像/MWS)。








2024年12月29日




いちぶの後日受け取りの方々を除きまして,今期のJシリーズは発送作業を完了しております。二十数件の清拭,梱包,伝票作成など膨大な作業量でしたが全速前進で仕事を進めた結果,28日18時01分に発送可能な状態になりました。

しかし困ったことがあります。全国の郵便局がゆうゆう窓口を18時で閉めてしまうようになったのです。これから郵便局に出向いて差し出すことができません。ならばポストに入れればという意見もあるかもしれませんが,発送量が多すぎてポストには入り切りません。またゆうゆう窓口の閉店時間とポストの最終収集時間が同時刻のところも多く,ポストに入れると翌日の収集になってしまうのです。

さてどうすべきか。今日中に発送済みにしたい。ならば残された方法は一つ。収集車を待ち構えるのです。当サービス最寄りのポストは土曜日の最終が18:20頃となっています。たぶん年末で荷物が多く収集車は遅れてやってくるでしょう。ほうじ茶一杯を飲んでから,18:14からポストの前で待ち続けました。日も暮れて真っ暗な寒空の下で大量のレターパックをぶら下げた怪しいオッサンがポスト周辺をうろうろしています。さぞかし変人に見えたことでしょう。

収集車のルートも駐車位置も全部把握しているので逃すことはないだろうと思っていましたが,18:30になっても18:40になってもクルマは現れません。しかし待ち続けること40分。とうとう収集車が現れました。細身の女性でした。有り難くて神様のように見えましたw。

「遅くなってすみません」「いえいえ,年末だから遅れると思っていましたよ」「直接クルマに持っていきましょうか?」「そうして下さると助かります」「土曜日の最終便はいつも満杯になるんですよー」「荷物多くて大変ですね。でも良かったー!本当に助かりました!ありがとうございます!」「はい確かにお引きうけいたしました」「ありがとうございます!!」

こうして無事にレターパックは無事に収集車に積み込まれました。マジ,うきうきして飛び跳ねるように帰りました。「やったー!」という気分をオアカムロ事件以来ひさしぶりに味わいました。

…ということで,レターパックプラスは,近場であれば明日から,遠くとも年内にはじゅうぶん間に合うことと思います。年末年始のお休みに,顕微鏡の視野内に大輪の花を咲かせて下さいませ(画像/MWS)。








2024年12月28日




さくじつは20時25分頃にJシリーズの販売を開始したのですが,20分後から注文が入り始め,3時間で半分くらいがなくなってしまい翌日には大半が売れてしまいました。多くのみなさまに注目いただき感謝すると同時に,いつも入手困難で申し訳なくも思います。ありがとうございます。そしてすみません。品物はなるべく早くお届けできるように作業を進めております。きょうは注文品の拭きだけで一日が暮れました。明日は事務作業をすすめて発送準備にとりかかります。発送時に連絡差し上げますので注文なさった方はお待ち下さい

きょうの画像はJ825を微分干渉で観察したもの。この条件でも鮮やかに発色し幸せな眺めになる超精密標本なのです(画像/MWS)。








2024年12月27日




お待たせいたしました。ただいまより2024年度のJシリーズ販売を行います。災害や事故が多発し,戦争は終結せず,つまらない一年でしたのでせめて顕微鏡の視野内で「花」を咲かせてその輝きを鑑賞することで心の平安を保ちたいと考えました。どの花も暗視野で完璧な完成度です。世界最高の珪藻並べ標本Jシリーズで一年の疲れを癒やしていただければと思います。今期はどの作品も,「珪藻アートだ!」と思ってもらえるようにデザインしました。みなさまぜひともアート作品としての珪藻標本をお買い求め下さい。作品のページは こちら です。

なお今回販売はJシリーズのみです。ほかの標本は受付できませんのでご了承下さい(画像/MWS)。








2024年12月26日




まだ年内販売をあきらめてはいませんが28日夕方までに販売できなければ年内発送ができないので来年に持ち越します。準備も進んではいるのですが,ちょっとした資材の不足や体調の不安などで販売タイミングはズレますので,「顕微鏡の視野に咲く花」を心待ちにしておられるお客様は,こまめに本ページをチェックしていただければと思います。価格は据え置きです。きょうの画像のように超精密にデザインされ組まれて夾雑物のない完璧な視野を達成すると一枚数十万円でもまったくおかしくないものです。これを国内向けにバーゲンプライスでの販売となるので入手してがっかりすることはないだろうと思います(画像/MWS)。








