MWS珪藻プレパラート Jシリーズ
ミクロの宝石ともいわれる珪藻。そのなかでも特に優美な種類を選別して並べたシリーズです。一部を除いて限定一枚です。一つ一つ丁寧に拾い上げて並べた珪藻プレパラートが対物ミクロメータ並の価格で入手できます。敷きつめられた珪藻は優雅で,とくに暗視野検鏡で浮かび上がる姿はたとえようもない美しさです。MWSが自信を持ってお薦めする逸品です。 【Jシリーズの特徴】
【シリーズの内容】 第7期配布分では,明視野で青く見える珪藻を導入したほか,よりいっそうレベルの高い標本を目指しました。珪藻は河川,沼,干潟,岩礁,砂浜,みずたまりなど多種多様な環境から試料を採取しています。これらの泥やプランクトンにまみれた珪藻を丁寧に洗浄・分別してきれいな被殻を得ています。この材料を用いて豪華なプレパラートとしました。20倍程度の低倍率から観察可能です。暗視野検鏡で色が出る種が浮かび上がるようにデザインしたスライドもありますので,プレパラート上面からLEDライトで照らしたり,下面斜めから照明するなどすれば,美しい色彩が浮かび上がります。滅多に供給されることのないスライドですので,ぜひともこの機会をお見逃しなく。今回は,鉱物プレパラート,有孔虫,貝殻の炭酸カルシウム片などのバイオミネラルも供給します。 【在庫状況】(2014年2月1日現在) 【J207】 17,000円 在庫あり 在庫ありのものを価格順(安い順)で掲載しています
【J207】
カキ殻から採取した柱状カルサイトで製作した,顕微鏡でのぞく迷路です。小学生の頃に迷路解きに毎日凝っていたことがあって,それを思い出してはいつか製作してみたいと思っていたものです。なぜなら,顕微鏡で覗くと迷路の中に入り込むことができ,本当に迷うだろうと思ったからです。結果は正解で,これを素早く解くのはかなり難しいです。楽しみ方はいろいろあって, 【J200】
明視野で色の出るアクチノキクルス属珪藻を237個投入した希なプレパラートです。数十個程度であれば世界を探せば存在しますが,200個を越えるプレパラート自体が希で,さらにこの発色珪藻を用いているものは見たことがありません。大きな画像は こちら です。青に発色する珪藻がデリケートで,少し押すと壊れてしまいます。製作の大変さは筆者自身にも想像を越えるものでした。Jシリーズ200番台達成記念として販売致します 販売済み
【J195】
Jシリーズ入門用に,低倍率で抜群のコントラストを示すものを並べました。17珪藻。封入時に一部の珪藻が押されてひび割れたため,処分価格で放出します。 【J204】
カキ殻から採取した柱状カルサイトを並べて製作したツリーです。画像は円偏光ポラライザ,直線偏光アナライザ使用によるものです。カルサイトなので偏光性があり,偏光色が見えるものも多少は入っています。星形の珪藻に欠けがあります。デザインのテスト用に封じたものなので処分価格で放出します。 【J205】
破損や汚れのあるディプロネイスをテスト封入したものです。DL-TESTと同等の技法でレベルの高い封入がなされています。処分価格で放出します。 【J223】
スターパターンを狙ったものですが,最終段階で珪藻を動かしてしまいました。このため中央部の星形を形成しているクチビルケイソウが踊っています。全体としては釣り合いがとれているように見えますが,これでは技術を提供していることにならないので処分価格で放出します 【J228】
ピンヌラリアの特殊な形態の被殻を選んで封じたものです。検鏡技術に自信のある方,練習用の物体を探している方,この被殻構造を仔細に検鏡してみてください。かなり珍しい標本といえます。安価に設定致します。 【J208】
珪藻を正面と横から見ることができるプレパラートです。珪藻全体の姿が保たれているものを横にしていますので,本来の(生きているときの)珪藻の姿がわかります。教育用,展示用を想定して製作しました。一部の被殻が破損しているので安価に放出します。 【J192】
Jシリーズ入門用のプチ珪藻標本です。封入状態は良好。コントラストも良好。ここに封入されている種をひとつひとつ,繰り返しじっくりと検鏡/イメージングすることにより,貴方の検鏡技術が飛躍的にアップする可能性を秘めています。 【J193】
Jシリーズ入門用のプチ珪藻標本です。封入状態は良好。コントラストも良好。ここに封入されている種をひとつひとつ,繰り返しじっくりと検鏡/イメージングすることにより,貴方の検鏡技術が飛躍的にアップする可能性を秘めています。 【J206】
大形でありながら破損してしまったライレラを46個並べたものです。いろいろなタイプを見ることができます。顕微鏡の調整用として手軽に使うこともできます。封入レベルは良好ですが無傷の被殻ではないので処分価格で販売致します。 【J196】
