本日の画像
ミクロワールドサービスが顕微鏡の世界を伝えるコーナーです。 日々の業務メモやちょっとした記事もここに記します 【2024年】 1月 2月 3月 4月 5月 2024年5月31日
れんじつの深夜作業で本ページの更新が遅れています。すみません…(画像/MWS)。 2024年5月30日(2)
この画像のような,観察能力のある方の実体験は重要な情報です。この情報をもとに,どこかの研究者がスーパーの部門ごとの感染率を大規模調査してくれないかしら。この投稿,筆者の個人的な考えでも,当たっていると思います(画像/スクリーンショット)。 2024年5月30日
きょうはこんな状況。昨年夏のコロナがひどいときに近い状況であることがよくわかります。札幌の下水データは,雪まつりの最大ピークよりは低いですが,多量の死者が出た過去の感染拡大期と比較しても最高レベルのウイルス検出となっています。政府(とマスコミ)は失政を隠すためか報道を行わないようになってしまいましたが,賢明な国民は自分から情報をとりに行って自衛しましょう(画像/スクリーンショット)。 2024年5月29日
こまかい作業は体調のよいときだけやるのです。きょうのように朝9時過ぎに寝て,12時に起きて,実質睡眠時間が2時間もないような日は,細かな操作はしません。大事故を起こすからです。 2024年5月28日
しごとが終わらずにいつの間に小鳥がさえずる時間になっていたりします。いまもそんな感じで,膨大なパソコン作業をしながらそろそろ明け方の04時半です。でも,そこいらへんで,元気そうなヒヨドリが朝だよーとピーピー言っているのを聞いて,筆者はようやく安心して寝床に伏すのです。伏しても寝られるものでもありませんが… 2024年5月27日
カンヅメ生活が続いていてずいぶんひさしぶりに玄関の外に出た気がします。締めきった室内作業で夜を迎えるような状態が継続中なのでいま外がどんな季節の進行なのかもわからず,きょうの画像のような季節に入っていたんだ…と。俗世間から隔絶された生活もいいかげんにしないといけませんね(画像/MWS)。 2024年5月26日
マグロから放たれる回折光。少し光学に理解のある方なら,入射光との角度から,回折を起こしているであろう筋繊維の周期構造のピッチを推測できることでしょう(画像/MWS)。 2024年5月25日
24日の夜はえんえんと仕事が終わらず深夜3時半まで作業していました。本ページを更新する時間もなく,そして起きたら引き続き残りの仕事を片付けています。しかしまだ終わりません…。とりあえず顕微鏡写真を貼り付けてごまかします(画像/MWS)。 2024年5月24日
ヒマなときなら夕飯作りにじゅうぶんな時間をかけるのも良いものです。料理は脳みその大規模活動を伴う動作なのでボケ防止に最適ですし,集中力を維持することにより作業中は日々のくだらないストレスを忘れることもできます。でも忙しいときには時間短縮を考えなければいけません。 2024年5月23日
Jamin-Lebedeff干渉顕微鏡は動態保存としてメインの顕微鏡デスクに鎮座しています。このところ猛烈に仕事が詰まっていていじれないのが残念なところですが,その姿をみて一日何度も満足感に包まれています。ビニールカバーをとればすぐにでも検鏡できる状態になっていますが,1つ心配なのは湿度です。日本は世界に冠たる高湿度国なのでカビは生え放題,きのこの生え放題なのです。当室の顕微鏡はマンションの3階の南側という,湿度的には好条件のところに設置していますがそれでも万全ではありません。 2024年5月22日
ボタン操作がうまくいかず不具合頻発だったJ5(2台目)に見切りをつけてJ5(3台目)に移行。1台目は顕微鏡写真撮影専用で,2台目,3台目はその予備機の意味合いもあります。センサーサイズの関係からこのカメラでないとできない表現があるのでこれからも働いてもらいます(画像/MWS)。 2024年5月21日
プレウロシグマはメガネケイソウの和名があり,その微細構造が対物レンズの性能試験に適していたことからの命名とされています。これ,厳密にはおかしいんですよね。なぜならどんな珪藻でも微細構造があって対物レンズの性能試験に使えるのです。メガネケイソウだけが特別なわけではありません。 2024年5月20日
きょうの画像はCylindrotheca closteriumが並んでいる風景。どこにでもいる珪藻ですが,夏場で海水中の栄養分が少なくなったときに多くなる印象があります。付着珪藻ですが小さく細く軽いのでプランクトンとしても出現します。プランクトン豊富な海水を汲んできて,最初はこの珪藻は目立ちませんが,10日も培養すれば最初にみかけた珪藻類は少なくなり,本種が大量発生してきます。浮遊珪藻は水中の栄養を吸収しますが,付着珪藻は栄養のありそうな動物プランクトンの死骸などに集まることができるので,こんな変化が起きるのだろうと思います。本種は筆者がこれまでJシリーズでマウントしたもっとも細い珪藻でもあります。シリカの針がこのくらい細いと簡単には折れません。まるで渓流釣りのロッドがしなるように自由に曲がるのです(画像/MWS)。 2024年5月19日