2024年12月25日




まだぎりぎりの戦いが続いています。ここで体調を崩そうものなら一巻の終わり。いくらハードな仕事でもまずは体調管理が大事です。そうです。一ノ蔵を飲んで寝るのです(笑)。きょうの画像は世界に冠たるJシリーズの楽しみ方一例。肉眼検鏡で味わうのが第一ですが画像表現を追求するにも良い素材です。きょうの画像は同じ標本を三種類の暗視野照明で撮影し一つの絵にまとめたものです。斜入射の角度により色が変化する珪藻では無限の表現が得られます(画像/MWS)。








2024年12月24日




この一枚の標本と一枚の画像の中には様々な技術や考え方が込められています…(画像/MWS)。








2024年12月23日




ほうさんちゅうも珪藻に彩られて幸せそうです(画像/MWS)。








2024年12月22日




どんな世の中であってもどこかに花は咲いています。顕微鏡の視野にも咲かせましょう(画像/MWS)。








2024年12月21日




ふかいブルーを際立たせるのは輝度の高いホワイトであることがわかりました。まいにち観察していても,何と何を組み合わせるとどんな表現やインパクトが得られるかはなかなか想像できません。とにかく手を動かすしかありません(画像/MWS)。








2024年12月20日






できあがったプレパラートをオプチフォトにセットしてファーストライトの瞬間は,自分で作ったものにもかかわらずいつでも感動します。きょうの標本は回折,干渉,干渉縞などが観察できるように材料を選んだもの。やたら情報量の多い視野が実現されて照明の工夫により鮮やかな色が出たり消えたりします。本当はいつまでも覗いていたいのですが時間がないので画像で記録して仕舞い込みます。売れ残ればまた見ることができますがお客様にもご覧頂きたいし,珪藻アートは筆者にとって悩ましい存在なのです(画像/MWS)。








2024年12月19日




ダイコンはどこがいちばん好きかと,「ぷーまま」に聞かれた気がするのだけれどもそれは難しすぎる問いかと。ダイコンの皮の利用法(≒おいしさ)は散々書いてきた気がしますし,葉っぱのうまさは先日も書きました。では身はどうかというと,これも土鍋でチンして美味なことは本ページに書いた気がします。ほかにも利用法は山ほど。個人的には,ダイコン,ハクサイ,キャベシはもう奇跡の野菜のようなものでいつも有り難く大量に頂いています。

きょうの画像は良いダイコンが入荷したときの料理です。まず,よさげなダイコンが入荷したら,台所のそこいらへんに2〜4日,裸のまま転がしておきます。するとカッチカチだったダイコンがフニャっとしてくるタイミングがあります。そこを狙います。このタイミングがおいしいです。

フニャダイコンは適当に輪切りにして皮をむきます。皮がおいしいので厚むきにします。だいたい5mmくらいです。むいた皮は短冊切りにしてフライパンに放り込みます。そこに「岩手純情豚」のバラ肉か肩肉のみじん切りを投入します。バラ肉の場合はラード部分を細切れにしておきます。

着火して弱火で加熱。気長にラードをダイコンの皮に含ませます。適当なタイミングで日本酒(一ノ蔵・辛口)としょう油を加えます。岩手純情豚のときには,脂と肉の風味が良いので香辛料は一切加えません。しょう油で塩分を加えたわけなので浸透圧の関係で煮汁が出てきます。これで煮含めます。水は一切使わないのがコツでもあります。

汁気が飛んで煮上がれば軽く七味を振ってできあがりです。お好みでごま油で風味をつけてもよろしいです。

料理と言って良いのかと思うほど単純な簡単なものですが,これの味わいはまさに日本料理の基本といった感じで素材の味と風味が最大限引き出されていて,「コレにこれ以上味付けしても仕方がないよね」といった感じなのです。

そう感じる原因はダイコンの皮が持っている独特の苦み,えぐみ,辛み,甘味が岩手純情豚の脂でコーティングされ渾然一体になった味を醸し出すからではないかと想像します。

…ということでぷーままへのお返事ですが,ダイコンは葉っぱも大好きですが皮も大好きです。もちろん身も大好きなので優劣はつけがたいです。でも,希少性から言えば,葉っぱは珍しいし,皮は少ないしですから,たまに葉っぱが入荷すると有り難いし,皮料理もたくさんは作れないので貴重な感じはしますね。筆者はダイコン大好きなので,料理するときには大抵,巨大なダイコンでも1本全部使うのが常です(画像/MWS)。








