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ミクロワールドサービスが顕微鏡の世界を伝えるコーナーです。
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お知らせ


当面の間,休業いたします。6月7日から全ての手仕事系の仕事を止めました。室内工事が入る見込みで長期間にわたり顕微鏡デスクが使えなくなります。このため思い切って長期の休業に入りました。休業明けまでは注文も予約も一切受け付けできませんのでご了承下さい。仕事再開については本ページでアナウンスいたします(MWS)。












2024年6月30日




エアコンを購入したお店。常に空いているし安いし便利だし早いし,穴場なのです(画像/MWS)。









2024年6月29日




なかなか顕微鏡観察の時間がとれません…。博物ふぇすも迫ってきている…。何かと忙しい日々が続いています(画像/MWS)。









2024年6月28日




エアコンはどこで買うのかというと,もよりの電機屋で買うのです。24年前もそうしました。歩いて数分のところにあるタカラデンキという,コンビニの1/4の面積もないような小さな店です。夫婦で切り盛りしている感じに見えます。

今回は相談に行ったら,その日の午後に来てくれて容量アップの機種を選んで,パイプの長さを測って5分で商談成立。電機屋さんいわく,「今後忙しくなるのでなるべく早くやりたい」とのことで,翌日の夜に電話があり,「明後日の午後に撤去,取り付けできる」とのこと。このフットワークの軽さが町の電機屋さんの最大のメリットです。

エアコンの撤去,取り付けはまさにプロ以外には手が出ない代物で,じっくり拝見しましたが大変な作業でした。顕微鏡デスクを引っ張り出し,荷物のほとんどを別の部屋に積み上げて広い作業スペースを確保して,室外機を置くバルコニーも同様にして電機屋さんをお待ちしましたが正解でした。プロが滞りなく作業してもたっぷり二時間半はかかる大作業でした。

さてそんな大作業でしかも大型量販店でもない町の電機屋で,お値段はどうだったのかというと,撤去,取り付け工賃込みで総合計118,800円でした。これ,安すぎますね。タダみたいに感じました。見積のときから,価格は気にしませんと言っているのに,なるべく安くなるように気を遣ってくれているように感じました。価格にうるさい客が多いのでしょうね。

しかも東京都の事業でエアコンリサイクルでポイント還元で約1万円が商品券として戻ってくるのです。手続きがとても面倒で筆者はこのようなものはふだん申請しないのですが,この大半を電機屋さんがすでにやってくれて,こちらは書類に簡単な記入と,アンケートと,身分証明書のコピーを提出するだけで良いという。とても恐縮しましたが,お願いしてポイント還元の申請をしていただきました。

24年前もタカラデンキさんにお世話になり,すぐに見に来てくれて,そんなに待つこともなくエアコンを取り付けていただきました。このエアコンは優等生で20年以上使えました。こうなると,ほんと生命維持装置がタダみたいな値段と実感します。

…ということで,カネのことばかり気にして量販店を周遊してもあんまりいいことないかもしれませんよ,というお話しでした。量販店で買っても,撤去,取り付け業者は量販店の所属ではないので,どこかの電機屋さんが来ることになります。二度手間になりますし時間がかかることが多いです。直接買ってすぐに取り付けできればそれに超したことはありません(画像/MWS)。









2024年6月27日




この前に岩本町で迷い子になった話をしましたが,きょうカミさんが,岩本のタコというものを連れ帰ってきました。。筆者は軟体動物大好き人間で子どもの頃から二枚貝も巻き貝もイカタコも好んで食べていました。自由業に移行してからも,サンプリングでいろんな貝類を採集したりして,そしてまたそこいらで売っている二枚貝を常食して暮らしてきました。その結果,2014年頃には二枚貝アレルギーを発症し,貝類は封印しました。しかしイカタコは大丈夫なので,貝類封印以降はイカタコに移行していました。

それでいろんなタコを常食することになったのですが,タコはミョウバンを使って茹でているものが多く閉口していました。食えはするんですがベストではないんです。流通の都合でマズイものを食わされるというのは屈辱というかなんというか,業界優先で人間を置き去りにしたよろしくない姿勢と思っています。それで何年かタコを食った経験から,ミョウバン禁止令を発動することとなったのです。