珪藻36被殻を投入してまとめたコントラストの高いプレパラートです。珪藻の状態や封入状態がよく,Jシリーズ入門用にお薦めしたいものに仕上がっています。 【J216】
総合倍率200倍(視野数20)で全景が見えるようにまとめた標本です。中央部のクモノスケイソウが圧倒的な迫力で,周囲を取り囲む珪藻も素晴らしい封入状態です。特に暗視野で青く輝くプレウロシグマは滅多にできないレベルできれいに封入されています。惜しいことに01時の位置にある珪藻(アンフィテトラス)に高倍率で判別可能なヒビがあり,07時の位置にある珪藻に釣り針状の破片が付着しています。ほかはレベルの高い封入状態です。お買い得価格に設定します。 【J221】
明視野でも暗視野でもインパクトのあるコントラストを狙った標本です。しかし青色に発色するヒトツメケイソウを動かしてしまいプレウロシグマと重なってしまっています。ほかの状態がよいだけに痛恨の極みです。ぱっと見た感じでは問題なく低倍率検鏡では素晴らしい美しさです。数μmの操作ミスに,涙を飲んで半額以下で放出します。 【J198】
総合倍率400倍,視野数20で全景が収まるように製作したスターパターンです。小さな珪藻を使い,計33個で組んでいます。一部の珪藻にバンドの重なり,ほかの珪藻のバンドが付着しています。ごく小さな欠けもあります。しかし全体としてはよくまとまっています。低倍率の明視野では円形の4個の珪藻が発色します 【J203】
カキ殻の柱状カルサイトを用いて製作したお魚です。二匹がなかよく泳いでいます。カルサイトですから偏光性があり,虹色のお魚を演出できます。目玉は明視野で発色するアクチノキクルスと,クモノスケイソウのバンドを用いて製作しています。製作は驚異的に面倒なのですが,単調なデザインなので低価格に設定致します 【J184】
海産生物が作り出すミネラルを87個も集めたものです(バイオミネラル)。産地は相模湾東部,三浦半島です(2008年)。です。炭酸カルシウム系とケイ酸系があるようです。画像は上から暗視野/偏光/円偏光−偏光です。炭酸カルシウム系の骨格には偏光色を示すものがあり見事です。手持ちの粒子を全部のせたので最終放出となります。次回製作は未定です。特価で放出します。 【J185】
有孔虫を105個も並べて封入したプレパラートです。産地は相模湾東部,三浦半島で2008年の試料から作成したものです。これも最終在庫となります。殻内部に気泡があるものを外側に,比較的きれいなものが中央に配置されています。画像は円偏光−偏光によるものです。特価で放出します。 【J189】
珪藻の半被殻を正面と横から検鏡できるプレパラートです。円形の珪藻でさえも,立てて並べて横から見えるようにしています。この技術を有しているのは世界的にも少ないと思いますので,大変貴重なプレパラートとなります。珪藻のひとつに気泡が生じてしまったのが残念ですが,ほかは比較的良好な封入状態です。教育用,展示用などを想定して製作しました。 【J217】
なかよし5人組はペルセウス座流星群を見に陣場山山頂に行きました。そこに青い流星痕を残しながら火球クラスの流星が二つも! みんな大喜びです。ギョロメケイソウを5個も投入したぜいたくなプレパラートです。画像に写っていないところにちょっとだけおまけがあります。 【J209】
暗視野検鏡で美しく発色する珪藻ばかりを集め,フラワーアレンジメント的に配置したプレパラートです。乾燥系暗視野コンデンサ(NA=0.8-0.92)と低倍率の対物レンズ(NA=0.1-0.25)の組合せで検鏡すると素晴らしい美しさです。明視野でもアクセントがつくように青く発色するアクチノキクルスを2個入れています。一部の珪藻に破片が付着していますが(画像参照)ほかは良好な封入状態で透明度も高く,発色も美しいです。DL-TESTに利用する珪藻も多く投入していますので,検査板としても利用可能です。 【J171】
能登半島の珪藻化石93個を投入してまとめたプレパラートです。コントラストが高めで見やすいです。種数はあまり多くはありません。観賞用,教育用,顕微鏡の調整用にどうぞ。 【J213】
比較的コントラストの出る小型〜中型の珪藻を円形に並べ,総合倍率200倍(視野数20)に収まるようにしたものです。珪藻は品質のよい被殻を46個投入し,明視野で色の出るアクチノキクルスを要所に配置しています。このため低開口数の絞り込みでは青色が抜群のコントラストとなって全体が映えるように見えます。暗視野では200倍でも視野に収まるので,珪藻の微細構造も見え始め,迫力のある眺めとなります。厚く封じており製作は面倒な部類です。封入状態は良好です。 【J219】
