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2025年7月19日-21日
はくぶつふぇすで販売を考えている全17枚のJシリーズ画像です。販売ブースは左壁際の G23 で,いつものようにRC_GEARの横山さんのところです。
Jシリーズの価格は現地でご確認下さい。当サービスのこと知らず,現地に足を運んで下さった方々がはじめて出会う顕微鏡標本といった場面での価格設定なのでweb販売よりもかなり値引きしています。本ページの読者が現地に行けば,あらかじめ選んで,ふだんのweb販売での分刻みの争奪戦に神経をすり減らすこともなく好みのものが低価格で入手できるというご褒美のイベントともなります。
こんな完璧な標本が多数販売されるということ自体がないので貴重な機会だろうと思います。きょうの画像を参考に好きな物を購入するのもよいですし,似たものばかりなのでどれを買っても満足できるだろうとくじ引きみたいに買うのも一興です。制作者が言うのも何ですが,どれでも充分な価値があり微化石の世界を堪能できるものと信じます。
なお誠に申し訳ありませんが原則としてお一人様で一点のご購入をお願いの予定です。ただ,ご友人の分も購入したいというお申し出には,1点のみお受けするという方針で考えています。今回は17枚だけの販売なので何とぞご容赦願えればと伏してお願いする次第です(画像/MWS)。
2025年7月18日
2025年 7月20日(日) 21日(祝・月)に行われる博物ふぇすでの販売準備を進めているJシリーズについて記します。購入を検討しておられる方々の参考になりましたら幸いです。販売品は本ページで掲載の予定です。
今回販売を予定しているものは,一部の例外を除いて,珪藻・放散虫アレンジメントスライドになります。筆者の誇る豊富な珪藻,放散虫在庫から状態のよいものを取り出して種構成を考えつつ円形に並べて配置して(アレンジメント),一つの視野で珪藻と放散虫を同時に観察できるスライドとしたものです。円の直径は一部の例外を除いておおむね1mm前後です。この標本のねらいは以下の通りです。
珪藻・放散虫の多様性を一望できる: 珪藻が作るさまざまな形態のガラスの被殻,放散虫が作る不思議な形態のガラス骨格を100倍〜200倍の視野で迫力ある眺めとしてご覧いただけます。ピントはすべて同一平面上にあります。今回販売分では13種から23種の珪藻や放散虫を見ることができます。数の少ないものは高倍率で一望できるので全体像と構造を同時に見るのに好適です。
構造色を観察できる: 放散虫の骨格はほぼ無色透明で色を生じませんが,珪藻被殻はその微細構造に由来する構造色が発生します。今回の標本では透過照明の斜入射や絞り込みで発色する珪藻を配置していますので工夫次第で発色の多様性や照明による色の変化を見ることができます。
テストプレートとして: 当サービスの誇る極めて高度に管理された基準(DL-TEST同等)で制作したスライドなのでこのまま珪藻テストプレートとして使えます。もちろん油浸レベルにも対応しています。マウント数も9〜13とDL-TESTと比較して遜色ありません。すでにDL-TESTをお持ちの方も考慮して珪藻種が被らないように配慮していますので入手して損なことはありません。
深度合成の練習用プレートとして: 分厚い放散虫も表裏つぶれることなく封入していますので昨今はやりの深度合成の練習用にも最適です。もちろん珪藻被殻も高倍率領域での深度合成用ターゲットとして使えます。