2024年12月18日






アートと呼ばれるもので一般の方々が鑑賞できる最小の制作物の一つは珪藻アートかもしれません。目では見えないけれども顕微鏡なら見える,というタイプの標本やアートは昔から作られてきましたが一般の方々が取り扱える顕微鏡の倍率がせいぜい400倍程度までなのでアート作品としてもその辺りが打ち止めなのでしょう。希に卓上電顕をお持ちの方々がおられて,その方々は珪藻一個でもアートに見えてしまうのでもはや珪藻アートは不要ですが。。

きょうの画像は高倍率用標本。技術の限りを尽くして精密に組み上げたもの。約0.6mm弱の円内に収まります。このくらい小さいと通常視野200倍でも全景が見え,広視野なら400倍でも問題ありません。個々の微細構造も見えてくるので,各種コントラスト法を駆使して表現を追求する楽しみも倍増するかもしれません。

作るのは大変です。200倍の視野でも収まってしまう小物たちを自由自在に扱う必要があるのです。それを120倍程度の視野で微調整してなんとかしています。精密操作が可能なマニピュレータが使えればいいのですがあいにく自作のポンコツ指先両腕マニピュレータなのでほとんど手作業です。このレベルのものを作るには大変な準備が必要です。

どんな準備かというと,栄養豊富な自作のお料理。砂糖を一切食べない生活(14年目),デブにならない適度な抑制,寝るための日本酒(一ノ蔵・辛口のみ),俗世間にとらわれない生き方(就寝02:00〜,起床10:00〜11:00),ほかいろいろあるのですがまぁアスリートみたいなものかもしれません。アスリートは酒を飲まない人も多いのです。筆者も12年前くらいは標本製作期間は酒を飲まなかったです。

いまは飲んだ方がよく寝られて体調がいいので飲んでいます。でも,この酒を飲む時間にも仕事ができればもっと効率的なので,飲まなくても寝られればやめたいところですが,いまのところは寝酒として大量の一ノ蔵を,おいしいつまみとともにいただく毎日です(画像/MWS)。








2024年12月17日




15日の泉大津市長選挙で現職が再選。対立候補の立花孝志に約5倍のスコア。この結果をみて,この市では,自分の経験をもとに自分で考えて投票するという「正常な」民主主義が実装されているようです。ひさしぶりに目出度いことと思いました。しかし立花孝志のようなわけの分からない人物に4000票も入るとは慄然とする気分です。人口の1/5がバカだったら社会は正常に回らなくなる恐れもあります。言っていることがコロコロと変わる,一貫性のない立花のような人間に市政のトップを任せようと思うのは何も考えていない証拠です。

現職は実績もありひじょうに広い視野でものごとを考えられる希有な方と存じていて筆者は以前から知っています。この人は,「市」というのは「国」の一部であるということを常に意識していて,そして政策には仕組み作りが大事ということを実践してこられた方です。 こちら のインタビューを聞いてみれば,少なくとも,N党の候補とはまったく比較にならない国政レベルの人物であることがわかります。ただ国政になるとこんな活動はできないので,「市」レベルで直接的に市民を守っているのです。明石の泉もまぁ優秀でしたが,泉大津市長はそれを超える存在かもしれません。

立花の動きは本当に不愉快で一刻も早くブタ箱に行くべきと個人的には思いますがそれは司法の判断です。彼がなぜこんな一見して糸の切れた凧のような理解不能な振る舞いをするのかというと,それはただ,「騒ぎを起こして有名になる」ことを狙っているのだろうと。悪行であろうがなんであろうが目立つことをしてメディアに採り上げてもらう。もし批判されたら正面から謝っていい人を演出する。これの繰り返し。真実相当性など何の関係もなく「有名になる」のであれば,かつての有名政治家のように「息を吐くように嘘をつく」のです。そしてこれは全て自覚した上でやっているのです。

有名になれば参院選の比例とか「食いつなぐ」ためには有利でしょう。そのために有名になりたいのではないですか。名前に「志」という言葉が入っているのに,なんの志もなく全国の市長選や県知事選に立候補して選挙制度をグチャグチャにしてしまうこの人は公民権停止が正しい判断だと思いますけれども(画像/MWS)。