そんなことがあってしばらくして,カミさんがタコを連れ帰ってきました。そこいらへんによくある半生で水を売っているようなものではなく,無添加,ミョウバンなし,塩で締めてしっかり火が通っている商品です。見た目も弾力も申し分ない感じがします。薄く数枚切り出して,数枚目のところを味見すると完璧です。これです。筆者が求めていたものは,こういった「わかっている人が処理した煮ダコ」なのです。

そしてこの煮ダコを作っている会社がよくわからないのです。webサイトもないようです。でも岩本という名前はたぶん確かだろうと思います。岩本の煮ダコ,岩本水産のタコなどと調べれば少しは情報があるかもしれません。都内ではスポット商品としての入荷に見えるので,次回はいつ会えるかわかりません。でも素晴らしい商品なのでぜひとも本ページのみなさまにも味わって欲しいと思います(画像/MWS)。









2024年6月26日




まもなく発売になる福音館書店の科学雑誌『たくさんのふしぎ8月号』は,田中陵二先生による,北海道石発見物語です。出版社・著者のお取りはからいをいただきまして見本誌を拝見する機会を得ることができました。心より感謝申し上げます。

北海道石については,田中さんがこの石を発見する以前から経過について伺っていて,リアルタイムでそのお仕事の一端を知る機会があったので,『たくさんのふしぎ8月号』をみたらもう我慢ができなくなり仕事をほっぽり投げて読みました。これは,大変な著作です。

田中さんの『石は元素の案内人』(たくさんのふしぎ傑作集)の元素・鉱物の知識がベースにあり,同じく田中さんの『いろいろ色のはじまり(たくさんのふしぎ2023年10月号)』による化学の知識もベースになっています。これら2冊の本をあらかじめ読んでおくことで『光る石 北海道石』の理解は格段に深まるように構成されています。つまりこれらの3冊の本は,じつはひとつの人間を通したお仕事,ものの見方,あるいはものごとの理解過程を表していて,3冊読むことによって著者の人生を追体験できるような構成にもなっています。お見事です。

内容の構成はさすがの福音館書店と言わざるを得ません。鉱物を知り,元素を知り,有機物を知り,蛍光を知り,分析化学を知り,調査旅行の楽しさを知り,記載の大変さを学び,そして「だいじな仕事」を知る。綿密に構成された内容は充実の一言で夢中になって学ぶことができるでしょう。それだけではありません。この本には北海道の雄大かつ爽快な大自然の画像がふんだんに使われ,無意識にも自然の素晴らしさが理解されるものとなっています。ヒグマと戦う覚悟のある探検家でもなければ足を踏み入れることのない,北海道の原生林の風景が見られるのです。

デザイナーさんと編集さんの連携プレーのお仕事も見事です。前半でしっかりと印象的なタグを打ち込み,それを後半で科学書としての説明で回収していくというデザイン構成は,『珪藻美術館』(たくさんのふしぎ傑作集)と同一の手法が用いられていますが,読者がしっかりとした印象を残すためにはどういったデザインと配置が必要なのかということを暗示しているように感じられます。

話のレベルははっきり言って高度なので,ほとんどの低学年の小学校児童では理解が難しいでしょう。しかし岩石,鉱物,化石などが好きな科学少年であれば,図鑑を読みこなす程度の中学年から高学年の小学生ならかなり理解できると思います。もし理解が追いつかなくても,ここで覚えた言葉は,10年もしないうちに大学などで,「あれはこれのことだったのか…」と気付くときが来ます。これが大事です。

この本は大学初年級の地球科学,生物地球化学の副読本としても文句のつけようがない内容になっています。地学系などの大学の先生方はぜひともお手にとってお確かめ下さい。

印刷水準は言うまでもありませんが,価格から考えて申し分ありません。この本が交響曲とするならば,そのピークは30ページにあるように設定されているのですが,そのページ設定,文章の構成もさることながら,ページをめくったときに,次にどんな画像が来るのかほぼ想像できる筆者ですら,胸にずしーんとひびく1枚が展開されるのです。

特筆すべきは読後感です。まるで上質な小説を読んだかのような,さわやかな気分を感じるとともに,学ぶこと,研究すること,調べることというのはほんとうに楽しく充実したものだということを感じます。この本を読んだ小学生が,新鉱物の記載方法の概要を理解して,20年後,40年後にほんとうに新鉱物を発見して記載してしまう気さえします。