総合倍率200倍,視野数20程度で全景が見えます。巨大なクモノスケイソウを中央に配置し,非常に小さなゴムフォネマ,エウノティア等を周囲に配置,また同種で大形小形の被殻を並べて配置しました。珪藻が小さなものから大きなものまで存在するということを一目でわかるようにした標本です。クチビルケイソウが5種入っています。 【J210】
珪藻はこのようにして二分裂する,ということをヒドロセラで表現した教育展示用標本です。右から2番目の珪藻が一部壊れていますが,ほかは問題なく,全体としては十分な表現力があるものと考えます。うまいタイミングの殻を揃えるのが大変で,今後いくつも作れない標本です。【J218】の方が完成度が高いです。 【J188】
低開口数の明視野でコンデンサを絞り込むと鮮やかに発色するプレパラートです。アクチノキクルス属珪藻を67個投入したたいへん貴重な製品です。暗視野では金色に輝きます。コンデンサを開くと色が消え,絞るとブルーが出てくる不思議な感触は,いつまでも眺めていたくなります 【J211】
42種43個の大形種を中心に長方形に整理した標本です。10倍対物レンズ,総合倍率100倍程度の視野に収まります。雄大で素晴らしい眺めに仕上がった完成度の高い標本です。 【J214】
暗視野検鏡で発色する珪藻を投入して角形にまとめた標本です。色とりどりの珪藻を拝むことができ,深いブルーのHyalodiscusや暖色系のカロネイスなど,素晴らしい美しさです。状態の良好な被殻を53個投入しています。 【J218】
珪藻の二分裂の様子をヒドロセラの被殻を用いて再現したもの。製作は非常に困難です。教育展示用を想定して製作しました。 【J224】
長方形にまとめた雄大な景色が広がる標本です。【J211】のデザインに趣を感じましたので似たような雰囲気で製作してみました。48種49個の珪藻を投入しています。貴重な大形ギョロメケイソウや,なかなか見つからないマストグロイアなども投入。ディプロネイスに2個の気泡が生じてしまいました。ギョロメケイソウに小片の付着があるように見えます。ほかは良好な状態に見えます。カバーグラスにわずかな傾きがあります。高倍率では全体の左右で僅かにピントが異なります。全視野が入るような検鏡の場合は問題ありません。 【J226】
総合倍率200倍,視野数20で全景が見え,なるべく多数の珪藻が見えるようにデザインしたものです。顕微鏡の円形の視野に51種の珪藻が浮かび上がります。200倍の暗視野で検鏡すれば,珪藻の構造もある程度見えますので迫力があり,珪藻の多様性と個別の構造を同時に示すこともできます。羽状類と中心類を左右に並べています。 【J199】
ディディモ(Didymosphenia)を大量投入してまとめた豪華なプレパラートです。周囲に青に発色するアクチノキクルスを並べ,明視野でも暗視野でも美しい色が拝めます。暗視野で適切な照明を施すと,ディディモが赤色系,アクチノキクルスが黄金に輝き見事な眺めとなります。ディディモは入手が非常に困難で大変貴重な珪藻なので,このプレパラートでは主にキズ,汚れ,重なりがあるものを投入していますが,封入状態はよく,全体としてはまとまっているので気にならない人も多いのではないかと思います。完全無傷の珪藻を用いたものではないので,安価にて放出いたします 【J220】
100倍の視野に多くの種類が見えて見栄えもするということを狙った標本です。76珪藻を投入して66種が見られます。青い珪藻が抜群のコントラストを見せています。小さなゴムフォネマ,大きなギョロメケイソウ,なかなか投入できないマストグロイアなど,珪藻在庫から惜しみなく注ぎ込んだぜいたくな標本です。プレウロシラにヒビが入っています。ほかに一部の珪藻に欠けがあります。また大形の珪藻は傾いているものがあります。 【J227】
100倍の視野に多くの種類が見えて見栄えもするということを狙った標本です。82珪藻を投入して75種が見られます。青い珪藻が抜群のコントラストを見せています。小さなゴムフォネマ,ピンヌラリア,フルスツリア,大きなギョロメケイソウ,なかなか投入できないマストグロイアなど,珪藻在庫から惜しみなく注ぎ込んだぜいたくな標本です。プレウロシラにヒビが入っています。ほかに一部の珪藻に欠けがあります。また大形の珪藻は傾いているものがあります。 【J202】
珪藻100個を投入してまとめたプレパラートです。明視野で色の出るアクチノキクルス属珪藻を要所に配置し,全体としてコントラストが見事なものに仕上がっています。封入状態もよく,明視野でも暗視野でも飽きない美しさです 【J215】