2024年12月16日




ことしもJシリーズのセールをやりたいのですがまだ画像も撮れていないのでぎりぎりの戦いとなっています。ひょっとすると年明けになるかもしれませんができるだけのことはやってみます。ここ数年,社会情勢や個人的にも面白くないことが続き,明るい話題が少ないような気がするのです。そこで今年のJシリーズは,せめて顕微鏡の視野内くらいでは「花を咲かせよう」と思い立ちました。顕微鏡の視野内だけに咲く一輪の花。ぜひともこれをごらんいただきましょうと中年オッサンは世界最高峰の技術力を投入して作業に明け暮れているのです(画像/MWS)。








2024年12月15日








MWS刺身探究センターでは市販の「煮魚用」のサワラとかメカジキもイケる!となれば刺身になりますし,フライ用のアジ開きなど下ごしらえがしてあって刺身用に最適ですw。但しこれは産地での話ですが。煮付け用として売られている冷凍マグロのアラは20数年前から血合い以外は刺身で食べています。なぜ? マグロは「血合いぎし」がもっともウマい部位でもあるのです。

そういった「素材側」の側面は常に追求していますが,もちろん食べ方も探究しています。きょう紹介するのは「ネギしょう油」です。

刺身というと多くの人がわさび,それもチューブわさびとかパックわさびを使っています。ところが刺身との相性を追求するとこれは最適解とはいえない場面も多いのです。チューブわさびやパックわさびは甘味料や調味料が入っており,必要以上にうますぎるのです。しょうゆにこれらのわさびを加えるだけで味が完成されてしまうのです。これは悪手です。味のないゼラチンにつけても美味になるようなタレは,タレがおいしいのであって,素材を味わうにはかなりの邪魔なのです。この点,天然わさびはひじょうによくできたものと感じます。過剰な甘さがなく,辛みは一瞬で,すっと消え,素材の味を妨害しない。これを発見した人はたいしたものだと思います。

さて,刺身に合うのはわさびだけではありません。有名なところではカラシも上等なものです。主に青魚に合います。しょう油に上等なカラシを溶いてドロドロにしたものは,アジ,サバ,カツオ,ブリ,カンパチ,ヒラマサ,イワシ,サンマには申し分ありません。

先日の集まりで「ちょっと珍しい刺身をお持ちしました」と巨大マグロの解体もできる博士(農学)ママさんがいたのですが,いっけんして青魚系でうまみ豊富なものに見えたので「ソーダガツオ」かなと言ったら「違います!」と戦いを挑まれました。もう1回の解答機会を頂いたわけなので,すでに皮をひいて刺身になっているお造りをラップの外側から眺めて,うーんと10秒くらいかな。「オアカムロ!」「当たりです!」。MWS刺身探究センターの面目が首の皮一枚でつながりました。。。

で,その場は女性が4人いてまぁ今後のこともあるだろうしと,オアカムロとマアジはカラシで味わっていただきました(タチウオはお好みで)。体験がなかった方々が多かったようなのですが,皆,カラシは良くあうというご意見でした。筆者に気を遣って意見を曲げるような人は皆無の場だったので,刺身にカラシをほんとうに理解したのかもしれません。

さて前置きが長くなりました。マアジはカラシしょう油で充分OKなのですが,MWS刺身探究センター的には「ネギしょう油」がランクアップなのです。ネギは可能な限り細かくみじん切りにして少量のしょうゆで和えておきます。しばらく放置すると浸透圧の関係でネギから水分が出てきてネギには塩味が付与されます。

この状態になったらアジの切り身を混ぜ混ぜします。もちろんアジの立て塩の具合としょう油の量はバランスを取ります。

この「ネギしょう油アジ刺身」は簡単でありながら,出会いものの味わいで,わさびよりも,ショウガよりも,ニンニクよりも,カラシよりも合う感じがします。ベストな味で調味できたときには白ご飯にのせて食べれば幸せな食事になるかもしれません。

これの変形バージョンは,ニンニクしょう油とかショウガしょう油とか,いろいろあります。どのパターンでも,先に薬味に味をつけておくのがコツです。刺身に多量の塩分を浸透させるのではなく,薬味に塩分をのせて刺身とともに口内調味するという感じの考え方です(画像/MWS)。