『たくさんのふしぎ8月号』は来月から全国の書店で発売です。ぜひお手にとって確かめて下さい。もちろん通販でも入手できます。 こちら のサイトからの入手をおすすめいたします(画像/MWS)。









2024年6月25日




このエアコンは24年目に壊れたので実質23年間の稼働。まだナショナルの時代の製品です。たぶん国産でしょうね。とても優秀な製品でした。これだけの耐久性があれば価格はタダみたいなもんです。現在のエアコンは国外生産のものが多く,耐久性はどうなんでしょうね。デジタルカメラにみるように,たぶんそんなに長くはもたないような気もします(画像/MWS)。









2024年6月24日




このページにはときどきくまモンが登場するのです…(画像/MWS)。









2024年6月23日






さくねんの今頃から新型コロナが感染爆発して9月くらいまでひどい状況になりましたが,今年もまた同じことが繰り返されようとしています。すでにそこいらへんで新型コロナ患者がうようよしており,検査陽性率は33%を超えてしまいました。今年初めの1-2月もそうとうにひどい状態だったのですが,そのときの陽性率を超えてしまいなお上昇中なので,過去最悪級に近い状態が現出しつつあります。報告患者数は少なめですが,これは検査拒否する患者の存在,受診ができないか受診拒否されている患者の存在,経済的な問題で受診しない患者の存在,そして発熱患者の減少が要素としてあげられるだろうと思います。いずれにせよ,目の前に風邪症状のような方が3人いたら,そのうちの1人は新型コロナ患者であるという確率の状況です。賢明なる本ページの読者の方々は,きっちり自衛してこのつまらない流行病を避けるようにしましょう(画像/スクリーンショット)。









2024年6月22日




きょうの画像はまもなく発売になるポケット図鑑です。プランクトン全般を扱う本はせいぜい数年に一度くらいしか発行されず,今回も大変貴重なものとなります。小学館という大手出版社からの発売ということも大変好ましく,全国の書店にほぼ必ず入荷があるものと思います。こんどの火曜日(25日)の発売で,もちろんネットでも入手できます。出版社のサイトは こちら です。価格も安く,気軽に入手できるものと思います。ぜひ書店でお手にとってみて下さい(画像/MWS)。









2024年6月21日




20日に告示された東京都知事選は多数の候補が乱立することとなり,とても全員の候補の主張を詳細に調べることはできなくなっています。そういったときには,1イシューで投票先を決めるのもひとつの方法です。たとえば,嘘つきには投票したくない,と思えば候補者の誰が都政運用上で問題のある嘘をついているかを調べればいいわけです。

筆者も調べてみました。その結果が こちら と こちら と こちら。他にもたぶん100個くらい調べた結果があるのですがこのくらいにしておきます。

学歴に統一性がないので,「学歴詐称」は疑う余地もありません。

息を吐くように嘘をつける人間は一定数世の中にいます。この現職の都知事もそうなのでしょうか。。

筆者は学歴詐称などいちどたりともやったことがありません。この種の情報は正確性第一なのでたとえ自分に不利になろうとも,安全側に振った情報を記します。『珪藻美術館 ちいさな・ちいさな・ガラスの世界』(福音館書店)をお持ちの方は奥付を見て下さい。そこには筆者の経歴が記されています。

非常勤講師の経歴として,明海大学,東京海洋大,高知大,三重大が記されています。明海大では15コマ半期の環境論『地域生態システム』を5年間講じました。東京海洋大では『生物地球化学』を担当講師の病欠の代理として2年間担当しました。高知大では大学院特別講義として顕微鏡法の集中講義を12-15コマ分行いました。三重大では同じく大学院特別講義として顕微鏡法の集中講義を10コマ+α分行いました。これらは全て大学当局と非常勤講師契約を結んで行われたものです。そこで初めて経歴に書けるのです。

同じような仕事は,東北区水産研究所でも行っていますし,北海道大学水産学部や帝京科学大でも,あるいは私企業でも個人でも行っています。規模からいえばこれらも同等以上です。しかし非常勤講師とは書きません。なぜなら,これらの講義主催は大学ではなく,そこに所属する教員等によって私的に行われたものだからで,研究所や大学当局と非常勤講師契約はしていないので記録がないからです。