中央部は高倍率検鏡で視野に収まるように小さな珪藻を並べ,周辺は大形珪藻で低倍率時に美しく見えるように考慮した展示用標本です。暗視野でピンク色に発色する珪藻を集めることに成功し,これを多数投入しています。総合倍率100倍程度の暗視野で見ると素晴らしい眺めです。 【J225】
おなじみのツリーです。すっきりとした台座に完璧に透明な背景,精巧なツリーが引き立つプレパラートです。きわめて高い封入レベルで珪藻の美しさを存分に味わえます。総合倍率100倍,視野数20で全景が入るように製作しています。暗視野で浮かび上がる凛とした姿は見飽きることのない眺めで,照明光線を変えるとツリーの色彩の変化する様子は,四季や昼夜を表すかのようです。今回の製作では取扱の難しい小さなゴムフォネマとピンヌラリアを投入して飾り付けを増やしています。ツリーは同種の珪藻をまとまった数だけ消費してしまうので,なかなか作れない貴重なものです。 【J182】
珪藻140被殻を投入してまとめたプレパラートです。珪藻の状態や封入状態がよく,豪華で見栄えがするものに仕上がっています。暗視野で発色する珪藻も従来製品と比較して発色のよいものになっています。完成度の高いものをお求めの方にも適していると思われます。 【J222】
対物レンズの分解能テストに向いた珪藻を多数並べ,ほかにミクロワールドサービスの保有する珪藻をぜいたくに並べた高品質の標本です。79個の被殻が整然と並び,少なくとも70種以上の珪藻種を正面を向いた整った状態で拝むことができます。ディプロネイスのいくつかに,本来見られない付着物?気泡?のような構造が見られます。ヒドロセラにひび割れがあります。トリゴニウムの四角型に若干の付着物があります。ライレラに染みのような感じがあります。しかし全体としてはよくできていると考えられます。お買い得価格で放出します。 【J197】
F-TEST RGBに用いている発光粒子の大きなものを円形に並べたものです。4倍対物レンズで視野に収まる程度の巨大な円形です。偏光性の粒子も混じっており(画像一枚目),偏光検鏡の標本にもなります。V励起からG励起まで使え,励起光により発光粒子が異なります。V励起で全ての粒子が発光します。低倍率の蛍光顕微鏡で見れば,夜空に尺玉が開いたかのような鮮やかな輝きが見られます(画像2枚目)。対物20倍程度でも蛍光顕微鏡の動作確認に使えます(画像3枚目)。粒子はカバーグラスに接するように配置され,低倍率から高倍率まで収差なく利用可能です。 【J186】
Jシリーズの技術を用いて数十μメートル程度の鉱物をランダムに,全体としてはきれいな円形に整形したものです。粒子数は600個以上あり,製作はきわめて面倒です。鉱物はカバーグラス面に接していますので,高倍率検鏡も可能です。鉱物の中にはインクルージョン的なものも見えます。それぞれの鉱物名は不明です。画像はいずれも円偏光−偏光によるもので,一部の鉱物に偏光色が見えています。画像は上から,対物4倍(NA=0.2),10倍(NA=0.25),20倍(NA=0.75)です。暗視野でも見にくい鉱物が偏光法で浮かび上がるのを実演できますので,偏光顕微鏡等のコントラスト法のデモなどに利用価値があると思います。顕微鏡メーカーさんなどでは利用価値が高いと思います。特価で放出します。 【J201】
おなじみのツリーです。クリスマスツリーともいいます。豪華に2本の構成として,左右で枝の発色が異なるように設計されています。台座にはしっかりとした珪藻を整然と並べ,安定感のある仕上がりになっています。マスコットも健在で,大きめの優雅なギョロメケイソウ(Auliscus)を用いています。封入状態はよく,レベルの高い仕上がりです。難点があるとすれば,基盤ガラスの表面が僅かに荒れている感じがあります。一般検鏡では気付かないレベルです 【J212】
大形でコントラストの高い種を中心に150個を投入して長方形に整理した標本です。中心部は円形でクチビルケイソウを用いて枠を作り長方形としています。10倍対物レンズ,総合倍率100倍,視野数20だと少しはみ出します。暗視野でも美しく,明視野では要所に配置されたアクチノキクルスの青色が素晴らしいアクセントになっています。厚物の珪藻を多く使い,封入がひじょうに難しいプレパラートです。 【J168】
能登半島の珪藻化石を大量に投入して製作したプレパラートです。373珪藻でまとめられた球形の視野は圧倒的で,明視野,偏斜,暗視野,低倍率の微分干渉などで時間を忘れる飽きない眺めです。開口数の低い対物レンズでは絞り込みで珪藻に少し色が出るものがいます。投入珪藻数の割りには種数は多くないので特価で販売致します。 Copyright (C) 2013 MWS MicroWorldServices All rights reserved. (無断複製・利用を禁じます) トップに戻る |