2024年12月14日




あまりにも忙しいと画像が用意できずに本ページの記事が顕微鏡以外のことになりがちです。13日は標本制作を終え,積み上がった大量の食材を一気に片付ける夕方でした。ハクサイ1/3と岩手純情豚大パック2とエノキダケはどうにでもなりますが,そこいらへんで育てたダイコンの葉,たぶん1キロ以上の厄介者。何しろそのままの入荷なので,枯れ葉はついているし泥だらけだしで,食える状態までの下準備が大変なのです。無農薬なのは有り難いですが。

調理が面倒な食材ではありますがダイコンの葉は,コレのうまさを知っている人には最高の食材です。まずは桶に水を溜めて振り洗いをします。粗大なゴミと砂を落とします。次に流水で葉っぱを歯ブラシ洗いします。土がついているからです。さらに劣化部分を探して丹念に摘み取って捨てます。最後にもう一度ざっと洗って水を切ります。

そうしたらざくざくと細切れにしてでかいフライパンに入れます。なにしろ量が多いので圧縮しながら詰め込みます。28cmのフライパンに入りきらないのでぎゅうぎゅうに詰め込みました。そこにごま油を回し掛け,フタをして蒸し煮にします。しんなりしてかさが減ったら日本酒を注ぎ,しょう油を加えてフタをして煮込み汁気を飛ばします。

汁気が飛んで味が決まったら良質な油揚げ(むつみを推奨)の細切れを加えてよく混ぜて少し蒸したらできあがり。油揚は最初に加えると煮汁を吸ってしまいその部分が塩辛くなるので最後に加えます。お好みで七味唐辛子を振ってできあがりです。

この料理は筆者のオリジナルですが,たぶん,多摩地区などでよく作られていた「菜焼き」の変形バージョンなのかもとも思っています。小松菜や野良棒を油揚げと炒めた感じの料理です。これをダイコンの葉で作ると適度な苦みとえぐみがとても心地よく懐かしく,ふきのとうなどの山菜料理を食べているかのような昔懐かしい味わいなのです。

そのままでもおいしいですし,肉料理と合わせても完璧。ぜひともやって欲しいのは,TKGに大量にのせて食べること。TKGはいろんなやり方がありますが,この場合は予め溶き卵にしょう油を加えて調味して,それをあら熱をとったご飯(白米)に注ぎかき混ぜるといった普遍的なもの。そこにこのダイコンの葉を大量にのせてぐるぐるしてかきこむのです。

これのおいしさは格別なもので,個人的には,自分で作ったイクラ丼とダイコンの葉TKGとどちらを選ぶ?となるならば,まぁその日の気分があるにしても,ダイコンの葉TKGが圧倒しそうな気がします。ピーマンの苦みがうまみと感じ,サッポロ黒ラベルがあってると感じる紳士淑女には,ダイコンの葉TKGはひょっとしたらお口にあうかもしれません(画像/MWS)。








2024年12月13日




このところ,夏の「仕事しない」モードを取り返すかのように昭和のモーレツ社員的に労働しています。と言っても兼業主夫なので労働内容は食材の大量調理だったり耐久レース的な拾い出しだったりと様々ですが。それでだいぶ疲れも溜まってきて極度の集中を要する顕微操作の連続により身体的なストレスも感じるようになってきたので12日は夕方前に標本制作を切り上げて関係者と顕微鏡の夕べにしました。

仕事先から帰宅途中に立ち寄って頂いただけのことですがJシリーズを少なくとも14年前から知っているドクターなので,Jシリーズに関して正直な感想を頂くこともできてアドバイザー的な立ち位置なのかもと思ったりもしています。筆者は創造性が貧困なのでデザインが苦手です。そして珪藻アートはどれだけデザイン能力が秀逸でも材料がなければ手も足も出ません。

そんな感じですけれども制作物への感想をもらえればそれはヒントになります。自分では面白くないと思っているものでも,お客様には面白いものもあるわけで,そのギャップを全部知ることはできませんが,ある程度の情報は欲しいとも思います。それでごく希ではありますが,筆者の関係者の間で未発表の作品について鑑賞会を開くこともあります。参加者は珍しいものが見られてラッキーと思うかもしれませんが,それは筆者の勉強の時間なのです。

一時間半くらい? のちょっとした交流だったのですが脳内の不要な毒物がきれいに洗い流されたような楽しい時間でした。なんとなく制作物へのヒントも頂いたような気がしました。