ついでに言えば,筆者は東京水産大の博士課程を首席で卒業しているらしいです。確証がないので一度もこのことを誰かに言ったことはありませんが。

ではなぜそんなことを知っているのかというと,博士学位認定というのは,(多くの大学の)研究科委員会で主査が研究内容を説明したあとで博士の学位に値するか投票が行われるのです。その投票で学位授与者の序列が決まるのです。実際に学位が授与されるのかは,そのあとの大学の判断となります。

ある意味政治的なプロセスですが,筆者はある先生から,トップだったと聞きました。そのきっかけは,「学園だより」への執筆を依頼されたことです。まだ学位は授与されていないので,執筆依頼を頂いたときに,「いやー落ちて留年かもしれませんよ」とその先生に正直に打ち明けたところ,「研究科員会で満票だったので依頼した」というようなことを言われました。満票ならまぁ首席と言っても構わないわけですが,そんなもん,公式情報でもなんでもないし,そもそも,東京水産大(現・東京海洋大)は首席を公式に発表していません。

ので,首席なんて言葉を軽々しく使うべきではありませんねえ。

それにしても,カイロ大学は首席を公表する仕組みを持っているのだろうか。そこが気になります(画像/MWS)。









2024年6月20日




この子は24年前から見かけているのですが,室内の小さな節足動物などを食べてくれるはずなので放置しています。だいたい一部屋に一匹という感じで見かけますが,同時に見かけることはないので同じ個体を違う部屋で見ているのかもしれません。寿命からみれば初代から20代目くらいになるのでしょうか。増えるわけでもなく減るわけでもなく,どうやって個体群を維持しているのか不思議に思います(画像/MWS)。









2024年6月19日




18日は珪藻在庫の状況確認を行いました。大事故は起きていませんでしたが,そのまま放置すると面倒な事態になる現象が確認されたため,応急的に処置を行いました。約2週間ぶりに顕微作業を行いましたが特に問題なく,指先は0.02mm以下の精度で操作することができました。つまり,幅0.02mmの珪藻被殻もちゃんと拾って移動することができたわけです。涼しい一日でこういった作業にはぴったりでした。その日の気温や湿度も考慮して最適な仕事をするというのも大事なことです(画像/MWS)。









2024年6月18日




せんじつ納品完了した仕事。珪藻テストプレート特注品30枚。これの制作等でことし前半の力は全て使い果たしたかもしれません…。なんとかして力を溜め込み次にいかなければなりません(画像/MWS)。









2024年6月17日




きょうの画像はもっともやりたくない作業のひとつ,珪藻在庫の移動中。大量の珪藻被殻をロスなく事故なく移動しないといけません。こればかりは誰にも頼めません。顕微鏡デスクから一時移動先に移し,顕微鏡デスクを移動してから珪藻在庫を顕微鏡デスクに戻します。室内工事が終わればこの逆の作業が必要になります。仕事などとてもできる状態ではありません…(画像/MWS)。









2024年6月16日




顕微鏡デスクの移動というもっとも困難な作業をすすめた結果,顕微鏡デスクの画像を撮ることに成功しました。それまではごみ屋敷状態?に近かったのでデスクだけを撮影することは不可能だったのです…。この顕微鏡デスクは確か2006年頃に購入したものです。

当時,無職だったので,さーて顕微鏡を使った何らかの仕事でもして世に問うか,そんな気分でした。現在では一部の方々がハイレベルのイメージングができるようになっていますが,当時は,クラシックな光学の範囲で十分に性能を引き出した画像を得られる人は珍しい部類でした。筆者はその頃から解像限界付近のイメージングは問題なくできたので,ここを軸に仕事はできるよね,とは思っていました。

さてそれで任期制だった所属の研究所を退職して機材を自宅に運び入れれば一部屋埋まるような状況。しかしそんなことはわかっていたので,事前にあらゆるスペースを空けて荷物の積み上げ方も全部考えていました。意外に何とかなるものです。

しかし困ったのは作業台がないこと。コタツはあったのでそこに顕微鏡を置いて検鏡すると,頸も腰も壊れます。これはまずいと思っていたら東急ハンズ池袋店でタモ集成材の作業台が販売されていました。耐荷重も充分,サイズも選べて,さらに引き出しもオプションで付けられました。