Jシリーズ最初の1枚として: 当サービスの誇る「Jシリーズ」は世界最高峰のアレンジメントスライドです。完璧に磨き上げられたスライドグラスに,これまた完璧に洗浄されたカバーガラス。そして完全無欠に調整された封入剤。マッチングが完璧な固定剤。そして究極の技術を投入して精製した珪藻被殻や放散虫骨格。観察に最適化された精密配置を実現する高度なアレンジメント技術。ナノメートルレベルでの封入剤の完璧な含浸。完成品を魅力ある標本として表現する卓越した顕微鏡写真技術,その魅力ある視野と同じものを持つ喜びを実現するチリひとつない高度な清拭とパッキング。まるで宇宙に物体が浮いているかのような眺めはJシリーズでしか味わえないものなのかもしれません。そんな世界をみてみたい人に。
博物館・科学館展示用標本: 完成度がひじょうに高いのでそのまま展示用標本として使えます。但し個人購入・現金払い(領収書なし)に限ります。展示の場合は当サービスまでご一報願います。
専門教育用標本: 珪藻学,放散虫,海洋学,地質学,生物地球化学,顕微鏡技術などの専門教育用として。導入部のつかみとしてこれ以上のものもなかなかないと思います。
一般教育用資料: 理科?わからない 大嫌い という方々こそ,こういった標本をみて「何コレ?」といった体験をしてみて欲しいものです。珪藻? 放散虫? そんな言葉は覚える必要もありません。どこかで食べたなんだかおいしい料理,みたいな記憶が残ってもらえればじゅうぶんです。見るだけでいいです。世の中は広い,それがわかるだけでもたいしたもんです。
とにかくお金を払うのがイヤな人: とにかく何とかしてタダ同然で手に入らないかと考える方々が世の中にはおられます。そういった方々はお金の賢い使い方を体得しているものと想像しています。今回販売のスライド画像は後日掲載しますが,これは「顕微鏡で覗く宝石」に他ならないものなので,10万円でも20万円でもまったくおかしくないものです。もし筆者が誰かに「これと同じものを作ってくれ」といって300万円渡しても,たぶん5年たっても作れないでしょうね。そんな世界最高峰の誰も真似のできない宝石が,遠征旅行の新幹線利用程度の金額で入手でき,耐久的に利用できるのであれば,とにかくお金を払うのがイヤな人でも,経済合理性を認めざるを得ないかもしれません。もっとも,ホンネを言えば,むかしもいまも貧乏な筆者がそのウチに死んだら,Jシリーズは永遠に入手できないので,その価値はスゴいことになるんでしょうね。。でもその価値は生きているうちは払ってもらえないんですよね。とにかくお金を払うのがイヤな人がいちばんトクするかもしれないシステムなのですw
ほかにもいろいろあるんですが時間切れでここでお仕舞いにします。超高級な寿司屋で10万円というのはしばしば聞きますが,ウチのJシリーズは珪藻一個が載っているだけでも寿司屋のレベルどころではないのです。一貫2000円では,基板の研磨もカバーガラスの清拭も割に合いません。市場でも珪藻や放散虫は売っていません。そこを我慢して20カンのせて…まぁそんな商売なのです(画像/MWS)。
2025年7月17日
よいものは何度試してもやはりよい。あまり広まって欲しくないんだけれども,タコをウマいと感じたことがない人にこそ試して欲しいのが岩本のタコです(画像/MWS)。
2025年7月16日
7月20日,21日に行われる博物ふぇすにてJシリーズ,珪藻・放散虫アレンジメントを販売できるよう準備中です。詳細は後ほど本ページでお知らせいたします。世界最高峰のスライドJシリーズ入手のチャンスとなりますのでご期待下さい(画像/MWS)。
2025年7月15日
ある日の虹の切れ端。雨は降っていない。どこかの雨のスクリーン投影かな(画像/MWS)。
2025年7月14日
ブナシメジの明太子和え。ブナシメジは汁気が飛ぶまでチンするだけ。冷ましてから明太子を和えるだけ。簡単だけれども酒の肴としてはハイレベルなものです(画像/MWS)。
2025年7月13日
こういったデザインは作業をしていると「こんな感じかな」と自然発生的に決まっていくのです。珪藻・放散虫の多様性に助けられてとても豪華な眺めに感じますし見飽きない配置になっているようにも感じます。制作していて「よーし」と思う瞬間です(画像/MWS)。