きょうの画像はそんな話題とは関係なさそうに見えるマアジの刺身。このボリュームでこの価格。これはほぼタダといえるものです。セブンイレブンの上げ底弁当が話題になって久しいですが,対極に位置する良心的な商品です。セブンイレブンは5,6年ほど前からまともな商品が廃盤になり内容も悪化し重量あたりの単価が上昇しレジも面倒になり行く理由がなくなったのでこの4,5年ほとんど行っていません。

話題がそれましたが,このお刺身,どのくらい手がかかっているかお判りでしょうか。ダイコンのつまは機械で切っています。それを水にさらして水を切ってのせています。つまの海藻は水に戻すタイプのものを使っています。シソは本物を敷いています。マアジは三枚に下ろしてから小骨を抜き皮を引いてから立て塩をして,そのあと水気を切ってから切りつけています。

MWS刺身探究センターのセンター長は,このくらいのことはパックの外側から見ただけで判断できます。この判断能力は結構大事です。外見で判断できれば買うべきものかそうでないものかが売り場でわかるからです。

ちなみにウチのカミさんは二十数年前はあまりにもひどい魚を買ってくるので閉口し,『吉池』を初めとした魚屋に連れて行き,養殖魚と天然魚の見分け方,古い干物と新鮮なものの判別法,加工食品の添加物と味の傾向など,様々な実習を行いました。

そのカミさんはいまではMWS刺身探究センターの市場調査首席研究員なのですが,筆者が何も言わなくても,その売り場で最上と判断されるものをぶら下げて帰ってきます。首席研究員ですから,スーパーよしやに土曜日に並んでいる丸のクエとオナガは,翌日にサクになるはずと予想を立て,それを見事にゲットしてくるといった流通の動向までも視野に入れた判断ができるのです。もう少しトレーニングすれば,そこの刺身が立て塩してあるのかないのかもわかるようになるかもしれません。

筆者の個人的な見解としては,マアジは鮮度がよければ立て塩不要です。もったいないです。もし立て塩するにしても,ごく弱くてじゅうぶんかと(画像/MWS)。








2024年12月12日




モアレ? 干渉縞? の現象と同じなのかはわかりませんが放散虫でも輪帯暗視野の入射NAを変えていくと虹色が動く様子が見えます。この現象が見える部分には格子構造としての微細構造はなく,しかしシリカ沈着時の屈折率差による年輪構造はある(しかし極小)といった感じです。この物性から考えてモアレはは否定できそうです。では何なのか。メディアとの屈折率差で生じた光ファイバー内部での繰り返し反射による干渉か,あるいは分散色が出てきているのか…といった新たな課題が生じた気もしています。でも分散色ならよほど微細な繊維でもなければ非対称な色づきになると思うのだけれども,でかい放散虫でも対称的な色づきになっているので,反射面の存在による干渉かなぁとぼんやり想像しています(画像/MWS)。








2024年12月11日








きょうの画像の最初の二枚は,クチビルケイソウの一枚と二枚重ねの暗視野画像。一枚目と二枚目では輪帯暗視野の入射NAを変えてあります。画像をみればわかりますが,一枚目と二枚目では,干渉縞的な?モアレ的な? 縞々が移動しています。そのことを示すために一枚目と二枚目の画像を減算処理すると,やはりケイソウが重なっている部分で干渉縞のような構造が残ります。縞々が入射NAによって不動ならば減算によって消えるはずです。にもかかわらず残っているのは入射角によって動く何らかの光学現象が生じているはずで,それは干渉の可能性が高いかなと思ったりもしています。ただモアレの可能性が否定されたわけではなく,密着した二つの格子のモアレなら難しいことはなさそうですが,今回の物体は密着している部分がほとんどないのです。ではある距離を開けたモアレが入射NAの変化に対してどんな振る舞いをするのかというと,うーん,まったくわかりません…。まーでも,分からなくても見ていて面白ければ当サービスの活動としてはOKです(画像/MWS)。








2024年12月10日




ダスパー狽ニキムワイプS-200が玄関のドアノブにぶら下がっていたのが約1年前だったか。ポストにガラスカッターが入っていたり,注文もしていない高級煎餅が届いたり,天然砥石がとつぜん配達されたり,LEDがポストに入っていたり,頼んでもいないのにいろいろな専門書などが届いたりとふしぎな生活を続けています。有り難いことです。