すぐに注文して,あっという間に届いて,組み立てて設置すればこれこそまさに顕微鏡を設置するための作業台という感じでした。

ただ,天板は面取りしてなかったので,パソコンデスクとして使うと腕が天板の角でやられます。数日使ってこれはダメと確信して,手鉋で削り落として面取りしました。大学の備品ではこうはいきませんが,自分のものなら何をやろうと問題ありません。筆者の腕にあわせて面取りしているのでいまでは何時間パソコン作業しても腕や肘が痛くなることはありません。

このデスク,お値段はさっぱり覚えていないのですが,10万もしなかったと思います。無職の当時でも値段を気にしたことはなかったように思います。なぜなら,優れた道具が生み出す価値は計り知れないからです。

筆者がこの類いのものを購入するときに考えることは,自分で(安価に)作れるか,どのくらいの耐久性があるか,の二点です。自作は不可能で,しかし末永く使える道具なら値段は気にしません。たとえばこの顕微鏡デスクが20万円だったとして,ほかの業者さんがまったく同じものを10万円で売っていたとしても,筆者にはその差は「誤差」です。そんな小さなことで損したトクしたと思っているような人は,一生そのアホらしいスパイラルのなかでもがき苦しむのです。

10万円損した〜という負の感情を持つよりは,おお,このデスクは最高じゃないか。そうして仕事してストレスなく楽しい日々を過ごせたなら,支払い料金なんてどーでもいいです。筆者はそういうタイプの人間です。まったく同じ出所の朝どれカツオが980円で売っていても,580円で売っていても,そんなことをいちいち気にしません。「おおっ! こんなに包丁に抵抗する極度に新鮮なカツオが手に入る時代なのか」と感心し,それを有り難く頂くと同時に,ちゃんと漁業者・流通関係者も利益をあげてくれよよ思うのです。

ん,作業台からカツオに話がそれました。この作業台と似たものを提供している会社が こちら です。たぶんうんと昔に紹介したかもしれません。いまでも供給してくれていることに感謝の念を覚えます(画像/MWS)。









2024年6月15日




これだけ新型コロナが大流行しているのにニュースでは報じられません。もしこのレベルで同じ5類のインフルエンザが流行していたらテレビ報道は必ず行われるでしょう。この差は何なのかというと,政府がコロナ対策という失政を犯したことを国民に気付かれたくないのだろうと思います。

2類に戻せとはいいません。緊急事態宣言も不要です。しかし毎日の感染状況を正確に把握して周知するだけでも感染者を減らせることは過去3年で証明されているともいえるでしょう。それが5類化と同時に報道管制も行ってしまい,「感染者が減らない世の中」になってしまいました。統計もまともにとらず死者数も数ヶ月遅れでしか判明しません。

スギ花粉情報のように日々,天気予報の時間にでも新型コロナ情報を流せば一定の効果があると思いますが,まあ政府はそんなことはやらないのでしょうね。…とするとSNSがもっとも相場を表しているということになってしまいます。この劣化した政府,どうにかしてくれませんかね(画像/MWS)。









2024年6月14日




まもなく都知事選の告示ですが,それに先だって現職の小池百合子氏が3選を目指すと表明しました。各メディアはそのことを一斉に報じましたが,いちばん報道価値のある肝心な部分は報じられませんでした。その肝心な場面は こちら の動画の6分30秒付近から見ることができます。こうして国民,都民は洗脳されていきます。この動画は全部を視聴することをおすすめします。関連動画として, こちら もぜひ全部をごらん下さい。現職の都知事が嘘まみれの人間であることを明白に示しています。

その後に貴重な現場の映像がアップされました(こちら)。本ページの読者は削除される前にぜひともごらん下さい。コメントもお読みになると良いでしょう。都民・国民はこういった情報すらも遮断され,関心を持つことすら許されず,洗脳され続けるのです(画像/MWS)。









2024年6月13日




ビンチョウマグロのサクにはべた塩をして一晩おくとマグロハムになっています。これを適当に切りつけてコショウを振り,刻みタマネギをのせてオリーブオイルを垂らします。これが結構なおつまみなのでして,最近はビンチョウが入荷するとほとんどこんな感じで食しています。わさび醤油だとちょっと味が強すぎるような気がするんですよね(画像/MWS)。









2024年6月12日




そういえばだいぶ前にある人からミョウガが好物と教えていただいた気がしています。筆者はミョウガというと小学校の頃はそんなに好みでもなかったですが,大学くらいから断然おいしくなってきていまではいつでも食べる主力選手といった感じです。まぁ時期的には春から秋ですが。