2025年7月12日
いやー涼しくて助かります。ひさしぶりに空調を使わずに寝ました。のどがやられずに寝られ睡眠も深い気がします。起きたらぐったりといった感じです。微妙に夏の疲れがたまっていたのでしょう。この涼しい日々で回復運転ですね。
きょうの画像は昨日のJシリーズを透過明視野中央絞りで撮影したもの。コントラストもばっちりです(画像/MWS)。
2025年7月11日
すずしげな画像をアップしていたら本当に涼しくなった。オホーツク海高気圧がこれほど活躍してくれそうなのは30年ぶりという感じ。やはり黒潮の流路が影響しているのだろうか…。気仙沼のカツオ水揚げが遅れるのは残念だけれども,日本列島が灼熱地獄になるのはご免なのでオホーツク海高気圧には「よろしくたのむよ」といった感じなのです。
この記事を書いている深夜の時点で,北海道の最低気温は10゚C台なんです。これは過去十数年以上で見かけなかった気がします。ちゃんと寒気が降りてこないと道北,道東の気温はこのようにはなりません。30年前の日常が今年は訪れるのでしょうか。今後の経過に注目です。
きょうの画像も涼しいもの。国産の放散虫と珪藻。少しの観察能力と努力で,身近な水域や土の中にはこんなに面白い形の生物遺骸が見つかるのですよ(画像/MWS)。
2025年7月10日
Nikon1J5のバッテリーが取り出しにくくなったのは数ヶ月前。あれれと思いバッテリーを撫でてみるとコンマ何ミリくらいの盛り上がり。膨張しているのですね。リチウム系のバッテリーが膨らんで良いことはゼロなのである程度放電したのちに使用を停止しています。そうするとスペアのバッテリーがなくなるわけなのでJ5を3台運用している当室としては困ります。それで代替品の購入となりました。
この種の高エネルギーバッテリーを保証なしのバッタモンで買うのは事故のもとにしかなりません。ただ,このバッテリーは結構特殊なものなので,ひょっとすると,ニコンのOEMが良心的にも生産継続してくれているのかもとも思っています。届いたバッテリーはすでに適度な充電が施してあり,実際に使えるものでした(画像/MWS)。
2025年7月9日
あまりのひどい暑さが続いていますので続けて涼しげな画像を。1mmの円内に詰め込まれた生物が作り出す小さなガラスたちです(画像/MWS)。
2025年7月8日
DIC(微分干渉法)によるJシリーズ画像も涼しげですが,ごく単純な拡散板偏斜照明(MWSオリジナル)の画像もなかなかです。放散虫が入っているとガラス感がわかりやすいのでより涼しい感じなのかもしれません(画像/MWS)。
2025年7月7日
6日はヨーロッパ方面から来日中の先生と,映像のプロにお越し頂き顕微鏡の午後でした。物品引き渡し,動作確認,トラブル発生,直ちに改修の電子工作。机の上には安定化電源,ドライバーからテスター,ダイヤモンドカッター,果てはハンダゴテまで並び原因究明と技術談義。ほかデモ用顕微鏡の紹介,試作品の検鏡などじつに充実した時間でした。筆者が用意したおみやげはビミサンです。海外では入手困難ですからね(画像/MWS)。
2025年7月6日
あまりにも暑くてレターパックを出しに行くのもイヤになる今日この頃。画像だけでも涼しげなものを。なぜかDICの画像って涼しい感じがします…(画像/MWS)。
2025年7月5日
ことしは気仙沼のカツオが不漁で,昨年の3/100しかとれていないという。黒潮の流路が変わったことでまだカツオが北上できていないのです。しかし日本の食卓にはこの時期のカツオは必須のもの。そこで?かどうかは知りませんが,気仙沼の冷凍トロカツオ(解凍品)の放出がはじまっています。都内のスーパーでも普通に見かけるようになりました。これ,見た目はよくないんだけれども味は一級品で,そこいらへんの朝どれ生カツオと比べても,冷凍トロカツオの方がうまい!と判定する食通は多いと思います。東北をささえるためにもぜひみなさま,気仙沼のトロカツオをお試し下さい。