ダスパー狽ヘもちろんむかしから知っていましたが本格的に使う検討をしたことがありませんでした。しかしなぜか手元に転がり込んできて,送り主は表面化学・物理を解する方なのでこれは検討しなければということになりました。

繊維の質はひじょうに高いことはすぐにわかりました。適当にランクをつけるなら,ワットマン105に次ぐ次点で,それほどの大差はないように感じました。そこから大きく引き離されて光学メーカーのシルボン紙,次にキムワイプS-200という感じです。

しかし困ったのが製品形状です。ちり紙のように1枚1枚取り出すタイプの形状は困るのです。微細粒子は常に落下しているので,ぴらぴらと1枚が室内気流と接しているとたちどころに粒子汚染が起きます。ので,キムワイプにしろダスパーにしろ,数時間以上経過した最初の1枚のペーパーは精密な清拭には使えません。当たり前の話ですが。

そしてこの1枚1枚取り出すという操作がさまざまなトラブルを引き起こし,コンタミの発生を招きます。さらに,ダスパーのサイズが問題です。Jシリーズの精密な清拭には幅2,3cm,長さ10〜20cmにカットして使う必要があるのですが,ダスパーではこれが面倒なのです。

しかしあるとき解決法が発生し,きょうの画像のようにストックして使うのが歩留まりもよくコンタミも少なく,ワイピングの成績もよいということが判明しました。もう少し追い込むことができれば,ワットマン105ペーパーと完全に同等の清拭ができるような気がしています。結局,保管容器はワットマン105に依存しているところが面白いです。

それにしても新しい素材で拭きを極めるのに一年間。くらくらするような壮大な取り組みですが,Jシリーズの根幹を支える技術は「拭き」であることは間違いないので,一年でも一歩前進したことはヨシとしましょう。ダスパーを教えてくれた先生には心より御礼申し上げます(画像/MWS)。








2024年12月9日




8日はひさしぶりに都内某所で顕微鏡の午後でした。参加メンバーから考えて極めて高レベルの情報交換が確定していたので筆者はJamin-Lebedeff干渉顕微鏡の動体展示を行うことにしました。運ぶだけでも大変,調整も大変,説明も大変,何もかもが大変な代物ですが参加者のレベルが高ければどうにでもなります。レベルが高いというのがどういうことかというと,もはや物体観察は一巡してお仕舞いにして,次には心出し顕微鏡で対物BFPを観察しながら干渉縞の追い込みとそれに伴う見え方の変化を感じる夕べという感じで,さらには参加者がその干渉縞の意味と操作法をやや解析的に説明してくれるという,そんな感じです。

動体展示では,40xのJamin-Lebedeffから10xのJamin-Lebedeff干渉顕微鏡の載せ替えも行いました。外野からみれば単に対物を換えてコンデンサを換えて,「さあどうぞ」と薦めたように見えたかもしれません。

しかしそこで行われていることは,光学系の換装に伴うあらゆる状態変化,軸ズレ,偏光,アジマス,コンデンサ心出し,視野絞り心出し…など,まぁ何も知らずにポンと渡されたら干渉像が出るのはいつになるのやら…といった次元の感じなのです。

ことし春にJamin-Lebedeff干渉顕微鏡を任された時点ではまだ未熟でリアルタイムで倍率変更はできませでした。これはパーツの軸出不良などのいろんな不具合の解析ができていなかったことにもあります。

光学技術者には当たり前のことかも知れませんが,光学製品の最高性能を出そうとすると,そこには「妥協」という言葉があるのみです。パーフェクトな像に追い込みたくても機械的あるいは光学的な制限でそれが達成できないことがほとんどです。。そうすると,時間内で合格点の像を出す必要があるのです。数分で調整しないといけません。

同好の士の集いですが,やっていることは販売営業のエンジニアそのものですねw。失敗したらなんなのそれはの世界。わはは。そんなスリリングな時間でしたが,先に述べたように参加者のレベルが高いのでまぁ何とかなった模様。理解できていそうな人が半分? ぜんぜんダメそうな人が半分? そんな感じですが,これはトップレベルの超高ハイレベルでしょうね。