それで,ミョウガが大量に入手できたときの食べ方をひとつ。それは味噌漬けです。ミョウガは洗って水を切り半分に割って味噌に漬けます。漬けるときにはよくモミモミして早く漬かるようにすると劣化が防げます。翌日から食べられるので,味噌をこそげとってそのまま上卓。これが,ご飯が何杯も食べられてしまう魔法のお漬け物なのです。

でもまぁ,中年オッサンになるとご飯を何杯も食べるのはちょっとアレです。そこで別のミョウガの活かし方を紹介したのがきょうの画像。キュウリ1本,ミョウガ3個,ちくわ2本,しらす適量,ごま油,これが材料の全部です。キュウリ,ミョウガ,ちくわは千切りにして,そこにしらすを混ぜて,ごま油を少量振りかけてよく和えます。これだけ。これがとんでもなく佳品なんです。

この料理はちゃんと設計して作っています。キュウリやミョウガに塩などの塩分を含む調味料を振りかけると浸透圧の関係で野菜から水が出てきてしまいます。野菜の水も食べたいのでできれば野菜には水分を含んでいて欲しいのです。そこで,味付けはちくわとしらすに任せて,塩分が簡単には野菜に浸透しないようにします。ごま油でコーティングすると野菜からはさらに水分が出にくくなるように感じます。ちくわはタンパク源になるとともに,「味の素」的ないろんな味わいを添加する役目。しらすは量を調整して好みの塩分に仕上げる役目にもなっています。

あとは食べれば結論が待っています。「うめー」と思えば今後も作ればいいし,「これはちょっと」と思えばほかにアレンジを加えればいいだけのことです。どこの料理店や料亭でもこんな品物は出てこないと思いますが,個人的には「うめー」と思って食べています(画像/MWS)。









2024年6月11日




あるいて3分のところにあるスーパーライフにこんなものが転がっていた。数年前に改装してから鮮魚コーナーが以前よりまともになったのだけれども,こんなものは置いてなかった。もともとは刺し盛りばかりで刺身のサクはマグロ以外はほとんど置かなかった店が,20年の時を経て変わりました。そこそこの価格で売れる高級魚のサクがそのまま売れれば,刺し盛りよりも手間はかからず,利益も出るということにようやく気がついたのだろうか…。謎です。この2パックどちらも申し分のない品物でした(画像/MWS)。









2024年6月10日




にちようびのおやつがきょうの画像。バカ夫婦がビールを飲む時間なのですが,このところはずっと筆者特製のヒラマサやカンパチのマリネと鎌倉ハムソーセージでビールを飲んでいました。きょうはつまみがなかったのでカミさんがスーパーライフに出向きカツオをぶら下げてきました。これが10分もかからずに塩タタキになりました。切って焼いて並べて藻塩を振り薬味を刻んでかけるだです。これが消化も良いし栄養もあるし何よりウマいのです。ビールよりは日本酒の方が合うのがちょっと問題ですが…(画像/MWS)。









2024年6月9日




お休み中なのでゆっくり休めるのでは?と思った方もおられるかもしれません。できれば筆者もそうしたいです。でも顕微鏡デスク(天板120×75)の耐荷重100kg以上のものを引っ張り出して移動し,そしてまたもとに戻すという作業は,大学人ならわかるでしょうが,研究室を1回からにして,工事して,また元に戻すといった類いの重労働となります。簡単にいえば短期間に2回の引っ越しと荷物整理,研究室再構築を行うことに匹敵します。ゆっくりはできません。


ただ,時間的な余裕は十分に確保しているつもりなので,大量の顕微鏡なども時間をかけて移動して,身体に負担がかからないようにはできます。しばらく開封していなかった段ボールの中身を眺めながら機材整理を考える時間もあります。また発掘された部品で新たな仕事ができそうとか,創造的な時間も少しはあるかもしれません。

問題は珪藻在庫の移動です。これは過去,やったことがないのです。たとえ数メートルの移動でも事故が起きれば大惨事・大損失になります。ので,"引っ越し"作業については,珪藻在庫をどうやって無事故で移動し,そしてまた元に戻すか,ということを中心に工程が決まります。そのための脳内シミュレーションを行う時間がけっこう膨大なことになります。こういうの,心忙しいとでも言うのですかね(画像/MWS)。