たくさん増えた植物プランクトンをたっぷり食べて抱卵したコペポーダ。まーこれは抱卵した甘エビみたいなもんなので,たくさん集めて食べたらけっこういい味かもしれません。といっても集めるのは大変。東京湾にはたぶん数百トンどころではないコペポーダが泳いでいますがネットで集めると珪藻が絡まって大量に入ってきて,コペポーダだけを味わうことができません。昆布味みたいになるのです。遠いむかしの体験ではそんな感じでした(画像/MWS)。 2024年5月18日
メロシラ(海産)の被殻構造と内部構造をイメージング,画像は二枚の合成(画像/MWS)。 2024年5月17日
きょうの画像は種名がわからないノープリウス。透過明視野での撮影です。絞り込みによる被写界深度の調整とコントラストのバランス,画像処理による表現範囲,レンズの収差,いろんなことを考えての撮影となります。どのポイントが正解というのはないのですが,それでも永年の観察経験からの落としどころはあるような気がします。筆者は合成による全焦点画像はあまり好みません。ボケ像があった方が奥行きが表現できることが多いと思います。それは鳥を撮影している方々の気分と似ているかもしれません。鳥も森も周囲の葉っぱも全部焦点の合った画像ではうるさすぎてよろしくないこともあろうかと思います。目にピントが来ている画像が良いのです。プランクトンも似ていて,ノープリウスやミジンコなら眼点,ミドリムシも眼点がいいですね。Chaetocerosなら刺毛の交差部分,クモノスケイソウなら中央部分,コアミケイソウなら編み目の部分など,そこにピントを合わせるとバランスがとれるポイントがあるように思います(画像/MWS)。 2024年5月16日
きょうの画像はCerataulinaとCoscinodiscus,どちらも海産の浮遊珪藻です。透過明視野中央絞りで細胞内部にピントを合わせていて,どちらの種も核が見えています。細胞内部にピントを合わせると珪藻の透き通った姿がより強調されて感じられる気がします。清涼感があり夏向けの画像かもしれません(画像/MWS)。 2024年5月15日
きょうの画像はヒトツメケイソウ(アクチノキクルス)の生細胞。眼域を中心に狙っています。この構造はそんなに目立つものでもないので生細胞の検鏡でさっさと見つけて撮影するにはそれなりの経験が求められるかと思います。特にこの珪藻のような海産種の場合,検鏡中にどんどん水が蒸発して塩分が濃くなり,細胞の状態も変質していきます。蒸発分の水を補給して時間稼ぎをする方法もありますが限界があります。筆者は海水サンプルの検鏡では,26×76mmのスライドグラスに,24×50mmのカバーガラスを使い時間稼ぎをしています。このカバーガラスは厚さNo.1と記されているもので約0.16mm程度です(手持ちのものは)。厚みの点でも使いやすいです。けっこう高価なものなんですが,一度検鏡に使うと完全にきれいにするのが面倒なので,わずか数十分程度で使い捨てにしてしまいます今月は結構消費してしまいました…(画像/MWS)。 2024年5月14日
うえから順に,海産ミドリムシ未同定種,珪藻Cerataulina peragica,珪藻Detonula pumilaという感じです。海産浮遊珪藻の分類はとても難しく,いろいろな資料を見比べて目と脳を鍛えなければなりません。ぱっとみての絵合わせだと,みんな同じになってしまう感じの種が多く,特にChaetocerosや筒型の珪藻は急所をとらえて確定しないと誤同定を頻発することになります。ので,本ページでは種小名まで確定した情報は(調べる時間がないこともあって),あまり書かないようにしています(画像/MWS)。 2024年5月14日(2)
ゴールデンウイーク明けの新型コロナ状況。モデルナ推計値は,感染者が推計の拠点となる病院に行くことが前提になっているので,感染者が病院に行かなくなったり,家庭や職場で抗原検査を行った場合などは数値に反映されません。それどころか,家庭内で一人コロナになり,家族全員体調不良になったのなら,病院に行くまでもなくみんなコロナと判断して養生することでしょう。そのため,モデルナ推計値は全く現状を反映しない,低いバイアスがかかったデータになっているわけです。 2024年5月13日
プロトペリディニウム(だと思います)の仲間が泳いでいたので激写。このように整った姿を見せるのはほんの一瞬なのです。全体の姿形がある程度想像できる横からの構図で鞭毛も写っています。結構よくできている感じなのでゴミ消しも行ってしまいました。赤〜ピンク色の色素がとても良いアクセントになっていると感じます(画像/MWS)。 2024年5月12日
タラシオシーラ(ニセコアミケイソウ属)は,粘液を使って串だんご状の群体を作るものもいることは,ちょっと珪藻を勉強した人なら誰でも知っていることかもしれません。ではそのくしだんごの串の構造は? と問われると,これはプロの領域になります。いろんなやり方があるのです。 2024年5月11日