すべてのひとが「わかっている」集団ならば予定調和になりやすいので面白みが減るかもですが,「背伸びすればわかるかも」の集団の中に,「あと一押し」ができる専門家が混ざっていたりすると盛り上がりますし実りも多いような気がします。その意味では,さまざまな分野の好事家が集まる顕微鏡の午後は,参加している人たちはただ楽しくて中華料理でお腹が膨れているという認識なのかもしれませんが,情報の内容としては,おおげさに言えばシリコンバレーの飲み屋の話レベルのものが飛び交っているのかもしれないのです(画像/MWS)。








2024年12月8日




いいぞいいぞ,いけいけーw(画像/MWS)。








2024年12月7日




いちまいの珪藻被殻と全被殻,あるいは人為的に重ねた二重被殻では構造色あるいはモアレの出方が異なることはわかったので表現として採用できないかと模索してきました。照明側のNA制御がシビアですが,明確に半被殻と全被殻では異なる表現が得られることがわかったので今期制作で挑戦しています。世の中でウケルとかそんなこととは関係なく,表現として自分がやってみたいことをやるのが大事だと思っています。…と書いてあれっと思うのは,それってアートの発想なのかもということです。筆者は自分のことを光学技術者に近い存在と思っていて,作っているものも光学製品との認識です。でもそこに表現を紛れ込ませるなら,単なる光学製品でもないのかもしれません(画像/MWS)。








2024年12月6日




この珪藻のガードルバンドは照明法にもよりますがウルトラマリンブルーから黒潮ブルーのような色が出ます。暗視野でブルーに発色する珪藻被殻はたくさんあるのですが,本種はほかにな深みを感じます。そこで力業を使い色だけを純粋に楽しめないかと思っています。空をぼーっと眺めていて飽きないように,あるいは海のブルーをいつまでも見ていられるように,顕微鏡の視野でも黒潮ブルーを再現できればずーっと眺めていられるはずなのです(画像/MWS)。








2024年12月5日




ヒラマサは寝かせて熟成もできるので調理方法が自由自在。薄切りにしたヒラマサに塩コショウを振ってタマネギのみじん切りをのせて冷蔵庫に。食べるまえに醸造酢やかんきつの絞り汁を適量振りかけてオリーブオイルを垂らしてよくかき混ぜれば「これからマリネ風」のできあがりです。漬け込んだマリネ風ではなくて,これからマリネになるかもという微分係数を味わうお料理ですw。食べ始めと食べ終わりでは味が異なります。時間的に味が変わる曲線的なものですので微分値としての接線=味が異なるのです。(画像/MWS)。








2024年12月4日




このページには絶妙なタイミングで? くまモンが登場するのです…(画像/MWS)。








2024年12月3日






たまには明視野画像も。暗視野では全体の形態や構造色がよくわかりますが物体上の微細構造の再現性はよくありません。透過明視野で入射光束を適切に制御した画像が微細構造のコントラスト生成にはむいています。このとき,高NA対物で微細構造の解像を狙うのが普通ではありますが,低NAの対物でどこまでの像が得られるかというのも練習になるものです。きょうの画像は対物NA=0.55です。コヒーレンスの高い照明を施し,ピントはRGBごとに撮影してそれぞれのチャンネルを取り出して合成しています(画像/MWS)。








2024年12月2日




ふつう珪藻の被殻は種が同じなら被殻の大小に関係なく暗視野での色づきが同じなのですが,プレウロシラは微妙に発色が異なります。何でだろう…。大きな被殻は薄い皿状で小さな被殻は茶筒状になるので暗視野での側面からの入射が変化することが原因かもしれません(画像/MWS)。








2024年12月1日




ふとん乾燥器をいつかけるか問題というのがあるのですが,乾燥という観点からは,目覚めてすぐがよろしいと考えています。人間は約100Wの発熱体なので8時間寝れば800Whのエネルギーが布団内部に供給されていることになります。この熱エネルギーを有効利用して目覚めたらすぐにふとん乾燥器をセットします。するとすでに布団は温まっているので供給される熱は繊維に吸着した水の蒸発に効果的に使われることになります。夜にすっかり冷えた布団をふとん乾燥器にかけると温めるだけでもかなりのエネルギーが必要になります。布団を天日干しするのがエネルギー的にも冬場の正解ではありますが,マンションの手すりに布団を干すことは都条例で禁じられているのでどうしてもふとん乾燥器に頼ることになります。熱力学的にムダのないようにするにはどうしたら良いか,中年オッサンは常に考えているのです…(画像/MWS)。









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