2024年6月8日




ひさしぶりに道に迷いました。岩本町に用事があったので,まずウチから歩いて茗荷谷に行き丸ノ内線で御茶ノ水まで。そこから歩いて岩本町を目指しました。昌平橋を渡り神田郵便局から須田町交差点まではよかったのだけれども,そこで間違えて神田駅まで行ってしまいました。行きすぎたのでショートカットしようと歩いてもどうにも方位がわからない。しばらく歩くと中央区に行ってしまったので間違いと判明し,別の道に入り岩本町を目指すもなかなか見つからない。ぐるぐる回って岩本町交差点を見つけるのにだいぶ時間を浪費しました。岩本町に入っても,目的地の方位がわからない。目印になる建物もない。困ったなーと思ったら周辺案内図があったので有り難くみてみると,北が左側の案内図…。あたまがグチャグチャになります。が,何とか解読したらすぐに目的地が判明し5分もかからずに着きました。一度目的地がわかると,パズルのピースがすべてつながるようにしゃきっとして,周辺との位置関係が整理されました。

地図が読めなくてどこにいっても道に迷う人というのは,こんな気分を味わっているのかと思いました。

いつも出かける前には地図を眺めて全体の位置関係を把握しておくので,こんなふうに間違うことは少ないのです。しかし大都会を舐めていました。ほとんどビル群ばかりで見通しの良い目印がないので,最短距離で目的地を目指すのは難しいです。

帰りは迷うこともなく秋葉原に出て,そこから本郷三丁目経由で春日,小石川と歩いて帰宅しました。ここ二ヶ月近く,家でカンヅメの生活でしたので,二時間半の都会歩きはけっこうキツイ運動でした(画像/MWS)。








2024年6月7日




いろんな写真の分野があるのですが,料理写真はなかなか難しい分野です。どんなにおいしい料理でもまずそうに写ったらよくないですし…。いろんなサイトで料理撮影のコツが述べられていますが,たとえば こちら などけっこういいことをいっています。本ページでも繰り返し述べてきたライティングの大切さがよくわかります。しかし肝心なことが抜けています。いろんな露出で撮るということです。特に白い皿を使った場合は露出をプラスに振らないと暗い画像になりますし,逆に黒いフライパンの中を撮影するときは標準露出でもおかしな画像になることがあります。コツを教えるといいつつ,いちばん大事なことを書かないのは情報落差を保持するためです。これは業務上仕方のないことともいえます。ので,webに転がっている情報は鵜呑みにしてはいけません(画像/MWS)。








2024年6月6日




Jamin-Lebedeff干渉顕微鏡をだいぶひさしぶりに稼働。顕微鏡の動作チェックとしては問題なかったのだけれども,新しいJ5をつけて撮影したら謎のゴーストが発生。右下の明るい部分です。ちょっと原因が思いつきません。そのうちに原因究明の詳細なテストが必要かもしれません(画像/MWS)。








2024年6月5日




そこいらへんを歩いているだけでも,世の中にはいろんな団体があるんだなーと思わされます。文化というものを考えたとき,いまはスクリーンの中に「文化」が生じつつあるのかもしれませんが,電力供給のない時代の「文化」とそれ以降の「文化」がどんなふうに解釈され融合されるのかは,ちょっと興味がありますね(画像/MWS)。








2024年6月4日




れいぞうこを覗くと完熟トマトがたくさん見える。一日一個ずつ生食してもしばらくかかることは明白で,かといって一日数個を生食するとお腹がゆるくなることは有名。でも何日も冷蔵庫に保管してもカビが生えそうで面白くない。ので,どうしよっかなーと数秒考えてパスタにしました。

タマネギ一個は適当にざくざく切ってフライパンに入れます。そこにオリーブオイルを入れてフタをして弱火で蒸します。その間に完熟トマト(大)5個を半分に切りヘタを取ります。このトマトをフライパンの上で包丁で切り落としていきます。まな板の上で切ると果汁が流れ出てもったいないので,フライパンの上で切って果汁ごと使うのです。

全部切ったらヘラで潰してフタをして弱火で加熱します。水分が出てきて煮物状態になります。そこにピーマン一袋分を千切りにして加えます。さらに鎌倉ハムブランドのソーセージを4本,これも千切りにして加えます。そこに藻塩,コショウ,しょうゆ少しで味を決めます。