こんなものも入っていた。海のプランクトン群集は多様で見飽きません(画像/MWS)。 2024年5月10日
これは何かな? 東京湾の海水中に入っていたワムシに似ているもの。忙しすぎなので調べもしないで画像をのせちゃいます(画像/MWS)。 2024年5月9日
NHK FMの夕方の地方ニュース(関東甲信越)で新型コロナの感染者が大きく減っていることが報道されていた。減った理由は簡単で連休中多くの病院が休診で検査できませんし,感染者も病院には行かなかったからです。しかしその「原因」については一切触れません。そして病院が再開した現状はきょうの画像の通りです。NHKに限りませんが,このような「印象操作」をマスコミはしばしばやります。情報を自分から取りに行かない人は簡単に洗脳されてしまいます(画像/MWS)。 2024年5月8日
たまには動物プランクトンの画像でも。このところ深夜まであがいていて本ページの更新までたどりつけません。寝酒はのんでいますが…(画像/MWS)。 2024年5月7日
れんきゅう最終日もしごと。この連休中はどこにも出かけずに基本,室内作業。二日ほど,2,3時間の散歩をしたという感じ。…と書くとまじめ人間に思われるかもしれないので記すと,夕方にはカミさんとビールのひとときを過ごし,さらに夜には豊富なつまみでバカ夫婦の大宴会だったりします。このところ東北地区農水産物調査ができていないので,都内での各地方農水産物の抜き打ち調査です。最終日のしごとはロケ後のスタジオ撮影で顕微鏡の午後となりました。その後に筆者は入荷プランクトンの撮影で深夜まで過ごすこととなりました。 2024年5月6日
このところ夏日が続いているのだけれども,なるほど夏ならトンボも飛んでいるわけだ(画像/MWS)。 2024年5月5日
ウシガエルのオタマジャクシとメダカの大きさ比較ができる画像(画像/MWS)。 2024年5月4日(2)
みどりの日なのでみどりの画像を(画像/MWS)。 2024年5月4日
きょうの画像のように,じっさいにこのように感じている人がいるという情報は大事です。筆者の周囲をみても,新型コロナに感染した方々が多数おられますが,一人を除いて,十数名以上が,5類化以降の感染です。5類になる前は,ほとんどの方々が防御できていました。ずっと2類のままにしろとまではいいませんが,国民が感染対策をきちんと行えばある程度制御可能だったものが,政府が意図的にマスク外しを進め,感染対策も報道されなくなり,新型コロナウイルスにとってはまことに住みよい世の中が実現したわけです。これまで逃げ切っていた方々が次々に感染しているのはある意味,政府の失策による被害者ともいえるわけです。裏金,脱税,利権,そして科学に基づかない感染症対策,現政権はクズ集団にしか見えませんが,クズ集団が実害を生み出していることにもっと国民は関心をもたなくてはいけないと思います(画像/MWS)。 2024年5月3日
ヤフーリアルタイム検索で「コロナ陽性」と打ち込んでみればこんな状況。感染者がそこいらじゅうにいることがわかります。この,検索でのヒット数はおそらくは昨年6-7月くらいの状況に近いです。札幌市の下水データをみても,これまでは季節ごとのピークのあとに感染者がきれいに減っていたのですが,5類化以降は常に高い水準でウイルスが存在することとなっています( こちら )。国民の多くが感染対策に関心を示さなくなったからでしょう。明らかな政府の失策ですが,情報統制によって感染状況,被害状況が隠されているので,何が起きているのかを調べることすら困難になりつつあります。このまん延状況で大型連休後半に突入です。どうか本ページの読者のみなさまにおかれましては,自衛されますように(画像/MWS)。 2024年5月2日
1日は夕方に機材引き渡し関係で顕微鏡関係者が来訪。筆者が出講した大学院での集中講義を受けた人材でもあります。ので,ただの物品のやりとりだけでなく,Jamin-Lebedeff干渉顕微鏡による検鏡タイムも設けました。豊富に原生生物が存在するサンプルをセットして観察しながら待っているとピンポンが。何も言われなくてもすぐに顕微鏡を覗くところがさすがです。しばらくの間,いろいろな原生生物を眺めてもらいました。 2024年5月1日
もう五月。その割には仕事が全然進まず気分が重い。積み上がった仕事を考えるとやる気がなくなります。仕事というのは適量であることが大切なのです。筆者の場合,仕事が積み上がると仕事速度が極端に遅くなります。あまりに面倒で取りかかる気分にならないのです。それで別の仕事をやっていたりします。その別の仕事も積み上がっていて,今年はなんだか,個人事業主の特権である,「好きに仕事する」ができそうにありません。そんなわけなので,きょうの画像くらいは明るいものを(画像/MWS)。 Copyright (C) 2023 MWS MicroWorldServices All rights reserved. (無断複製・利用を禁じます) 本ページへの無断リンクは歓迎しています(^_^)/ トップに戻る |