おすすめの食べ方はきょうの画像の感じ。冷凍庫で皿を冷やしておきます。トロカツオ(解凍品)はキッチンペーパーで丁寧に全体を拭き取ったあとにサク1本そのままの形で切りつけます。それを冷凍した皿の上にサクの形のままのせます。これをガスバーナーで全面炙って焼き目をつけます。焼き目がついたらそのまま,サクをバラして漏れ出た脂を塗りながら身を皿に並べます。そこに藻塩を振り,タマネギのみじん切りをのせてできあがりです。脂のうまみを味わうため冷やさずこのままいただきます。
なんで切ってから焼くの?と思った御仁もおられるかもしれません。でもちょっと考えてみてください。焼いてから切ったら染み出た脂をムダにしてしまいます。切ったものを焼けば漏れ出た脂は皿の上にあるので,それを身にからめれば無駄なくおいしくいただけるのです。筆者の料理は根拠に基づいた手順があるのです。
さて,この単純な料理が抜群のうまさで,えっ,冷凍カツオってこんなにウマかったの?と思うほどです。ウチでは週末だろうが平日だろうが「気仙沼・トロカツオ」を見つけるとカミさんが連れて帰るので定番メニューになっています。もちろん,冷凍でない脂の乗ったカツオで同じ調理をしても抜群です(画像/MWS)。
2025年7月4日
いまごろ,この子はどこでどんな光を浴びているのだろうかーなどと思ったりもします。所有権は手放しても制作者であることは変わらず,なんだか案じる心があるのです(画像/MWS)。
2025年7月3日
7月に入りましたがまだお休みモードです。博物ふぇすに品物を並べよとの指示をだいぶ前にいただいていたのですが準備にとりかかることができずに時間が過ぎゆきました。毎年のことです。そんなわけで営業的にはお休みモードですが,気分的には博物ふぇすの準備で火だるまとなっています。貴重な標本を数点でも販売できるように取り組みますのでどうかみなさまお見守り下さい。
画像はきょうの寝酒のつまみ。岩本のタコです。これ本当にすばらしい逸品なんです(画像/MWS)。
2025年7月2日
ひさしぶりのくまモン登場なのです…(画像/MWS)。
2025年7月1日
あまりの暑さに6月さいごの夕飯は冷やしにしました。味川柳の中華麺・乾麺に冷蔵庫のありあわせの材料。トマト,ちくわ,キュウリ,ブナシメジ煮付け,湯通しわかめ,むね肉しゃぶしゃぶです。タレはどうするのかというと,しょうゆ,すし酢,ごま油を合わせてかけるのです。これが引き締まった味で最高にウマいのです。
市販品の冷やし中華のタレは,おそらくはコカコーラよりも高濃度の砂糖を含有しているものばかりで下品極まりないものです。そのむかしどこかのメーカーのごまダレを冷やしで食べて,一口喰ってあまりのひどい甘さに吐きだし,全部を流水で洗って別に調味し直して食べたことがあります。それ以来,市販品の冷やし中華のタレをそのまま使ったことはありません…。砂糖さえ抜けばきりっと引き締まって上品な味になるのに,なんであんなにくどくまずくするのか本当に不思議でなりません。ちなみに,30〜40年前の冷やし中華のタレは現在ほどは甘くなかったです。日本人の味覚が幼稚化してあらゆるものが年々甘くなってきているのです。
あ,そういえば冷やしと書きましたが中華麺は水道水で洗うだけで常温です。具材は切って冷蔵庫に入れておきますがそんなに冷えているものでもありません。そのくらいの温度帯がいちばん味がわかってよろしいと感じています。お腹にも優しく腹を冷やすこともありません。そもそもウチの冷凍庫ではほとんど氷を作っていません。身体の声を聞いて暮らしていると氷は必要ないことがわかったからです(画像/MWS)。
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