まだたっぷりの水分でぐつぐつ煮えている状態です。そこにパスタ(5分茹で)を200g,4〜5分割に短く割ったものを加えます。トマト汁でパスタを茹でるのです。

5分茹でのパスタですがタイマーは7分に設定してかき混ぜながら様子を見ます。混ぜないと焦げ付いたり団子になったりするので1分に1回は混ぜます。火力は弱い沸騰を維持すれば充分なので弱火で構いません。

時間がくればできあがりです。トマトソースを煮詰める必要もなく,パスタを別に茹でる必要もなく,手間は大幅に削減,投入エネルギーも削減,それでいて,トマトソースをたっぷりと吸い込んだパスタが味わい深いという逸品ができあがりました。じっさい,食べてみるとプロの味,お店の味を連想させる出来映えです。たぶん,トマトを大量投入していることにより,トマトの成分であるところのグルタミン酸が味の素的な効果を発揮して,うまみを感じさせているのかもと思いました。

こういった料理も,その日の気分で勝手に開発しているもので,何かのレシピの真似をしているわけではありません。真似は失敗しやすいのです。目の前の食材の状態をよくみて,「こうすればとりあえず食えるよね」という感じで追い込めば,創作料理だろうが何だろうが大失敗はしません。たぶんイタリア辺りで,トマトとパスタを一緒に煮込む料理はあるのだろうと思います。そういった料理も,誰かのレシピというよりは,自然発生的に生まれてきたものが引き継がれているのではないかと思います。

そうそう,200gのパスタはですね,トマトの水分から割り出したものです。そこのところは調整してください。そしてバカ夫婦はこれを全部食べるのではなくて,だいたい5食くらいに分けます。ので,一食あたりのパスタの量は40グラムくらいですね。なぜそんなに少ないかというと,ほかにたくさんの野菜,海藻,きのこ,タンパク質も同時にいただくからです(画像/MWS)。








2024年6月3日






なんと歩いて2, 3分のところにあるスーパーライフにオナガダイが。この24年半でたぶん初めてです。買い物担当のカミさんが鷹の目で見つけて連れてきました。包丁を入れてみると絶妙な寝かせ具合。ぬる燗を用意して晩ご飯のお供に。筆者のオナガダイ歴でもけっこう良い部類のランキングという感じでした(画像/MWS)。








2024年6月2日




ラベルはもちろん手作りです。一太郎でデザインしてテスト印刷,デザイン修正してラベル用紙に印刷。これをハサミでチョキチョキ。70枚も作るとなるとなかなか時間のかかる作業です…(画像/MWS)。








2024年6月1日




ことしも朝どれカツオの時期がやってきました。朝どれと言っても「朝の水揚げ」だろうとは思いますが,パックをみて選べば信じられないくらいの鮮度のカツオが入手できます。有り難いことです。31日もカミさんがでかいカツオのサクをぶら下げて帰ってきました。筆者はタマネギを刻んで待っていました。着荷と同時にパックを開いてまな板にのせ,一サクを厚切りに全部切ってしまいます。血合いもそのままです。朝どれのカツオは血合いがとてもウマいのです。切ったら大皿にサクの形のままのせてバーナーで全面を焼きます。焦げ目がつくまで焼くのがコツです。これで魚臭さとか生臭さが全部消えて大変良い香りに変わります。そして皮目から脂が出てきて皿に広がります。

焼き目がついたらサクをばらして,皿に広がった脂をからめながら刺身を平面にならべていきます。そこに藻塩を振り味を決めます。そのあとに刻みタマネギをのせてできあがりです。約10分でカツオの塩たたきのできあがりです。これを温かいまま食べるのです。

これは刺身というよりはレアステーキとでも言うべきもので,味わいは「究極の美味」といってよいでしょう。冷やしていないので身の味わい,脂の味わいがよくわかり,噛めば噛むほどおいしい満足感が広がります。

しかも作るのが超簡単で,ポン酢も辛子もにんにくもショウガもしょうゆも不要です。いろいろ食べ比べましたが,タマネギ+藻塩がいまのところの頂点です。カツオは胃もたれしないし,冷やしていないのでたくさん食べても胃腸が冷えません。きょうの画像の皿は約30センチの大皿なんですが,バカ夫婦は一ノ蔵のぬる燗を飲みながら,このでかいカツオを全部食べてしまうのです。うまかったー(画像/MWS)。









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